文化政策学部

既成の枠を越えて、文化の新たな地平を切り拓く人材を。

現在につながる歴史の深みと、世界的な社会の広がりを踏まえた視点から、多角的に文化及び芸術を認識し、豊かな感受性と、文化の創造・発展に必要な知識を身につけ、国際的な視野を持って新たな時代を切り拓く人材を育成しています。文化政策学部は、人々が「豊か」だと感じる社会の実現を目指し、いきいきとした社会生活を送るための理念や政策を見つけ出していく力を持つ人材を輩出することで、社会に貢献していきます。

文化政策学部の3学科

文化政策学部では、「国際文化学科」、「文化政策学科」、「芸術文化学科」の3つの学科を設け、社会と文化の関わりを専門的に学びます。複雑、多様な社会について、専門領域だけでなく周辺領域の知識にも触れながら、広く、深く学んでいきます。
文化政策学部の3学科の関連性を示す図。「国際文化学科」と「文化政策学科」は、多文化共生やまちづくりなどの「地域政策」の領域で重なり合います。「文化政策学科」と「芸術文化学科」は、アート・マネジメントをはじめとする「マネジメント」の領域で重なり合います。「芸術文化学科」と「国際文化学科」は、文化・芸術全般の「人文学」の領域で重なり合います。また3学科横断型の文明観光学コースがあります。

文化政策学部で学ぶ

「文化政策とは何か」を理解するために、文化政策学部では学部共通科目として、<文化・芸術>、<政策・マネジメント>、<情報・リテラシー>、<観光>、<選択外国語>の5つの分野の科目群を設置しています。学生は、これらの中からバランスよく科目を選び学んでいきます。これらは、3つの特色ある学科での学習に共通する土台となります。

基礎をつくる5つの科目群

1文化と芸術 各学科の専門分野を学ぶ上で必要な、文化や芸術表現の多様性や歴史などを概観するとともに、異なる文化への理解や多様な社会システム、芸術表現等に関わる幅広い知識を養います。
2政策・マネジメント 企業に加え、政府、自治体、NPO/NGOといった非営利組織も含めた、幅広い経営体における政策の企画立案や評価、経営体のマネジメントの基本を学びます。これらを通じて、人と人、人と社会のより良いあり方に資するための実践的な能力を発揮できるようになることを目指します。
3情報・リテラシー 社会の課題に対する構想力、企画力、問題解決能力を養うとともに、専門的な研究やその成果を、広く社会に向けて発表・表現することや、多様な市民社会の中での合意形成を促進するための実践的なスキルを身につけます。加えて、多様化する情報社会の中で、慎重にこれらに対処するための法的・制度的知識や自身の情報・リテラシーの素養を身につけます。
4観光 欧州から西アジア、東アジアに至る、そして日本国内における観光交流の歴史的潮流を俯瞰し、また産業革命以降、近現代の観光産業の発展にも目を向け、地域の伝統文化や地場産業を活かした観光の基礎知識を学修します。
5選択外国語 必修科目である英語・中国語以外の多様な外国語を学ぶことにより、国内外の社会や市民の多様性、各地の歴史や地理に根ざした社会・経済・文化・芸術などの理解を深めるとともに、コミュニケーション能力の拡充を目指します。

アドミッション・ポリシー

文化政策学部の入学者受け入れ方針をご案内します。

ディプロマ・ポリシー

文化政策学部のディプロマ・ポリシー(学位授与方針)をご案内します。

学科・コース(3学科共通)