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文化政策学部共通科目  カリキュラム

文化概論

地域と文化

我が国の地域社会の構造と変化について理解し、そこに生成し内在する文化のありようと絡めながら、地域社会がわれわれの生活に対して持っている意味について考察する。 今後も激しい社会変動が予想される中、いかに地域社会を分析し、社会的ニーズをとらえるか、また結果としていかに地域の文化を構築していくかを考える基礎力を養う。

産業と文化

社会科学の視点に立って、生産の場としての産業社会の状況分析を通して、そこに内在する文化の有り様を絡めながら、 産業や企業に見られる構造的変化や今日的問題点などについて総合的な理解を深める。

表象文化論

表象文化論とは、社会・文化現象としての表現・表象の横断的・学際的な研究を通じて、文化の歴史的特性と構造的特質を解明する文化の分析学である。 本講義では、さまざまなメディアにおける文化的表象を取り上げ、それらが〈創造〉され、〈伝達〉され、〈受容〉されていく過程総体を考察し、 情報化・国際化社会に要求される〈複眼的思考〉を実践する。

音楽文化論

音楽それ自体を文化現象として捉え、さまざまな時代、さまざまな国々の音楽を鑑賞しながら、その多様性や多彩さの意味を考える。 そうした中で音楽が人間生活とどのような関わりをもっているかを、文化史的社会史的背景とともに考え、さらには現代における多様化した音楽(的)現象をも考察する。

視覚芸術論

視覚芸術の意味とその可能性を探るために、主として西洋における視覚芸術の発展を振り返り、「見ること」と「表象すること」の関わりを具体的作品を例にあげながら分析的に考察する。 また、視覚表現を成立させている要素に焦点を当てて、イメージの持つ機能や力についても考察する。

演劇文化論

人間の営為の現れとしての文化や芸術の中で、演劇などの舞台芸術は特に古い起源と長い歴史をもっている。 舞台芸術の尽きない魅力を解き明かすために、この講義では現代日本の舞台芸術に視点を置いて、演劇が置かれている社会的環境や演劇が果たす役割、 それらの現状と今後の展望を、映像資料を観ながら考察する。

比較文化論

人間の生活習慣や世界観を含む「文化」について、文化に優劣はないという基本認識を持って、それぞれの文化に固有の価値観を尊重しながら 文化を比較するには、どのような見方が必要かを検討する。

英米文学史

教養として必須の英米文学作家・作品を取り上げる。作家の伝記的事項や執筆事情、作品のテーマや特徴等について講じる。 作品を映画化したものを鑑賞したり、英米制作の講義ビデオ(英語)も補足教材として使用する。

比較言語学

世界の諸言語のうち、起源を共通にするものは、同じ「語族」に属すると言われる。1つの語族に属する諸言語の祖先を探求し、諸言語の歴史を解明するのが比較言語学である。 本講義では、主としてヨーロッパの諸言語を資料としながら、比較言語学の基礎を解説する。

イスラーム概論

全世界の5分の1余りの人びとに信仰され、信徒数とその居住地域とを急拡大している世界宗教イスラーム。 グローバル化の進展により誰もがもはやイスラーム教徒と没交渉ではいられなくなった。 ここでは、日常生活から国際関係に至るまで信徒の行動の規範となっているこの宗教独自の世界観・思考様式について初歩から順に学ぶ。

社会思想史

ヨーロッパ近現代の社会に関する思想の特質と問題点を史的に概観するとともに我々が現代社会を生きていく上で近代社会思想をどのように受け止め、 自らの社会思想の形成の中で掘り下げていくべきかを考察する。

市民社会論

市民社会に関する多様な概念や史的展開を概観する。近年の「市民革命」の実態や世界的な非政府組織の発展を踏まえ、 グローバルな視点から市民社会と市民の権利について考える。さらに、ボランティアや公共サービスの一翼を担う非営利組織(=NPO)の活動を考察し、 新たな市民文化の担い手としての市民ネットワークのあり方を展望する。

社会心理学

社会心理学は「人と人とが社会生活の中でお互いにかかわりあう過程」を扱う、心理学の一分野である。 他人をどのような人と見なし(対人認知)、どのように自分のことを伝え(自己開示・自己呈示など)、働きかけ(態度と説得)、 助け合うか(援助行動)、人間関係の基盤にあるしくみに光を当てる。