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立入 正之 TACHIIRI Masayuki

准教授

文化政策学部 芸術文化学科

E-mailアドレス m-tachi@suac.ac.jp

出身地

宇都宮市

学歴

慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了(1995)

学位

哲学修士

経歴

山梨県立美術館学芸員(1994)
東京純心女子大学講師(2003)

担当授業分野

美術史(西洋)、視覚芸術論、ビジュアルアーツ概論 など

研究分野

ヨーロッパ美術史、文化成立論

研究テーマ

社会と美術、文化成立、バルビゾン派とジャポニスム など

研究業績

著書

・『ミレーと出会う』(単著、クレオ、1996)

・『ミレーとバルビゾン派への旅』(共著、毎日新聞社、1996)

・『A.サンスィエ「ミレーの生涯」』(共訳、講談社、1998)

・『美術品鑑賞/鑑定講座』(共著、同朋舎MP、2009)

・『アメリカ文化入門』(共著、三修社、2010)

・『イギリス文化入門』(共著、三修社、2010)

論文・解説

・「J.F.ミレーの「落ち穂拾い」について」(山梨県立美術館、1998)

・「ミレーの故郷と「グレヴィル3部作」」(山梨県立美術館、2002)

・「アート・マーケットにおけるアメリカ抽象表現主義の受容」(『伝統と象徴―美術史のマトリックス』、沖積舎、2003)

・「考察 浮世絵とクールベ」(『日本美術の空間と形式』、二玄舎、2003)

・「バルビゾン派再考」(ニューオータニ美術館、2006)

展覧会

・「自然に帰れ-ミレーと農民画の伝統」展(山梨県立美術館、1998)

・自然との共存-バルビゾンの画家たち(山梨県立美術館、2001)

・ボストンと山梨のミレー(山梨県立美術館、2002)

・「近代フランス絵画-花と緑の物語」展(東京都現代美術館、2004)

・ヨーロッパと日本 きらめく女性たち(ホテル・オークラ東京、2005)

・日蘭通商400年記念 オランダ絵画展(ホテル・オークラ東京、2008)

受賞歴

(社)日本印刷産業連合会優秀賞(1998)
読売新聞社美術館連絡協議会奨励賞(2000)

所属学会・団体

美学会、美術史学会、三田芸術学会、J.F.MILLET Research Project(MRP)、国際美術評論家連盟

社会的活動

静岡県立美術館専門評価委員、MRP委員

メッセージ

 芸術に関われる、特に芸術イベントをマネジメントする職業に就きたいという気概のある人材を、文化的芸術的感性を持った実務家として社会に送り出すことがひとつの使命だと考えます。もちろん芸術業界のみならず、企業社会や教育界でも学んだことを生かして、文化と芸術をとおして社会貢献のできる人材となってほしいと思います。
 西洋美術史の授業においては、古代ギリシア・ローマからルネッサンス、バロック、ロココ、そして近現代の多様な美術作品の魅力を伝えることのほか、芸術のパトロネージ、芸術と国家、芸術と政治など、それぞれの美術作品が成立した背景を多角的に取り上げます。例えば「パリの変化・発展にともなう美術の変化」「絵の大きさの変化」「不況下におけるアメリカの巨大絵画の誕生」など、美術史の基本的な知識や理論に加え、美術を広い視点から見渡して、歴史や社会、文化の脈絡の中で理解し、貴重な文化遺産の継承と、これからの日本の文化の発展の一翼を担える能力を習得することを期待します。
 また、作品と芸術家にとって最良の環境を整え鑑賞者に提供するアートマネジメントのプロフェッショナル、つまり芸術活動の基盤を支える仕事は、まず人とのコミュニケーションが好きで他者への眼差しを持つことのできる姿勢を持たないと務まりません。および、芸術家や鑑賞者との時には相容れない主張や要求をつなぎ、そこから新しい可能性を生み出すことのできる心の広さを持つことも必要でしょう。これらには修業が必要です。授業内で美術館・展覧会の見学・調査等の課題にもとづいた発表・討論の機会を増やすことで、社会に出てからも人前で物怖じしない骨太の精神を養ってほしいと思います。また日常の交流においても、学園祭や課外活動などへ積極的に参加をして広い視野を持つようにしてください。さらに「獣身を成して人心を養う」の如く、知力だけではなく体力的にも優れたバランスを持ち、あきらめず、ねばり強い忍耐力を身につけてください。