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谷川 真美 TANIGAWA Mami

芸術文化学科長、教授

文化政策学部 芸術文化学科
大学院 文化政策研究科

学歴

大阪大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得

学位

文学修士

経歴

美術評論家
京都服飾文化研究財団学芸員(1995~2000)
神戸山手女子短期大学非常勤講師(1997~2000)
大阪工業大学非常勤講師(1997~2000)
静岡大学非常勤講師(2001~2004)
愛知大学非常勤講師(2007~)

担当授業分野

現代美術論、鑑賞と批評(美術・造形)、美学 など

研究分野

美学、芸術学、現代美術

研究テーマ

現代美術と公共性、都市と美術、現代と美術、モダニズム

研究業績

著書

・『文化政策を学ぶ人のために』(世界思想社、2002)

Public + Art:Practice(上海科技出版、2003)

・『シェルター&サヴァイバル/ファンタスティックに生きるためのもうひとつの家』(広島市現代美術館、2008)

Flatness Folded(MCCM Publishing, 2009)

論文・解説

・「匿名性の芸術作品―パブリックアートと都市:フランスの事例を中心として」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.2、2001)

・「移行するモニュメンタリティー」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.3、2002)

作品・プロジェクト

・現地映画会1 in アサヒ・アート・フェスティヴァル 2008

所属学会・団体

美学会、映像学会

社会的活動

浜松市美術館協議会委員
静岡県立美術館第三者評価委員会委員
浜松市フラワー・フルーツパーク公社理事
K-MIX番組審議会委員
浜松市楽器博物館運営協議会委員

メッセージ

現代をアートから考える

 芸術(アート)と呼ばれる現象は、歴史的にみると、その時代を端的に表現し、あるいは、その先にやってくる時代をいちはやく示していたものであったということができます。それは現代においても同じであると考えられます。
 不安定で混迷の時代と評される現代を、つぎの時代へと導くひとすじの可能性とは何なのか。信じるものがなくなったといわれる私たち現代人を「生かす」ことのできるのは、いったいどのような考えなのか。このような時代だからこそ、一見、時代の混沌を示しているにしかすぎないように思える芸術(アート)の領域をさぐることによって、その手がかりを見つけ出すことができるのではないかと考えます。
 現在、芸術(アート)と呼ばれるものとそうでないものの境界は限りなくあいまいになっています。私たちのまわりにある「アート」や「アート」のような・ものに私たちが接する機会も、以前に比べると格段に多くなっているということを意味しています。だからこそ、あらゆるものを簡単に「アート」と呼んでしまうのではなく、そのような冠を取り去った「そのもの」として考えること、「アート」とは何かという本質的な問いについて、社会や経済といった一見するとアートとは遠いように思われる事象との関わりにおいて考えること、つねに作品をリアルな視点からとらえることを心がけています。