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米屋 武文 YONEYA Takefumi

教授

文化政策学部 文化政策学科

出身地

山口県

学歴

名古屋大学大学院農学研究科博士課程食品工業化学専攻修了(1981)

学位

農学博士

経歴

静岡県立大学短期大学部助教授(1987)
ハワイ大学マノア校客員研究員(1987、1990、1998)
ケニア共和国ジョモ・ケニヤッタ農工大学客員教授(1995)

担当授業分野

食と健康、食文化論、地域産業論(食品科学と産業) など

研究分野

食文化、食品加工学、食品微生物学、発酵食品

研究テーマ

伝統食文化の発掘と育成、米粉・芋粉食品の開発

研究業績

著書

Handbook of Vegetable Preservation and Processing(共著、Marcel Dekker Inc.、アメリカ、2003.9)

・『にぎわい文化と地域ビジネス』(共著、春風社、2004.11)

・『地域の知恵を活かそう』(共著、三恵社、2005.4)

Handbook of Food Science, Technology, and Engineering vol.4(共著、CRC Press、アメリカ、2005.12)

Bakery Products Science and Technology(共著、Blackwell Publishing、アメリカ、2006.6)

Handbook of Food Products Manufacturing(共著、A John Wiley & Sons, Inc.、アメリカ、2007.3)

・『イタリアの伝統蒸留酒 グラッパ』(翻訳監修、三恵社、2007.10)

論文・解説

・「米粉FOODコンテスト2008 米粉FOOD作品集講評」(静岡県産業部こめ室、2009.3)

・「技術士11」(日本技術士会、2010.11)

・「農家が教える米粉活用読本」(農文協、2011.1)

作品・プロジェクト

・FOOMA JAPAN(2003国際食品工業展)日機装ブースにて米粉菓子パン出展(東京ビッグサイト、2003.6)

・FOOMA JAPAN(2004国際食品工業展)日機装ブースにて米粉菓子パン出展(東京ビッグサイト、2004.6)

・浜名湖花博 しずおかふるさと館にて米粉パン、米粉菓子パン出展(浜名湖ガーデンパーク、2004.9~2004.10)

・FOODEX JAPAN 2006(国際食品・飲料展)農水省総合食料局ブースにて100%米粉麺出展(幕張メッセ、2006.3)

・FOODEX JAPAN 2007(国際食品・飲料展)米穀安定供給確保支援機構ブースにてグルテンフリー米粉パン出展(幕張メッセ、2007.3)

・第5回デザート・スイーツ&ドリンク展 群馬製粉ブースにてJ麺出展(東京ビッグサイト、2008.4)

・FOOMA JAPAN(2008国際食品工業展)不二精機ブースにてJ麺出展(東京ビッグサイト、2008.5)

・第6回デザート・スイーツ&ドリンク展 群馬製粉ブースにてJ麺、ロールケーキ出展(東京ビッグサイト、2009.4)

・第7回デザート・スイーツ&ドリンク展 群馬製粉ブースにてJ麺出展(東京ビッグサイト、2010.4)

特許等

・商標「第30類菓子及びパン」取得 登録第4768925号(2004.4)

・特許「100%米粉麺」出願 特願2005-373965(2005.12)

・商標「第30類 穀物の加工品等」取得 登録第5007973号(2006.12)

・特許「米粉を含んだ菓子及びその製造方法」取得 特許第3934667号(2007.3)

・商標「第30類 お好み焼き、菓子及びパン」取得 登録第5145169号(2008.6)

・特許「玄米食品及びその製造方法」出願 特願2009-20080(2009.1)

その他の活動

・群馬製粉株式会社技術アドバイザー

・浜松大学健康プロデュース学部非常勤講師

所属学会・団体

日本食品科学工学会、日本食品保蔵学会、日本酪農科学会、日本乳酸菌学会

社会的活動

食育ネットしずおか(農林水産省)、しずおか「こだわりの米!」サポーターズクラブ(静岡県こめ室)、静岡県米粉食品普及推進連絡会(関東農政局静岡農政事務所)、しずおか・うまいもの創生事業実行委員会長(静岡県商工会連合会)、こめ粉食品コンテスト実行委員会長(静岡県茶業農産課)、静岡県消費生活審議会委員(静岡県県民部県民生活室)、浜松市中央卸売市場開設運営協議会委員会長

メッセージ

食料問題の解決に向けて

 世界の人口は69億人ですが、2025年には80億人、2050年には92億人に達すると国連は予測しています。一方、世界の耕地面積は1990年頃から頭打ちの状態が続いており、従って1人当たりの耕地面積は減り続けています。そもそも私たちが住んでいる地球には何人位の人間が生存可能なのでしょうか。この問題の答えは生活のレベルによって異なります。アメリカ人並みの生活で23億人、ヨーロッパ人並みで41億人、日本人並みで61億人、バングラデシュ並みで100億人強といわれています。つまり世界中の皆が先進国並みの生活をすれば、現在の食料生産量では足りないということです。実際、9億人もの人が栄養不良の状態に置かれています。このような背景から、将来予測される食糧難に備えて世界中の農地の争奪戦が展開されつつあるのが世界の現状です。
 それでは日本はというと、食料自給率は40%(カロリーベース)で、先進国の中で最低の水準が続いています。足りない60%を確保するために日本の耕地面積の2.5倍もの農地を外国から借りて、同時に大量の水も借りることで私たちの飽食ともいえる生活が成り立っている計算になります。また、海外からの食料輸入のためにフードマイレージも突出して多く、環境への負荷が心配されています。これまでのように、付加価値の高い工業製品を輸出し、安い農産物は輸入に頼っていれば良いという考え方は通用しなくなりつつあります。そのため、国は10年後に食料自給率を50%に高める政策を掲げていますが、年々減少する耕地面積と農業就業者数、加えて高齢化の問題もあって達成は容易ではありません。最も効果的なことは、国内で作れるものを食べれば良いということで、私の研究室では国内で唯一自給できる作物であるコメを沢山食べるようになるための研究開発を進めています。毎年500万トンの小麦を輸入してパン、麺、菓子が作られていますが、これを可能な限り国産米で作るという試みです。
 既に市販になったものもありますが、まだまだ開発途上で普及のための努力も必要です。このような、国内そして地球レベルで食料問題に関心があり、問題解決に取り組んでみたいという学生が研究室に来ることを期待しています。