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林 在圭 LIM Jaegyu

教授

文化政策学部 国際文化学科

E-mailアドレス imu@suac.ac.jp

学歴

早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程生命科学専攻満期退学(1999)

学位

博士(人間科学)

経歴

早稲田大学人間科学部助手(1999)
静岡文化芸術大学文化政策学部助教授(2006)
静岡文化芸術大学文化政策学部准教授(2007)
静岡文化芸術大学文化政策学部教授(2011~)

資格

専門社会調査士

担当授業分野

韓国社会文化論、国際文化入門1、韓国語上級、フィールドワーク手法など

研究分野

村落社会、韓国文化、日韓比較文化

研究テーマ

韓国農漁村の生活文化、韓国の儀礼と食文化研究

研究業績

著書

・『新編白川村史』下巻(共著、白川村史編さん委員会、1998)

・『アジアの少子高齢化と社会・経済発展』(共著、早稲田大学出版部、2005)

・『東アジア村落の基礎構造』(共著、御茶の水書房、2008)

・『人類学ワークブック―フィールドワークへの誘い―』(共著、新泉社、2010)

・『医食文化叢書工医食文化の世界』(共著、早稲田大学国際医食文化研究所、2010)

論文・解説

・「村におけるユイとコウリャク―屋根葺き替えを中心として―」(『新編白川村史』下巻、白川村史編さん委員会、1998)

・「韓国における「門中」の構造と機能―忠清南道宜寧南氏忠壮公派門中を中心に―」(『日本村落研究』No.9、日本村落研究学会、1998)

・「宗族マウルにおける生業変遷と小農経営―韓国忠清南道唐津郡宗族マウルの事例―」(『ヒューマンサイエンス』13-1、早稲田大学人間総合研究センター、2000)

・「韓国大綱引き祭りの現在―忠清南道機池市綱引きの事例―」(共著、『村落社会のフィールドワーク』、早稲田大学人間科学部村落社会学研究室、2002)

・「韓国における豊漁祭の現在―西海岸忠南唐津郡内島豊漁堂クッの事例―」(共著、『早稲田大学人間科学部紀要』17-1、人間科学研究、2004)

・「韓国における副食文化の変容と健康食ブーム」(共著、『食生活研究』25-2、食生活研究会、2005)

・「韓国における高齢化と高齢者問題の現在」(共著、『アジアの少子高齢化と社会・経済発展』、早稲田大学出版部、2005)

・「韓国の祖先祭祀における食文化」(共著、『女子栄養大学栄養科学研究所年報』14、2006)

・「韓国の農漁村における医食同源の変容に関する実証的研究」(『研究紀要』第20巻、アサヒビール学術振興財団、2007)

・「チプ・家族・家口の様態」(『東アジア村落の基礎構造』、御茶の水書房、2008)

・「韓国における韓服の伝統とその特徴」(『アフラシア』No.7、現代アジア・アフリカセンター、2010)

・「文化的行為としての食生活―食研究の視産―」(『研究紀要』第10巻、2010)

・「食べる―食べ物を考える―」(『人類学ワークブック―フィールドワークへの誘い』、新泉社、2010)

・「韓国の食生活における日常食と儀礼食―忠清南道唐津郡―村落の事例を中心に―」(『医食文化叢書工医食文化の世界』、早稲田大学国際医食文化研究所、2010)

・「韓国の伝統衣料における近代化の課程―中部忠清南道韓山モシを中心に―」(『アフラシア』No.8、現代アジア・アフリカセンター、2010)

・「韓国における日常食の特徴と基本パターン―忠清南道―両班村落の事例を中心に」(『研究紀要』第11巻、2011)

所属学会・団体

日本村落研究学会、日本社会学会、日本生活学会、日本生活文化史学会

メッセージ

 専門は韓国文化・韓国語ですが、東アジア(韓国と日本)を主なフィールドとして、村落社会の社会学的かつ文化人類学的調査・研究を行っています。 私は、異なる文化に生きる人々の生活様式・社会構造・観念体系を照射することによって、特定文化をホリスティックな全体として把握しようと試みます。 この目的を達成するために、研究方法としては伝統的な村落社会を対象に、フィールドワークを通じて、その生活様式(文化)の全体像を記述する作業(エスノグラフィの民族誌を書くこと)を続けています。 とくに最近では、韓国の基層的社会構造と文化的特質を解明するための研究をすすめています。 韓国文化は、二重構造(両班の儒教文化の大伝統と民間のシャーマニズムにもとづく民俗文化の小伝統)から構成されているといわれます。 そこで長年にわたって、韓国の大伝統としての儒教的な両班文化を解明するために特定地域(忠清南道唐津郡)の伝統的な農民社会の「両班マウル」と、そして小伝統としての土着的な民俗文化を解明するために伝統的な小規模漁民社会の漁村マウルを対象に、当該村落における生活諸相の究明に取り組んでおります。
 一方、韓国文化の理解はあらゆる面で日本との意外な差異や微妙な違いに気づくことが多く、それは日本人にとって自文化理解と自己認識にも多くの手がかりを与えてくれるはずです。 学生諸君には韓国文化の理解を通じて、多角的なものの見方や考え方を養い、地域社会や異文化にも目を向け、相互理解を促進させるという、理解と交流を行う教育をめざして行きたいと思います。