静岡文化芸術大学/Shizuoka University of Art and Culture お問い合わせ 交通アクセス
トップページ > 教育(学部・大学院) > 教員紹介 >
ここから本文です

黒田 宏治 KURODA Kohji

生産造形学科長、教授

デザイン学部 生産造形学科
大学院 デザイン研究科

E-mailアドレス kuroda@suac.ac.jp

学歴

東京工業大学 制御工学科 卒業(1979)

学位

工学士

経歴

(株)GKインダストリアルデザイン研究所(1979)
(株)GK 企画調整室長(1988)
静岡文化芸術大学助教授(2000)
静岡文化芸術大学教授、静岡文化芸術大学大学院教授(2004)

担当授業分野

デザイン産業論、地域産業デザイン論 など

研究分野

社会・地域デザイン、産業デザイン振興、地域政策、地域産業論、デザインと社会

研究テーマ

デザイン産業の歴史と展望
創造産業とデザイン都市
地域社会とデザインマネジメント
パートナーシップ型の地域経営のまちづくり
現代社会とデザイン(文学とデザインなど)

研究業績

著書

・『都市の道具』(共著、鹿島出版会、1986)

・『都市とデザイン』(共著、電通、1992)

・『地域を活かす第3セクター戦略―成功するための設立と運営の手引き』(共著、時事通信社、1993)

・『デザインの産業パフォーマンス』(鹿島出版会、1996)

・『地域経営の革新と創造』(共著、丸善、2000)

・『デザイン事典』(共著、朝倉書店、2003)

・『不断拡展的設計』(共著、湖南科学技術出版社(中国)、2004)

論文・解説

・「京都の若者から見た東京観」(共著、総合研究開発機構、1991)

・「京都における若手デザイナー定住をめざした情報環境整備のあり方」(共著、総合研究開発機構、1992)

・「中国地域における地域デザインセンターのネットワーク形成」(共著、総合研究開発機構、1993)

・「地域デザインセンター計画の推進」(日本産業デザイン振興会、1994)

・「地域活性化へのストラテジー」(第3セクター研究学会年報、1994)

・「電源地域へのデザイン導入に向けて(「デザインシナリオ」の提案)」(共著、日本産業デザイン振興会、1997)

・「デザインの新たな地域展開へ向けて」(『VOICE OF DESIGN』Vol.3-2、日本デザイン機構、1997)

・「電源地域自治体の果たす役割(地域デザインシナリオの円滑な推進のために)」(共著、日本産業デザイン振興会、1998)

・「横切りのデザイン振興―次代の道標となる課題の創造」(『VOICE OF DESIGN』Vol.4-2、日本デザイン機構、1998)

・「地域デザインと自治体課題」(日本産業デザイン振興会、1999)

・「宮崎県綾町 手づくり工芸とまちづくり」(日本産業デザイン振興会、1999)

・「まちづくりと観光産業」(『VOICE OF DESIGN』Vol.5-3、日本デザイン機構、1999)

・「地域デザイン方法論の試み―地域デザインシナリオの提案」(『芸術工学会誌』No.21(日韓国際論文集)、1999)

・「産学官デザイン連携の新展開について」(『日本デザイン学会誌デザイン学研究特集号』Vol8,No3、2001)

・「静岡県デザインセンターの活動展開」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.2、2001)

・「静岡県におけるデザイン振興行政の変遷」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.3、2002)

・「間伐材利用の地域連携デザインの試行」(『芸術工学会誌』No.35、2004)

・「木の文化の可能性と展望」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.4、2003)

・「静岡県内企業におけるデザイナー動向に関する一考察」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.4、2003)

・「地域連携デザインの実践」(共著、『芸術工学会誌』第35号、2004)

・「産学連携によるデザイン活用」(日本デザイン学会第52回研究大会、2005)

・「浜名湖花博ユニバーサルデザインベンチプロジェクト」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.5、2004)

・「天竜杉を生かした地域デザイン」(芸術工学会神戸大会、2006)

・「静岡家具を対象にしたサスティナブルデザインの可能性」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.6、2005)

・「川根町温泉にみる第3セクター戦略の可能性」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.7、2006)

・「デザイン教育という新領域(認識編)」(『VOICE OF DESIGN』Vol.12-3、日本デザイン機構、2007)

・「わが国の地域活性化と第3セクターの可能性」(建国大学経済経営研究所・日本第3セクター研究学会日韓共同学術セミナー論文集、2007)

・「東海地区デザインの現状と課題」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.8、2007)

・「わが国の地域活性化と第3セクターの可能性」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.8、2007)

・「デザイン都市へのアプローチ」(文化・芸術研究センター『文化と芸術』Vol.7、2008)

・「高岡地域のものづくり産業の現状と課題」(芸術工学会富山大会、2008)

・「中国の大学教育におけるデザイン教育の動向」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.9、2008)

・「浜松市東区における地域福祉デザインのための現状調査(1)」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.10、2009)

・「よみがえる清張時代のデザイナー像」(『芸術工学誌』特別企画号、2010)

・「東京立地の地域デザイン振興の可能性」(『芸術工学誌』特別企画号、2010)

・「デザイン教育という新領域を考える」(『芸術工学誌』特別企画号、2010)

・「地域デザインへのアプローチ」(『日本デザイン学会誌』デザイン学研究特集号Vol.17、No.1、2010)

作品・プロジェクト

・地域産業おこし構想/地域産業振興計画(釜石、能代、輪島、瑞浪、輪島、宇和島ほか)

・産業デザイン振興計画/デザイン拠点構想(横浜、名古屋、広島、群馬ほか)

・電源地域第3セクター事業導入調査、定着促進調査(通産省)

・国際博覧会構想・計画(筑波科学技術博、大阪花と緑博、名古屋世界デザイン博など)

・特定地域の産業構造転換調査(地域産業の活力と魅力づくり推進調査)

・デザイン系大学・研究所設立構想(静岡、山形)

・デザインを活用した地域活性化調査(地域デザインシナリオの構築)

その他の活動

・通産省 デザイン政策研究会委員(1993)

・日本産業デザイン振興会 デザイン創造支援拠点研究会研究アドバイザー(1993~1994)

・通産省 デザインイニシアティブ研究会委員(1996~1997)

・日本産業デザイン振興会 電源地域デザイン調査委員会委員(1996~1999)

・静岡文化芸術大学開学準備委員会専門委員(1997~2000)

・通産省 デザイン政策評価調査研究委員会委員(1998~1999)

・浜松市 第4次浜松市総合計画策定会議委員(1999~2001)

・静岡県ものづくり支援企画運営委員会座長(2000~2002)

・静岡県産業デザイン振興企画調整会議委員(2001~2003)

・浜松市福祉有償運送運営協議会委員(2005~)

・浜松市天竜・浜名湖環境共生計画策定委員会委員長(2006~2007)

・浜松市商業集積ガイドライン策定検討委員会委員(2006~2007)

・浜松市環境審議会環境評価部会専門委員(2007~)

・磐田市土地利用構想検討委員会委員長(2008~2009)

・浜松市大規模小売店舗立地審議会副会長(2008~2010)

・浜松高齢者と家族の生活を考える研究会アドバイザー(2008~2010)

・静岡県客員研究員(2009)

所属学会・団体

芸術工学会、第3セクター研究学会、日本デザイン学会

社会的活動

浜松市商業集積審議会会長
浜松フレンズ連絡会座長(共催:さわやか福祉財団 他)
静岡県西部高等教育ネットワーク会議運営委員

メッセージ

創造産業とデザイン都市

デザインというと、すぐに色や形のこと、造形の営みを思い浮かべる方もあるかもしれません。 でも、それはデザインの目に見える一面に過ぎず、決して本質を捉えているとは言えません。 それではデザインとは何でしょうか? 私は、デザインとは問題解決の知恵であると考えています。 問題を発見し、解決への手だてを講じていくプロセス。解決への方向性、即ち目標像を提示して、新たな価値の導入を図り(構想力)、そこに様々な技術や経済等のリソースを集約・仲介し(調整力)、姿形ある実体へと着地させていく(造形力)、そのような一連のプロセスが、デザインなのです。 ここで、実体化に導くというはたらきは、なにも目に見える製品や空間だけでなく、目に見えない社会や地域の仕組みやシステムも対象であることを、急いで付け加えておかなければなりません。 新たな価値の実体化を進めていく、造形力だけでなく、構想力と調整力を併せ持った実践の営みであるわけです。 そしてデザインの調整力、コーディネーション力ないしプロデュース力と言い換えてもよいでしょう。 デザインは社会の様々な専門性や担い手をつなぐパートナーシップの要になるものとして、新たな産業展開や地域活性化のカタリスト(触媒)となる潜在力を秘めています。 創造性に拠って立つこれからの日本の産業の一つの核となる営為と言えるでしょう。デザインとの出会いは、よりよき産業や文化、まちづくり、福祉、環境などを生み出す契機となるはずです。 そんなデザインの可能性を、地域という総合性のある時空間に広げていけたらと考えています(地域連携デザイン)。