武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科(1971)
生産素材加工演習、移動具デザイン、プロダクトデザイン など
「乗用車のデザイン」(『自動車技術会会誌』、1999)
・軽自動車「アルト」デザイン開発(1979年発表)
・小型車「カルタス」GM社共同デザインプロジェクト(1983年発表)
・軽自動車「カプチーノ」モーターショープロジェクト(1991年発表)
・軽自動車「ワゴンR」デザイン開発(1993年発表)
・軽自動車「ラパン」デザイン開発(2002年発表)
・小型車「スイフト」「スイフトスポーツ」デザイン開発(2004年発表)
・小型車「S×4」デザイン開発(2005年発表) 等
「ワゴンR」RJCカーオブザイヤー(1994、2009)
「スイフト」RJCカーオブザイヤー(2006)
「アルト」日本流行色協会オートカラーアワードデザイナーズ賞(2005)
「イグニス」イタリアAutomobilia誌World most beautiful car賞(2004)
「アルト」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(1989)
「カプチーノ」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(1992)
「ジムニーワイド」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(1993)
「ワゴンR」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(1993、2008)
「Kei」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(1999)
「MRワゴン」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2001、2006)
「キャリイトラック」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2002)
「ツイン」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2003)
「スイフト」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2004)
「エスクード」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2005)
「セルボ」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2006)
「ラパン」日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞(2008) 等
私は当地浜松で長年にわたる自動車デザインの仕事を経験した後、2009年10月から当校の研究者になりました。
私の体験してきたデザイン業務の変遷は、そのまま日本の自動車産業進化の軌跡と重なり、その中にはデザインの開発における表現技術の革新や地域ごとの文化背景に沿ったリアルな体験など多くの情報が含まれています。
例えばカーデザインの世界でのデジタル革命によるスケッチや図面、モデル表現の変化、地域ごとに異なる自然や環境がもたらすエクステリア、インテリアの造形や色彩の変化など、若い人たちに具体的事例をもとにした分かりやすい説明をすることで私の経験や知識を生かせれば幸いと思っています。
企業においてはアルトやワゴンR等の軽自動車をはじめとするコンパクトな車のデザインを多く手がけてきましたが、失敗や成功の体験の中から、日常生活に密着したプロダクトほど実利や普遍性が欠かせない要素であることを身にしみて感じており、真に顧客から求められる商品には常に普遍性のある本質が分かりやすく表現されることが必要条件であると考えています。
人々にプロダクトの内に含まれるメッセージを分かりやすく伝え、新鮮な経験や高い利便性、飽きることのない魅力を提供することがデザインに課せられた役目であり、常にユーザーとの共感を得ることが大切であることを伝えていくとともに、日常生活に役立つ一般的なプロダクトで多くの人たちが優れたデザインを共有することの出来る環境が実現すれば大きな喜びです。
