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川口 宗敏 KAWAGUCHI Munetoshi

大学院デザイン研究科長、教授

デザイン学部 空間造形学科
大学院 デザイン研究科

E-mailアドレス kawaguti@suac.ac.jp

出身地

静岡市

学歴

ハーバード大学大学院デザイン学部都市デザイン学科修了(1979)

学位

工学博士

経歴

パオロ・ソレリ ファンデーション(U.S.A)アーキテクト(1974~1975)
丹下健三・都市建築設計研究所 主任建築家(1979~1981)
川口建築都市設計事務所 専務取締役(1981~1990)
東海大学学部・大学院 助教授・教授(1990~2000)

資格

一級建築士、インテリアプランナー

担当授業分野

空間計画、地域環境計画、都市デザイン特論A・Ⅰ・Ⅱ(大学院)、ランドスケープデザイン特論A・B(大学院) など

研究分野

都市デザイン、環境デザイン、建築デザイン

研究テーマ

景観、中心市街地活性化、公共交通施策、まちづくり、パブリックアート

研究業績

著書

・『建築の知の構造』(共訳、彰国社、1980)

・『設計論』(単著、鹿島出版会、1984)

・『玉露の里物語』(共著、静岡新聞社出版局、1992)

・『駿河湾の自然』(共著、静岡新聞社出版局、1996)

・『待月楼と瓢月亭』(共著、静岡新聞社出版局、1996)

・『宇宙から深海底へ』(共著、講談社サイエンティフィク、1997) など

論文・解説

・「3レベルシステムによる設計過程」(単著、日本建築学会、1974)

・「設計プロセスにおける設計言語の共時的構造」(単著、日本建築学会、1976)

・"Tomorrow’s habitat", 共著, UNESCO, The Courier,1985

・「都市をデザインする」(単著、『静岡総合研究機構SRI』No.23、1990)

・「海洋文化都市のデザイン」(単著、『東海大学市民教養講座』第6集、1992)

・"Design Concepts", 単著, Harvard University Graduate School of Design, International Forum 1992

・「地域の活性化とまちづくり」(単著、『日本商工会議所中小商業活性化報告書』、1993)

・「風格ある都市づくり」(単著、『静岡総合研究機構SRI』No.36、1994)

・「沿岸域の環境創造のあり方」(共著、日本港湾協会、1995)

・「沿岸域のシビックデザイン」(単著、日本沿岸域学会、1995)

・「ウォーターフロント開発に関する一連の研究」(共著、日本沿岸域学会、1995~1997)

・「屋上緑化デザイン手法の研究」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.2~Vol.4、2001~2003)

・「「サマースクールinかんばら」の報告」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.3、2002)

・「佐鳴湖の景観」(共著、『静岡県戦略課題研究報告書』、2008)

・「パブリックアートと地域社会に関する学際的研究」(共著、『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.9、2008) など

作品・プロジェクト

都市・環境デザイン

・公園に建つ休息所(1972)  ・レクリエーション活動のための空間(1972)

・農村集落住宅(1973)

・ニューヨーク・アーバン・アート・コリドア計画(1977)

・モントリオール・ウォーターフロント再開発計画(1978)

・メルボルン・ランドマーク設計競技応募案(1979)

・ユネスコ・サバーバン・グリーン・コミュニティ計画(1984)

・清水市日の出地区ウォーターフロント再開発計画(1987)

・浜北リサーチパーク環境整備計画(1987)

・富士川駅前公園設計(1988)  ・新湊市ウォーターフロント計画(1989)

・岡部町玉露の里設計(1991)  ・掛川市小夜の中山公園設計(1991)

・静岡市七ぶらシネマ通り設計(1992)  ・日本平及び静清庵広域計画(1992)

・静岡市呉服町通り設計(1993)  ・三島市山中城址周辺整備計画(1993)

・静岡駅北口広場周辺環境デザイン(1993)

・吉田町国際園芸博覧会構想案(1995)  ・湖西市JR鷲津駅前広場設計(1999)

・清水市タラソピア計画(1999)  ・浜松市アクト通り設計(2004) など

建築デザイン

・スポーツクラブを持つ地区センター(1974)

・ギリシャ・サントリーニ島研究施設計画案(1979)

・名古屋芸術創造センター設計競技応募案(1980)

・稲沢市萩須記念美術館設計競技佳作案(1982)

・岩崎邸(1984)  ・待月楼(1986)  ・店舗Sui(1989)

・静岡市芹沢美術館収蔵庫(1990)

・清水市飯田北保育所設計競技最優秀案(1990)

・静岡県茶文化センター構想案(1991)

・浜松地域テクノポリス中核施設構想案(1991)  ・富士川町地域福祉センター(1992)

・清水市羽衣資料館基本計画(1992)  ・スルガ銀行御殿場北支店(1992)

・静岡市長田地区複合施設「オーク」(1994)  ・芝川町保険福祉センター(1994)

・清水港マリンターミナル(1998)  ・みかんの家(2000)  ・杉山邸(2002)

・特別養護老人ホーム楽寿の園(2002)  ・草庵茶席「円層」(2002)

・河村・中台邸(2003)  ・草庵茶席「遊空」(2003)

・静岡市登呂博物館(2008) など

モニュメント・デザイン制作

・蒲原町竹久夢二歌碑モニュメント(1988)

・清水市港町商店街モニュメント「勢生」(1993)

・芝川町新稲子川温泉モニュメント「ゆうわ」(1993)

・静岡市呉服町通りストリートファーニチャ・モニュメント(1993)

・清水市清水銀座モニュメント「三方子」(1996)

・静岡県わかふじ国体炬火台(2002)

・天竜蔵シック茶席空間インスタレーション「花道茶席」(2006)

・静岡県景観賞受賞プレート(2008)

・浜松モザイカルチャー世界博2009・静岡県出展モニュメント(2009) など

受賞歴

ユネスコ世界青年建築家国際設計コンクール グランプリ授賞(1983)

UIA(国際建築家連合)主催国際学生設計競技ブルガリア大会 入賞(1972)

浜松モザイカルチャー世界博 審査員特別デザイン賞(2009)

日本建築士会連合会建築設計競技 金賞(1972・1974)

中部建築賞 入賞(1987)

静岡県都市景観賞 最優秀賞(1992・2005)

静岡県住まいの文化賞 優秀賞(1996・2004)

静岡市市民景観大賞 最優秀賞(1993・1997)、優秀賞(1994)

静岡県文化奨励賞(1993) など

所属学会・団体

日本建築学会、日本都市計画学会、土木学会、日本造園学会、日本沿岸域学会

社会的活動

国土交通省中部地方交通審議会専門委員(2003~2007)

国土交通省中部地方整備局景観アドバイザー(2009~)

静岡県建築審査会会長(2001~2007)

静岡県景観賞審査委員会特別委員(2008~)

静岡市都市計画審議会会長(2006~)

静岡市交通政策協議会会長(2003~)

浜松市都市計画審議会会長(2009~)

浜松市景観審議会会長(2001~2009)

沼津市文化財保護審議会会長(2003~)

三島市景観審議会会長(2010~)

熱海市まちづくり審議会会長(2005~) など

メッセージ

デザインにおける物語性

デザインに関して、20代は研究・実務、30代は実務、40代は教育・研究・実務、50代は教育・実務・研究といった具合で、研究・実務・教育からなる3分野を行ったり来たり、いやぐるぐる回る感じで、この40年間程、活動してきました。また、デザイン対象も、モニュメント、彫刻、ファーニチャ、インテリア、建築、公園、道路、都市に至るまで、小さなものから大きなスケールのものまでありました。デザインという大枠の中で考えれば1分野ですが、今日の専門化・細分化したデザイン分野からすれば、デザイン対象は広範囲に亘り、様々な経験を積むことができたことは幸運でした。
この様な状況下で、デザイン活動において大切なことは、デザイン作品に物語性を織り込むことであると考えています。ここでの物語性とは、デザイン作品が持つ見る人や使う人の感性を刺激する資質であり、存在内容であります。従って、優れた小説がその名文により醸成する雰囲気によって読者を堪能させるように、優れたデザイン作品の物語性は、創出された空間やものによって利用者を感動させることができると考えます。
デザイン過程におけるコンセプトづくりとは、この物語性の骨格づくりであり、作品の純粋化・結晶化へ向けた行為であります。創造的なデザイン作品は、明解で訴求力あるコンセプトによって構築され、味わい深く読み応えある物語性を備えていると思います。私は、これからのデザイン活動も、美しい物語性を宿す作品を生成できたらと考えています。

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