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[ 学生・卒業生の活躍 ] 学生ボランティア組織 ”地域の障害者へ自助具を提供するJDP(自助具デザインプロジェクト)”の活動紹介

JDP(自助具デザインプロジェクト)活動とは
デザイン学部生産造形学科の坂本研究室では平成18年4月、学生によるボランティア組織「JDP(自助具デザインプロジェクト)」を結成!
身体的障害を持つ地域在住者の日常生活支援のための自助具(注*)をデザイン・制作し提供する活動を行っています。
(注*):自助具とは体の不自由な人が日常生活を過ごしやすく、自分でできるように工夫した道具。
      一人々の手や腕、足などの動きや障害の程度に合わせて機能・寸法・形状等を工夫し一品
      ずつ作られるところが市販の福祉用具とは異なる。


作品紹介
片麻痺者を対象として制作された作品事例を3点紹介。

(1)ビンオープナー
 脳血管障害、切断、リウマチなどで片手しか使えない人、握力が弱い人を対象としたもの。ビンなどネジきりのある蓋付きの容器を開けるときに使用する。輪になった革ベルトの中にビンを置き、左右に移動させて棒にベルトを絡ませ締めることによりビンを固定させる。そこから蓋を左側に回せば蓋が開き、右に回せば蓋は閉まる。様々な大きさの蓋の開閉に使用できる。
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(2)片手用シャンプー容器
 ポンプを押すことにより、液を片手で受けることができる容器。手の甲でポンプを押し、掌で液を受ける。ノズルが上方に長く伸びているため、最初は何回かポンプを押し、液をノズルの先端まで持ってくる必要があるが、一度使えば次からは押した分だけの使用量が出る。
syanpu.png

(3)筆記補助具、右手用
手を強くギュッと握れない場合や、腕の上げ下げが難しい場合、筆記することはとても大変である。
そのような時に、少ない力で自由に文字を書く手助けをしてくれる道具。大きく平らなグリップはパソコンのマウスのように手になじみ、少ない握力で安定した握りを得ることができる。2つのボールベアリングとペン先が三角形を成すことで、筆記具は滑らかに紙の上を移動する。筆先を紙から離したい時は、2つのボールベアリングを紙にのせたまま手首を少し右に傾ける。これにより腕の上げ下げをしなくても自由に筆先の移動が可能で一文字ずつ丁寧に書くことができる。
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おわりに
 自助具制作のボランティアグループは全国に存在、技術者や作業療法士など専門家の参加や支援の下に活動が展開され、優れたアイデアのもの、機能的に優れたものなどが多数制作されている。しかし“美しい自助具”をつくる、という課題への取り組みが遅れている。今後、私たちのグループでは”美しい自助具制作に取り組んで行きます。


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ミーティング風景

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制作風景


■写真、原稿提供 デザイン学部生産造形学科 
            坂本鐵司教授
            プロジェクトメンバー
  
            


[ 発行部署:企画室 ]

[ 公開日:2007年06月28日 ]