[ トピックス ] 国際文化学科 土肥秀行講師の翻訳本がイタリアの新聞で紹介されました文化政策学部国際文化学科の土肥秀行講師が翻訳した本「L'anti-cinema di Ozu」(吉田喜重・著「小津安二郎の反映画」)の書評が、イタリア北部の新聞「ラ・プレアルピーナ」紙(2009年7月5日付)に掲載されました。
2009年7月5日 ラ・プレアルピーナ紙 「観客の書棚」コーナー
自身も映画監督である吉田喜重の1998年の本、『小津安二郎の反映画』の翻訳が、オリジナルから時を隔てて出版された(L’anti-cinema di Ozu、土肥秀行・訳、フランコ・チェザーティ出版、フィレンツェ、2008年、233頁、図版付、20ユーロ)。巻末に文献目録とフィルモグラフィーが付されており、さらには翻訳者による著者紹介と、“吉田が映画について語る”様についての解説が読める。知的な考察の詰まった鋭さの光る書にあって、オズイズモ(“小津さんらしさ”)とでも呼べる、抽象的かつ普遍的な概念がアプリオリに存在するかのようである。おそらくこれは、可能なかぎりの批評的乖離でもって検討が必要とされた、著者における長く困難な円熟のプロセスがみた結果なのであろう。 訳:土肥秀行(国際文化学科 講師)
[ 発行部署:企画室 ] [ 公開日:2009年10月23日 ] |