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コンクール鑑賞ガイド


「コンクール鑑賞って難しい?」「予選と本選は何が違うの?」「伴奏しているのはどんな人?」来場される皆様の声にお応えして、コンクールの流れや見どころ聴きどころ、静岡国際オペラコンクールの特色を解説します。
予備審査
第1次予選

【見どころ】おなじみのオペラアリアが楽しめます。

予備審査を経て参加承認された世界の若手オペラ歌手が、得意なオペラアリア2曲を歌います。聞き覚えのある名曲が数多く演奏されます。


 
豆知識
よく聞く「アリア」って何?
オペラの中でソロで歌われる曲のことで、多くが、その時の感情を表したものです。アリアは演奏者の見せ場でもあり、有名な曲も多いためオペラ初心者にも聞きやすい曲です。
第2次予選

【見どころ】発声技術や経験が試されるオペラの一役を熱演。

オペラの一役を自選し、全曲の中から指定された箇所を約20分間演奏して審査を受けます。これは世界でも数少ない審査方法で、出場者の発声技術や表現力はもとより、経験も問われる難度の高い内容となります。また、同じ曲目でも出場者によって表現が違うため、それぞれに異なった楽しみが味わえます。
豆知識
ピアニストは相手役もこなす!?
第2次予選ではオペラの様々な場面が歌われます。例えば2重唱が歌われるのであれば、ピアニストはピアノを演奏しながら出場者の相手役を務めたりもします。
本選

【見どころ】オペラ上演さながら!緊張感みなぎるステージ。

厳しい第2次予選を勝ち抜いた出場者が、オーケストラピットに入ったオーケストラの伴奏でオペラアリア2曲を歌い、審査を受けます。この審査方法により、オペラの上演状況に近い、緊張感みなぎる演奏が繰り広げられます。
豆知識
国際音楽コンクール世界連盟とは?
各コンクール活動との調和、入賞者の援助等を目的として1957年に設立され、本部はスイス・ジュネーブ。権威ある国際コンクールの多くが加盟しており、浜松国際ピアノコンクールもその1つ。本コンクールは2003年、声楽部門ではアジアで初の加盟が認められました。

コンクールの流れ

予備審査を勝ち抜いた世界各国の若手オペラ歌手達の、迫力ある感動のステージが繰り広げられます。

コンクールQ&A

「静岡国際オペラコンクール」の、よくある質問についてお答えします!
コンクールのあんなことやこんなこと、知ればさらに楽しくなります。

Q. 音楽的キャリアを公表しないのはなぜ?

A. 「静岡国際オペラコンクール」では、予備審査から本選まで、出場者の音楽的キャリアが一切公表されていません。その理由は「どんな先生に教わったのか」「どこの学校で学んだのか」という出場者のキャリアによる先入観をなくし、平等で公正な審査を行うための工夫なのです。

Q. 本選でオーケストラが見えないのはなぜ?

A. 本選でのオーケストラ伴奏は「国際音楽コンクール世界連盟」の規約に定められていますが、本コンクールでは通常のオペラのステージ条件により近づけるため、オーケストラピットを使用し、客席からオーケストラが見えないようにしています。

Q. 予選で歌う曲が事前に分からないのはなぜ?

A. 第1次予選では、出場する直前に演奏曲が審査委員会から指定され、第2次予選では、タイトルがついていない曲も指定されるため、来場者への事前のお知らせができません。ステージ上の表示板に出場者が事前登録した曲を記号で表示しますので、詳しくは公式プログラムをお買い求め下さい。

Q. 出場順はどうやって決めているの?

A. あらかじめ出場者を姓名のアルファベット順に登録しますが、常にAから始まるのでは公平ではありません。そのため予選ごとにアルファベット記号による抽選を行い、引かれた記号の姓名の出場者から開始するという方法を採用しています。ただし、本選については出場者自身のくじ引きで決めています。

コンクールの特色

世界的にも著名な審査委員による厳しい審査。

国際コンクールにふさわしく、世界各国の著名な声楽家や歌劇場関係者などが審査にあたります。多くの若き才能を育ててきた確かな目による厳しい審査が、予選から本選まで行われていきます。
 

どんなオペラも弾きこなせる実力派の公式ピアニスト。

コンクール予選では、公式ピアニスト(コレペティトゥーア)が伴奏にあたります。出場者との個別練習や予選ステージでは相手役もこなす、実力あるピアニストが出場者をサポートします。
 

スムーズな大会運営を陰で支えるボランティア。

世界各国から来日する出場者の出迎え、出場受付、通訳、アテンドからチケットもぎり等のホール業務まで、準備の段階から数多くのボランティアスタッフが運営を支えています。
 

世界的にも珍しい、大学によるコンクール運営。

2007年4月より、静岡文化芸術大学が静岡国際オペラコンクールの運営を行っています。同大学は、第3回コンクール入賞者記念演奏会や薪能などのイベントを成功させた実績があり、文化事業振興の中心となる存在として、地域社会から大きな信頼を得ています。また、地元企業などからの協力も得て、コンクールは運営されています。

コンクール鑑賞のマナー(守っていただきたいこと)


演奏中は話したり、音を立てないようにしましょう。
コンクールを気持ちよく楽しむためにも、演奏中は会話を控え、携帯電話の電源も切るようにしましょう。

演奏中は席を立たないようにしましょう。
席を立つのは、休憩中又は出場者が入れ替わるときにしましょう。

演奏がしっかり終わってから拍手をしましょう。
演奏後に、拍手で感動の気持ちを表現しましょう。
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