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アートマネジメント&芸術文化政策コース


平成28年度より開設
「SUACエグゼクティブ・プログラム(SUAC-EP):アートマネジメント&芸術文化政策コース」

静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科は、平成16年設立の実務家養成を目指した大学院です。特にアートマネジメント分野においては、日本の大学院として初めてAAAE(Association of Arts Administration Educators)の正会員となり、国際的基準にそった教育プログラムを実施しています。修了生は、文化施設、行政、非営利団体、文化・情報産業等の第一線で活躍しています。平成25年度から平成27年度にかけ、文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」の採択を受け、3年間にわたって「文化施設・実演芸術団体のためのアートマネジメント実践ゼミナール」を全国7都市で開講し、文化施設等で働く実務家のために、ゼミ形式の実践的な講座を展開してきました。
平成28年度より、文化庁補助事業を継承し、「SUACエグゼクティブ・プログラム(SUAC-EP):アートマネジメント&芸術文化政策コース」を開設しています。SUAC-EPは、以下の3つの柱から構成される包括的なプログラムです。

1.「個人受講コース(社会人専門講座)」、「団体受講コース(委託生)」

2.全国の自治体・各種団体等との連携のもとに実施する「特別プログラム」

3.SUAC文化政策・経営フォーラムとの連携のもとに実施する「キャリア研究&キャリア支援」

関連リンク

1.個人受講コース(社会人専門講座)、団体受講コース(委託生)

受け身の講座ではなく、受講者が1年間かけて自らの研究テーマに取り組む大学院修士課程に準ずるレベルの実践的講座です。働きながら学びやすいように、授業は平日夜間、土曜日を中心に開講しています。
なお、個人受講コース及び団体受講コースは、平成29年度は未開講となりますので、各地で開講される特別プログラムの受講をお願いします。より受講しやすい開講形態を目指し、平成30年度に向けて準備を進めています。
 

特徴

「個人受講コース」「団体受講コース」

  1. 受講者が自らの職場で抱えている課題の解決につながるテーマについて、1年間かけて研究を行います。(注)
  2. 研究成果は論文、報告書、発表会等を通じて広く発信し、分野を超えた実務家や研究者等とのネットワーク形成に活かします。
  3. 個別テーマの研究と並行して、アートマネジメント及び芸術文化政策についての基礎的な知識と考え方を身につけます。

注) ゼミでの指導は、テーマ研究を通じた知識や分析方法の修得を通じて、受講者自らが課題解決に取り組むための能力向上をはかるものであり、受講者が所属する団体に対する助言(コンサルティング)を行うものではありません。

受講コース

コース 受講対象者
個人受講コース 文化施設、芸術文化関係団体、地方自治体等に勤務し(地方議員等も含む)、自らが関わる組織におけるアートマネジメント、あるいは芸術文化政策についての課題解決に向けて研究を行おうとする人が対象です。
団体受講コース 文化施設、芸術文化関係団体、地方自治体等に勤務する役員・職員2~5名のグループが、自らの組織におけるアートマネジメント、あるいは芸術文化政策についての課題解決に向けて共同研究を行う形態で受講します。
注)団体受講コースでは、学校教育法にもとづく公式な修了証の取得、及び大学院における単位取得はできません。

カリキュラム構成

修了要件 1年間在学し、基礎科目及び発展科目を修得すること。(学修時間120時間相当以上)
  前期 夏期集中 後期 冬期集中
基礎科目 リサーチ・プロジェクト - リサーチ・プロジェクト -
アートマネジメント基礎 - - -
芸術文化政策基礎 - - -
発展科目 - 特別講義 - 事例研究
大学院科目 - 大 学 院 開 放 科 目

科目概要

 
  科目名 担当 科目概要
基礎科目
リサーチ・プロジェクト(演習)
片山泰輔
高島知佐子
SUAC-EPの核となる科目で、研究テーマに基づき実践的な研究を行う演習です。受講者の発表と討論、専門の異なる複数の教員からの助言を中心に授業を進め、年度末には論文または報告書を執筆します。
 
アートマネジメント基礎
 
高島知佐子 非営利に運営される芸術文化団体が活動を行う上で、知っておくべき非営利組織の基本的な理論を学びます。公的な資金等、外部からの支援を必要とする非営利組織の公益性、ミッション、ビジョン、組織特性に関する理解を深めるとともに、非営利組織の運営と芸術文化政策の関係について概観します。
芸術文化政策基礎
片山泰輔 行政が文化政策を実施する上でも、文化施設や芸術団体が活動を行う上でも知っておくべき芸術文化政策の理論、制度、歴史について学びます。税金を文化に投じることの意義や芸術の公共性についての理解を深めるとともに、文化芸術振興基本法や指定管理者制度等、重要な法律や制度について概観します。
発展科目
特別講義
専任教員 様々な分野を専門とする複数の教員が、それぞれの専門分野について数コマずつ講義し、今日の我が国におけるアートマネジメントや芸術文化政策を考える上で必要な基本知識や最新のトピックを学びます。
事例研究
松本茂章 劇場・音楽堂や美術館等の文化施設、楽団・劇団等の芸術文化団体におけるアートマネジメントの事例や、地方自治体における芸術文化政策の事例について、ゲスト講師の講義等もまじえながら学びます。
≪研究テーマ例≫
アートマネジメント分野
  • オーケストラにおける教育プログラムと鑑賞者開発の接続
  • 劇団における多様な財源の確保による公益的事業の実施
  • 自治体文化財団における市民の芸術活動に対する事業のあり方
  • 地域活性化を目的とした農村部の文化施設の運営
  • 公立劇場における会員制度の拡充方法
  • 美術館におけるボランティアマネジメントのあり方
 
芸術文化政策分野
  • 劇場・音楽堂に対する指定管理者制度の効果的な運用方法
  • 市民文化団体向け助成金事業の評価方法
  • 文化振興計画策定における市民参画のあり方
  • 政策横断的な総合政策としての文化政策の推進方法
  • 文化政策を通じた社会的包摂
  • 基礎自治体(市町村)と広域自治体(都道府県)との連携のあり方

受講料等

  • 個人受講コース
  基本料金  148,000円
  
  大学院科目を受講する場合の追加料金(個人受講コースのみ)
  検定料  9,800円
  科目等履修生入学料  28,200円
  受講料  29,600円
  注)「展開科目」に代えて大学院科目を履修する場合、最大2科目までは追加受講料は不要です。
  なおその場合も検定料、科目等履修生入学料は必要です。
 
  •  団体受講コース  356,400円(5名まで受講可能)

2.特別プログラム

SUAC-EPでは、上記の「個人受講コース」「団体受講コース」のほかに、各地の地方自治体、各種団体等との連携のもとに実施する特別プログラムも実施しています。特別プログラムでは、「個人受講コース」で開講される科目の一部あるいは、それに準じた科目を提供しています。平成28年度は、東京(主催:特定非営利活動法人Explat)と奈良(主催:奈良県大芸術祭実行委員会、奈良県)で開講しています。
平成29年度は、以下の3会場で特別プログラムを開講予定です。
 
  • 東京会場
    主催:特定非営利活動法人Explat
    会場:豊島区立舞台芸術交流センター(あうるすぽっと)会議室A   
    SUAC-EPの科目の中から、以下の2科目を開講します。
    「アートマネジメント基礎」(10コマ)
    「芸術文化政策基礎」(10コマ)
    土曜日にそれぞれ2コマずつ開講し、全5日で終了します。   オプションの「自主研究」を受講して個人の研究テーマに
    もとづく研究を進め、第4回全国アートマネジメント会議で発表を行うこともできます。

東京特別プログラムのサイトはこちら

 
  • 静岡会場 (調整中)
  • 奈良会場 (調整中)

3.「キャリア研究&キャリア支援」

本学文化・芸術研究センターでは、プロフェッショナルが集う同窓会組織である「SUAC文化政策・経営フォーラム」との連携のもと、文化の領域で働くプロフェッショナルの能力開発やキャリア開発等に関する調査研究を進めています。その成果を、教材開発・教育カリキュラム開発に活かすとともに、全国アートマネジメント会議、研究会、シンポジウム等を通じたキャリア支援につなげていきます。

全国アートマネジメント会議

SUAC-EP受講生が1年間の成果発表を行うとともに、文化政策・経営フォーラムに参加する実務家が現場からの実践報告を行い、研究・交流を深め、広げる会議です。文化庁補助事業「アートマネジメント実践ゼミナール」の成果発表会として平成26年度に第1回を行って以来、毎年度末に実施してきています。
 
  •  第4回全国アートマネジメント会議
    日時:平成29年3月24日(金曜日)午後
    場所:静岡文化芸術大学 (南278大講義室)
    内容:平成28年度SUAC-EP受講生の成果発表
      SUAC文化政策・経営フォーラム会員による実践報告

SUAC文化政策・経営フォーラム

SUAC文化政策・経営フォーラムは、静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科修了生、文化庁補助事業「アートマネジメント実践ゼミナール」修了生、SUAC-EP(特別プログラムを含む)修了生の有志が参加する同窓会ネットワーク組織です。フォーラムでは、全国アートマネジメント会議の共催のほか、シンポジウム、研究会、雑誌の発行等を通じて、文化の最前線で働くプロフェッショナルのためのキャリア支援を行っています。
SUAC-EP(特別プログラムを含む)の修了生は、SUAC文化政策・経営フォーラムの会員になってネットワークを広げることができます。
 
  • 公開研究会
    「文化と観光~2020年に向けて~」
    日時:平成29年2月5日(日曜日)
    場所:ホテルサンルート奈良

公開研究会「文化と観光」チラシ[PDF:278.6KB]

お問い合わせ

電子メールでお願いします。   suac-ep@suac.ac.jp

 
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