地域との結びつきの強い本学の特色を活かし、日本語教員を目指す
ミウラサユリ さん国際文化学科 1年
浜松大平台高等学校出身
授業以外で取り組んでいることを教えてください。
私は「NPO法人アラッセ」という外国人児童の学習支援教室に補助教員としてボランティアしています。元々この教室に通っていました。日本語の勉強や学校の宿題などをこちらの教室でやっていました。私と似た境遇にいる生徒たちの力になれたらなと思って、参加しています。こちらでは学校で分からなかった教科、宿題、日本語の勉強を教えています。今度は教える側に回って、毎回教室に行くと私も生徒たちと一緒に新しいことを学んだり、すごく貴重な体験をしていると思います。一人一人の学習ペースが違うから、「どうやって工夫をすればいいのだろうか?どういう教え方で覚えてもらえるのだろうか?」と試行錯誤をしながら、子供たちと接し、楽しくやっています。
その他、入学してから感じたことなどを教えてください。(SUACの印象の変化など)
大学に入学する前は「国際文化」に対して漠然としたイメージしか持っていなくて、SUACに入ってから少しずつその本当の意義が分かってきました。そして、この大学は地域との結びつきが強いと聞いていましたが、実際に色んな活動を通して地域との関わりを多く持っていて驚き、大学の印象が大きく変わりました。「国際社会」を考える前にまずは地元から行動を起こさないと何も始まらないと気付かされました。
注)学生の学年表記は取材時(2015年度)のものです。