アートマネジメント

アートマネジメントというと、音楽会や展覧会等の事業を企画運営することだと捉えている人も多いかもしれません。しかし本来のアートマネジメントは、これらの事業を継続的に実施する組織、すなわち楽団や劇団、ホールや劇場、美術館等の運営のことを指します。しかもそれを営利目的ではなく、公益的な目的のために行う、非営利組織のマネジメントであるというのが特徴です。

本学では開学以来、社会科学系教員と音楽・美術・演劇などの芸術系教員が連携して、アートマネジメント教育を行ってきました。学部・大学院共に、アートマネジメント教育の国際組織である芸術経営教育者協会(AAAE)の正会員として、国際基準に沿ったカリキュラムを提供し、研究機関としてもアートマネジメントの日本における拠点として実績を積み重ねています。

卒業生や大学院修了生は、全国の文化施設等、アートマネジメントの現場で活躍しています。

日本文化政策学会

2005年11月に本学を会場にして、「文化政策研究大会2005in浜松」(主催:文化政策研究大会2005 in 浜松実行委員会、静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科)が開催されました。20名以上の研究者・実務家によって多彩な研究発表が行われ、活発な議論が行われました。同大会の実行委員会メンバー等を中心に、将来的な学会設立を目指し、文化政策に関する研究発表の場を提供するための団体として 「文化政策研究会」が設立されました。
日本文化政策学会の様子の写真

室内楽演奏会

アートマネジメントを学ぶ学生が中心となり、各分野で活躍されている講師やプロの演奏家を招いた演奏会や講演会を開催しています。
室内楽演奏会の写真

文化・芸術セミナー

文化・芸術研究センターが主催する演奏会・講演会。文化・芸術を通し地域と大学が交流する貴重な場となっています。