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教員紹介


池上 重弘 教授写真

池上 重弘

IKEGAMI Shigehiro
 

副学長 教授

文化政策学部 国際文化学科
大学院 文化政策研究科
E-mailアドレス ikegami@suac.ac.jp
ホームページURL http://wwwt.suac.ac.jp/~ikegami

キーワード:多文化共生、浜松、外国人、インドネシア、バタック、改葬儀礼
出身地 北海道札幌市
学歴 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学
学位 文学修士
経歴
  • 北海道大学文学部行動科学科助手(1991年)
  • 静岡県立大学短期大学部文化教養学科専任講師(1996年)
  • 静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科助教授(2001年)、准教授(2007年)、教授(2008年から)
担当授業分野 文化人類学、東南アジアの文化と社会A
研究分野 文化人類学、多文化共生論
研究テーマ
  • グローバル化時代における人の移動と多文化社会の形成
  • 日本社会における多文化共生の地域づくり
  • インドネシア、トバ・バタック社会の文化的動態
研究業績 著書
  • 『ブラジル人と国際化する地域社会―居住・教育・医療―』(編著、明石書店、2001年)
  • 『スマトラの学校時代―あるキリスト教徒の思い出―』(翻訳、現代図書、2002年)
  • 『国際化する日本社会』(共著、東京大学出版会、2002年)
  • Latin American Emigration: International Comparison among North America, Europe and Japan.(共著、国立民族学博物館地域研究企画交流センター、2003年)
  • 『日本のインドネシア人社会―国際移動と共生の課題―』(共著、明石書店、2009年)
  • 『移民政策のフロンティア-日本の歩みと課題を問い直す』(共編著、明石書店、2018年)

論文・解説
  • 「北スマトラのトバ・バタック村落における葬制と墓制」(『比較家族史研究』11、1997年)
  • "Historical Changes of Toba Batak Reburial Tombs."(『東南アジア研究』34、1997年)
  • 「トバ・バタックの祖先祭祀における媒介者としての女性―父系出自体系と非対称的姻族関係との関連から―」(『比較家族史研究』15、2001年)
  • 「外国人居住者は地域コミュニティの担い手となり得るか?」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.5、2004年)
  • 「ニューカマー外国人と医療保障―定住化が進む南米日系人を中心に―」(『国際交流・国際協力・多文化共生活動の現状と課題』、名古屋国際センター、2005年)
  • 「この世の家とあの世の家に連なる人びと―トバ・バタックの伝統家屋と改葬墓をめぐって―」(『アジア遊学』74、2005年)
  • 「静岡県におけるブラジル人の生活就労実態―2007年の質問紙調査から―」(『アジア遊学』117、2008年)
  • 「浜松市民が考える多文化共生―協働研究によるシンポジウムの成果報告」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.9、2008年)
  • 「雇用環境悪化の中で外国人労働者が置かれている現状と今後へ向けた課題」(『自治体国際化フォーラム』May、2009年)
  • 「ブラジルの中の日本、日本の中のブラジル-写真で見る100年、過去から未来へ-」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.10、2010年 イシカワ エウニセ アケミ、立入正之、古田祐司との共著)
  • 「多文化共生推進プラン策定に向けた市民と行政の協働-生涯学習都市・掛川における多文化共生の指針づくり-」(『静岡文化芸術大学研究紀要』Vol.12、2012年 浅山愛美との共著)
  • 「多文化共生社会へ地域で共に-『ユニバーサルデザイン』と『共育』をキーワードに」(『労働の科学』67(5)、2012年)
  • 「ポスト東日本大震災の多文化共生社会のあり方-社会のユニバーサルデザインのひとつとして-」(『住民行政の窓』377、2012年)
  • 「大規模災害に備えた新たな動きと多文化共生の地域づくり-日系人集住地域での動向を踏まえて-」(『国際人流』311、2013年)
  • 「浜松市における多文化子ども教育フォーラムとバイリンガル絵本プロジェクト」(『国際人流』27(6)、2014年)
  • 「インドネシア、トバ・バタック社会におけるヤシ酒利用とその象徴的意味」(『説話・伝承学』22、2014年)
  • 「定住外国人学生の修学実態調査報告-静岡県西部地域の大学を中心に-」(『静岡文化芸術大学研究紀要』14、2014年)
  • 「多様性を生かした多文化共生の地域づくり」(『21世紀ひょうご』16、2014年)
  • 「浜松市と企業・大学・市民による外国人住民受け入れの経緯と課題」(『社会政策』8(1)、2016年)

書評
  • 書評:石井由香著『エスニック関係と人の国際移動-現代マレーシアの華人の選択-』(『立命館言語文化研究』11(3)、1999年)
  • 書評:吉田竹也著『バリ宗教と人類学-解釈学的認識の冒険-』(『文化人類学』71(1)、2006年)
  • 書評:石井由香・関根政美・塩原良和著『アジア系専門職移民の現在-変容するマルチカルチュラル・オーストラリア』(『オーストラリア研究』23、2010年)

報告書等
  • 『外国人市民と地域社会への参加―2006年浜松市外国人調査の詳細分析―』(編著、静岡文化芸術大学、2008年)
  • 『ブラジル人大学生と高校生との座談会―移民パネル写真展の関連イベントとして―』(編著、静岡文化芸術大学、2009年)
  • 『静岡県磐田市における多文化共生―これまでの軌跡とこれからの課題―』(編著、静岡文化芸術大学、2009年)
  • 『静岡県外国人労働実態調査の詳細分析報告書』(編著、静岡文化芸術大学、2009年)
  • 『静岡県多文化共生アンケート調査(日本人調査・外国人調査)報告書』(編著、静岡県多文化共生室、2010年)
  • 『経済状況の変化とこころの健康に関するアンケート調査(浜松市における外国人市民のメンタルヘルス実態調査)報告書』(編著、浜松市精神保健福祉センター、2010年)
  • 『外国人市民の社会参加と多文化共生のまちづくり』(編著、静岡文化芸術大学、2011年)
  • 『磐田市東新町団地の生活状況をめぐる調査の詳細分析報告書』(編著、静岡文化芸術大学、2016年)
  • 『静岡県における多文化共生に関する2つの基礎調査の詳細分析報告書』(編著、静岡文化芸術大学、2018年)
所属学会・団体 移民政策学会、日本文化人類学会、東南アジア学会
社会的活動 現職
  • 静岡県地域自立のための「人づくり・学校づくり」実践委員会副委員長
  • 静岡県職業能力開発検討委員会委員
  • 静岡県多文化共生審議会副会長
  • 三遠南信地域連携ビジョン策定委員会委員長
  • 浜松市外国人子供支援協議会会長
  • 浜松市中心市街地活性化協議会委員
  • 浜松市まちなかにぎわい協議会特別顧問
  • 掛川市多文化共生社会推進協議会会長
  • 磐田市多文化共生社会推進協議会会長
  • 日伯交流協会理事

 

メッセージ

生身の社会、人間とかかわる“ライブな学問”としての文化人類学を研究しています


【学生へのメッセージとして】

学生時代はジャズ研でピアノを弾いていました。五感を研ぎ澄まして仲間とひとつの音楽を即興で創り上げる緊張感と楽しさがジャズの魅力です。教壇に立つようになった今でも、学生たちに学問を語る際には緊張感と楽しさが伝わるように心がけています。講義はホールでのライブ、演習はライブハウスでのセッションをモットーに、熱い授業を展開するのが信条です。21世紀の日本の社会や文化を「あたりまえ」と考え、自省のまなざしを忘れた学生に、足許から揺さぶりをかけるのが文化人類学。皆さん、異文化と共に現代をどう生きるか考えましょう。

【社会人の皆さん、企業等の皆さんへのメッセージとして】

インドネシアを中心とした東南アジア島嶼部の社会と文化に関する研究から始まり、「人の移動と文化の動態」という関心を軸足に、地元浜松における多文化社会の形成をめぐる問題に研究上の視野が広がりました。さらに最近では、多文化社会の比較研究という観点から、オーストラリアと日本における外国人(移民)政策とその影響について、インドネシア人コミュニティでのフィールドワークを通じて研究しています。
定住化が進む外国人住民とどのような社会を築きあげてゆくかに強い関心を持っています。講演・ワークショップ等を通じて広く地域の皆さんと接点を持つことを実施しています。