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教員紹介


中村美帆

中村 美帆

NAKAMURA Miho
 

准教授

文化政策学部 芸術文化学科

E-mailアドレス m-naka@suac.ac.jp

キーワード:文化政策学、文化資源学、文化政策と法・制度、文化権(文化的権利)
出身地 関東甲信越地域を転々として育ちました
実家は現在茨城県にあります
学歴
東京大学 法学部 2類(公法)卒業
東京大学 大学院人文社会系研究科 文化資源学研究専攻 文化経営学専門分野 修士課程 修了
東京大学 大学院人文社会系研究科 文化資源学研究専攻 文化経営学専門分野 博士課程 単位取得満期退学
学位 博士(文学)
経歴
世田谷パブリックシアターレクチャープログラム『パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座』 チーフTA(非常勤)(2007年から2011年)
日本学術振興会 特別研究員(DC2)(2009年から2012年 ※採用中断含)
静岡文化芸術大学非常勤講師(2013年から2014年)
静岡文化芸術大学講師(2014年から現在に至る)
跡見学園女子大学兼任講師(2014年から2015年)
愛知大学非常勤教員(2015年から現在に至る)
東京大学文学部非常勤講師(2017年から現在に至る)
資格 青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー
担当授業分野 文化政策と法、現代社会と芸術文化 など
研究分野 文化政策と法・制度
研究テーマ 文化権、文化国家、自治体文化政策、その他文化政策における法・制度の問題
研究業績

共著

  • 「文化国家」「文化権」(小林真理編『文化政策の現在1 文化政策の思想』東京大学出版会、2018年)
  • 「文化政策とソーシャル・インクルージョン:社会的包摂あるいは社会包摂」(小林真理編『文化政策の現在2 拡張する文化政策』東京大学出版会、2018年)
  • 「文化政策と法」(小林真理編『文化政策の現在3 文化政策の展望』東京大学出版会、2018年)

論文

  • 「日本国憲法制定過程における「文化」に関する議論」、『文化資源学』9号、2011年
  • 「戦後日本の「文化国家」概念の特徴ー歴史的展開をふまえてー」『文化政策研究』7号、2014年
  • 「憲法25条『文化』の由来と意味―文化権との関連性―」『文化政策研究』9号、2016年

そのほかの最新情報など詳細はこちらもご参照ください
http://researchmap.jp/read0145464/
所属学会・団体 日本文化政策学会、文化資源学会、文化経済学会<日本>、日本国際文化学会、日本アートマネジメント学会、日本音楽芸術マネジメント学会
社会的活動

埼玉県富士見市文化芸術振興アドバイザー(非常勤)
神奈川県 文化芸術振興審議会委員(2018年から現在に至る)

そのほかにもこれまで複数の自治体文化政策の現場で、文化振興条例や計画の推進に関わってきました。

 

メッセージ

文化や芸術に関わる制度や仕組みについて、理念や思想といった抽象的なものから具体的な実践のあり方まで、幅広く研究対象として関心を持っています。博士論文では、人間が文化に関わることを人権として認める「文化権(Cultural Right)」と、日本国憲法第25条「健康で文化的な最低限度の生活」の「文化」概念の関連性について、研究を進めてきました。また、その傍らで学生の頃から自治体文化政策の現場に関わる機会を得て、文化権の実現に向けた文化政策の実践のための条例や計画といった制度設計の在り方についても考察してきました。

芸術や文化に親しんできて、具体的なアーティストや作品といった”中身”に関心を持つようになる方は多いと思います。私の興味もそこから始まりました。そのうちに、芸術や文化の持つ力には、「単に私がそれを好き」というだけに留まらない可能性があると思うようになって、芸術文化“政策“に関心を持つようになったと言ってもいいかもしれません。

制度や仕組みはあくまで芸術や文化そのものに対して裏方です。裏方には裏方としての矜恃や専門性があります。決して、芸術や文化に対して、はじめに制度ありき、ではありません。あくまで晴れ舞台を支える裏方として、社会における文化や芸術の可能性をひらくために必要な制度の在り方を考えたいと思っています。
 
親の転勤で様々な地域で暮らしましたが、静岡県との関わりは本学が初めてです。2014年に縁あって赴任した浜松の地で、文化芸術を“支える”側の立場として、多様な文化の豊かさを尊重し、社会の中で生かしていくために必要な制度や仕組みについて、学生のみなさんとも一緒に、考えていきたいと思っています。