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教員紹介

下澤 嶽SHIMOSAWA Takashi
教授 多文化・多言語教育研究センター長
- 文化政策学部 国際文化学科
- 大学院 文化政策研究科
キーワード:
NGO、NPO、ボランティア、国際協力、市民社会、フェアトレード
出身地 | 愛知県豊橋市 |
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学歴 | 一橋大学大学院社会学部地球社会専攻博士課程単位取得退学(2010年) |
学位 | 修士(社会学)(一橋大学、2005年) |
経歴 |
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担当授業分野 | 国際協力論、NPO・NGO論 など |
研究分野 | 国際協力とNGO |
研究テーマ | NPO経営と寄付の関係 |
研究業績 | 著書
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受賞歴 | 愛知大学同窓会奨励賞授与(2008年3月) |
所属学会・団体 | 日本平和学会、日本NPO学会、国際ボランティア学会 |
社会的活動 | 平和構築NGO ジュマ・ネット代表 |
メッセージ
市民がつくる未来社会
私は、これまで日本のNGO(Non-Governmental Organization)で20年以上、開発途上国の支援活動の仕事をしてきました。 その仕事を通して、市民は国家だけに依存して判断したり、活動をしているのではないことを痛感することが多くありました。 また国家以外の空間でつながる市民のネットワークや活動のエネルギーが社会を変えることも、多く目にするようになってきています。 NGO、NPO、市民社会、ボランティアが、21世紀の変化を創り出すひとつのキーワードであることは、間違いないでしょう。
しかし、こうした市民の変化は一部のヨーロッパや大都市だけなのでしょうか。 日本は官僚主義が強く、市民の活動は一段低く見られたり、NPOも行政事業の下請け機関として考えられてしまうことがよくあります。 また多くの日本人は、民間のボランティア団体やNPOに寄付をすることをあまりすすんでしません。 「本当にこの団体は大丈夫かな」といった不安を多くの日本人が持ってしまうのはなぜでしょう。 こうした日本社会で、NGOや市民社会的な価値観は本当に広がってくのでしょうか。 さらに日本の地方都市ではどうなのでしょうか。
「日本型NGO」「日本型市民社会」とは何かを考え、この浜松市で起きていることをとりあげながら、これまでの経験を再考していきたいと思っています。