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教員紹介

礒村 克郎ISOMURA Katsuro
教授 文化・芸術研究センター長
- デザイン学部 デザイン学科(建築・環境領域)(インタラクション領域兼任)
- 大学院 デザイン研究科
キーワード:
公共性、地方都市、インダストリアルデザイン、情報環境、領域横断
出身地 | 山口県下松市 |
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学歴 | 九州芸術工科大学 芸術工学部 工業設計学科卒業(1982年) |
学位 | 学士(芸術工学)(九州芸術工科大学、1982年) |
経歴 |
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担当授業分野 | 建築設計演習Ⅱ、スペースインタラクション演習、インダストリアルデザイン特論 (大学院)など |
研究分野 | パブリックデザイン、インダストリアルデザイン |
研究テーマ |
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研究業績 | 著書
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受賞歴 |
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所属学会・団体 | 芸術工学会 理事 |
その他の活動 |
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メッセージ
ものから都市へ
デザインの実務畑から、パブリックデザイン・インダストリアルデザイン専門の大学教員として本学に着任してまる13年になりました。大学教員活動の3本の柱は、教育・研究・社会貢献ということで、毎週講義や演習を行い、デザインという実務的な面をもつ対象を研究対象としても扱い、社会的には、産学連携や自治体の地域づくり活動に携わって参りました。
デザインは、他の学問よりも相当に実務的な営みです。また、モノからコトへと言われる昨今ですが、デザインするということは実に即物的な行為でもあります。そんな思いから、身に染み付いたデザインを持続させるため、Public Studio という実務活動もしています。産学連携や実務活動から生じるプロジェクトは、デザインの現実であり、現場そのものです。学生たちがこれに関わるときは、驚くようなモチベーションと成果を出してきます。そのプロセスを記録し、見直すと、新しいデザイン方法論の研究を行うことができます。
そのようなデザインは、社会の方々と進めていくデザインでもあります。これまでの活動のなかでは、地域で高い意思や技術を持って、経済至上主義に陥らず、社会や地域を高めて行こうという様々なひとと関わることができました。デザインには、社会や地域への視点が必要である、とデザインの公共性への思いをあらたにしました。
社会の方々と、研究者としてデザイナーとして、あるいは研究室で学生と活動してつくりあげるデザインは、オープンで生き生きとしたものです。私は、このような「生きられたデザイン」をさらに高めていきたいと考え、活動していく所存です。