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教員紹介


伊豆 裕一 教授写真

伊豆 裕一

IZU Yuichi
 

デザイン学部長 教授

デザイン学部 デザイン学科(ビジュアル・サウンド領域)

大学院 デザイン研究科

キーワード:
デザイン科学、デザイン思考、デザインマネジメント、プロダクトデザイン
出身地 神奈川県
学歴 千葉大学 工学部 工業意匠学科卒業 (1980年)
慶應義塾大学 理工学研究科 総合デザイン工学専攻修了(2014年)
学位 博士(工学)
経歴
  • 株式会社東芝 デザインセンター(1980年から2012年)
  • オリベッティー社 出向(1987年から1988年)
  • 東芝アメリカ家電社 駐在(1993年から1997年)
  • 慶應義塾大学 理工学部 非常勤講師(2005年から2006年)
  • 静岡文化芸術大学 デザイン学部 非常勤講師(2008年から2011年)
  • 筑波技術大学 産業技術学部 非常勤講師(2009年から2011年)
  • 筑波大学 大学院人間総合科学研究科 非常勤講師(2009年)
  • 静岡文化芸術大学 教授(2012年から)
担当授業分野 デザインマネジメント、インタラクションデザイン、ゲームデザイン
研究分野 デザイン科学
研究テーマ デザイン発想、表示技法
研究業績 著書
  • 『かたち・機能のデザイン事典』(共著、丸善株式会社、2011年)
  • 『Mメソッド 多空間のデザイン思考』(共著、近代科学社、2013年)
  • 『デザイン科学概論』(共著、慶応義塾大学出版会、2018年)

論文・解説
  • 「古代漆の経年変化について」(共著、日本デザイン学会 第27回研究発表大会概要集、1981年)
  • 「液晶カラーテレビ“FACE 15ZLC7”の開発」(共著、東芝レビュー Vol.57 No.9、2002年)
  • 「フラット画面カラーテレビのデザイン開発と商品展開」(単著、東芝レビュー Vol.57 No.11、2002年)
  • 「液晶テレビ“Beautiful Face”のデザイン開発」(共著、デザイン学研究作品集10号、2005年)
  • 「アウトサイダー・デザイン」(共著、日本デザイン学会 第55回研究発表大会概要集、2008年)
  • 「工学部学生に対するスケッチ教育とデザイン発想」(共著、デザインシンポジウム2008講演論文集、2008年)
  • 「ブラウン管テレビに見るデザインの変遷」(単著、日本デザイン学会 第56回研究発表大会概要集、2009年)
  • 「インターフェース開発におけるデザインマネジメン」(単著、デザイン学研究特集号第17巻1号、2010年)
  • 「デザイン発想教育におけるスケッチ活用」(共著、日本デザイン学会 第57回研究発表大会概要集、2010年)
  • 「形状情報の表示技法とデザイン発想」(共著、日本機械学会関東支部 第17期総会講演会講演論文集、2011年)
  • “Research on the Role of the Sketch in Design Idea Generation” (共著、Proceedings of the HCI 2011, CCIS173, 2011)
  • 「地図上の水防災データ可視化における画面は位置と詳細度制御」(共著、人工知能学会第25回全国大会、2011年)
  • 「デザインにおけるスケッチと発想の関係」(共著、日本デザイン学会 第58回研究発表大会概要集、2011年)
  • 「重粒子線治療システムのトータルなデザイン」(共著、デザイン学研究作品集17号、2012年)
  • 「プロダクトデザインにおけるスケッチスキルの構造モデル」(共著、デザイン学研究59巻第4号、2012年)
  • “Structural Model of Sketching Skills for Design Education” (共著、Proceedings of the ACE 2012,  PP.368-385, 2012)
  • “Structural Model of Sketching Skills and Analysis of Designers’ Sketches” (共著、 Proceedings of the IASDR 2013, PP.1733-1742, 2013)
  • 「スケッチスキルの構造モデルを用いたデザイナーのスケッチ分析」(共著、デザイン学研究60巻第4号、2013年)
  • “Application of Designers’ Sketching Skills in Design Education” (共著、 Proceedings of the ACE 2013,  PP.576-585, 2013年)
  • 「スケッチスキルの構造モデルによるラフスケッチとアイディアスケッチの分析」(共著、 デザイン学研究第60巻 第6号、2014年)
  • 「キーワード抽出におけるスケッチスキルの効果分析」(共著、 デザイン学研究第60巻 第6号、2014年)
  • 「電気釜のデザインと広告の意匠における調理家電と食文化の関係」(共著、静岡文化芸術大学研究紀要、第15号、2015年)
  • “Data Layout and Level-of Detail Control for Flood Data Visualization upon Maps”(共著、IIEEJ Transactions on Image Electronics and Visual ComputingVol.3 No.2, pp101-113, 2015)Pp101-113
  • “Consideration of Role of Sketching Based on The Multispace Design Model”(共著、日本デザイン学会 デザイン学研究 第62巻 第5号,pp.89-96,2016)
  • “Comparison of Drawing Skills between Still Life Drawing and Design Sketching”(共著、KEER2016  INTERNATIONAL CONFERENCE ON KANSEI ENGINEERING AND EMOTION RESEARCH Parallel Session 6, 6A Drawing and Sketching 44, 2016)
  • “Comparison of Hand and Computer Drawings Using Near-infrared Spectroscopy”(共著、KEER2016  INTERNATIONAL CONFERENCE ON KANSEI ENGINEERING AND EMOTION RESEARCH, Parallel Session 6, 6A. Drawing and Sketching 58, 2016)
  • 「デッサンとスケッチの描画スキルと描画過程の関係」(共著、デザイン学研究第64巻 第2号、2017)
  • 「インタラクションデザイン基礎教育としての表示技法」(単著、静岡文化芸術大学研究紀要、第18号、2018年)
  • 「プロダクトデザインの基礎 第1回 プロダクトデザインの歴史、領域、プロセスと教育」(単著、Human Interface Vol20  No.2、2018)
  • 「プロダクトデザインの基礎 第2回 プロダクトデザインにおけるスケッチ」(単著、Human Interface Vol20  No.2、2018)
  • 「CONSIDERATION OF BRAIN ACTIVITIES BETWEEN HAND AND COMPUTER DRAWINGS IN FINKE’S PATTERN GENERATION TASK」(共著、Journal of Science of Design Vol.2 No.2 2018)
  • 「大学教育における伝統工芸とデザイン」(単著、静岡文化芸術大学研究紀要、第19号、2019年)

作品・プロジェクト
  • 東芝 カラーテレビラインナップ(1981年から2006年)
  • オリベッティー ベネチアサミット情報システム(1987年)
  • 東芝 ヘッドフォンステレオWalkyシリーズ(1988年から1990年)
  • 東芝アメリカ社 プロジェクションテレビラインナップ(1993年から1997年)
  • 東芝 DVD,HD DVDラインナップ(1997年から2006年)
  • 東芝 液晶テレビREGZAシリーズ(2005年から2006年)
  • 東芝メディカルシステムズ 医療機器ラインナップ(2007年から2011年)
  • 東芝 KDDI,Softbank,NTT向け携帯電話GUI(2007年から2009年)
  • 放射線医学研究所重粒子治療システム(2011年)
  • 心臓マッサージ練習キット Dock-kun(2018年)

特許等
  • 特開2001-186457メモリーカード搭載ディスプレイ装置
  • 意匠登録テレビジョン受像機液晶カラーテレビ東芝32L400 他146件
  • US Patent Projection television set. Toshiba: US D534141 他8件
受賞歴
  • グッドデザイン賞金賞(2011年)
  • グッドデザイン賞選定 28件(2000年から2011年)
  • キッズデザインアワード2011(2011年)
  • 日刊工業新聞 機械工業デザイン賞 通産大臣賞(2009年)
  • 日本デザイン学会グッドプレゼンテーション賞(2009年)
所属学会・団体 日本デザイン学会、日本感性工学会
社会的活動
  • 日本デザイン学会理事(2008年から2011年)
  • 東京都港区立芝浦小学校 夏講座 デザイン教室(2007年から2011年)
  • 浜松大平台高校 評議委員
  • グッドデザイン静岡 審査委員
  • 静岡県デザイン産業振興プランアドバイザー
  • 浜松市ユニバーサルデザイン審議会 委員
  • 浜松市創造都市推進会議 委員

 

メッセージ

デザインにおけるスケッチ

多くのデザイナーはデザインを創造する過程において、デザインのイメージを表現した絵であるスケッチを描きます。スケッチは新しい考えや創造性を刺激するものとして多くのデザイナーに認識され、また、新たなデザインの導出を促す効果があることなどが指摘されています。

絵を描く行為は目的によりいくつかに分類することができます。目で見たものを表現する絵は写生やデッサンと呼ばれ、一般には、これらが正確に描けることで「絵が上手い」といわれることが多いように思われます。しかし、デザインのためのスケッチはそれとは異なるものです。なぜなら、写生やデッサンが目に見える姿や形を正確に表現するものであるとすれば、スケッチは、頭の中に創造したデザインのイメージを表現し確認するためのものであり、必ずしも上手な絵として描く必要はありません。

近年、デザイナーがデザインに用いる手法を応用した課題解決手法として、デザイン思考という言葉が注目されています。それに合わせて、デザインの対象もプロダクトやグラフィックと言った色や形を伴うモノのデザインから、ビジネスにおける課題解決や街の活性化などを目的としたコトのデザインへと広がっています。コトのデザインとはデザインの対象とするユーザーの経験や体験をデザインすることであり、そのためにはユーザーとその周りの状況とのインタラクションを考え、表現できることが必要となります。

デザイン思考は、今後ビジネスやコミュニティーにおける課題解決の手段として一層の活用が期待されています。デザイナーを目指す皆さん、一緒に未来の生活を考え、皆さんのスケッチブックに描いてみませんか。