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教員紹介


峯 郁郎 教授写真

峯 郁郎

MINE Ikuro
 

文化・芸術研究センター長 教授

デザイン学部 デザイン学科(プロダクト領域)

E-mailアドレス i-mine@suac.ac.jp

キーワード:オリジナリティ、クオリティ、ハーモニー、ワクワク、人生必需品
出身地 大阪府大阪市
学歴 愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻スペースデザイン科卒業(1979年)
学位 芸術学士
経歴
  • ヤマハ株式会社 デザイン研究所(1979年から2012年)
  • デザイン企画管理室長
  • コミュニケーションデザインG長
  • 沖縄県立芸術大学 非常勤講師(2010年)
  • 静岡文化芸術大学教授(2012年から)
担当授業分野 プロダクト領域専門演習、同領域総合演習、卒業研究、モノ・コト論、英語プレゼンテーション、ものづくりのシステム、表現技法Ⅰ、基礎演習B
研究分野 プロダクト領域、デザインマーケティング
研究テーマ 人とモノとそれらを取り巻く空間、環境とのより良い共鳴
研究業績

著書

  • DESIGN ENGLISH  クリエイターのための闘う英語(共著、南雲堂、2016年)
  • 中東欧の文化遺産への招待(共著、青弓社、2018年)

論文・解説

  • ギターグラフィック(SG-7ASの開発)、ニッポンプロダクト(サイレントバイオリンの開発) など

作品・プロジェクト

  • デザイン開発した主な製品、活動等
  • システム家具、高級家具(1981年から1988年)
  • スキー、テニスラケット(1982年から1987年)
  • ギター、電気ギター(1982年から1992年)
  • ピアノ、電子ピアノ(1992年から2006年)
  • 一連のサイレント楽器群(1995年から2001年)
  • ブランドコントロール、コミュニケーションデザイン (1997年から2012年)

特許等

  • 鍵盤楽器の譜面台装置(特許第3664018号)など
受賞歴
  • グッドデザインGマーク(日本)
  • IDマガジンデザイン賞(アメリカ)
  • デザイン・イノベーション(ドイツ) など
所属学会・団体 道具学会、TEDxHamamatsu
社会的活動 浜松フロイデ合唱団(理事)、浜松ギター鑑賞友の会(監事)

 

メッセージ

デザイナーにできること

人と物とそれを取巻く空間の素敵なハーモニーを実現する為に、デザインの力で何ができるのか?を考えています。30年以上の間、楽器会社のデザイナーとして、永い練習期間を通してずっと愛着が持て、身体の一部になってくれるようなパートナーとしての楽器やスポーツ用品のデザイン、同様に永く使っていただける家具やキッチン等の生活用品のデザイン開発に取り組んで来たことで、人中心の物の在り方やそれを取巻く環境としての場との共鳴をさまざまな角度から研究してきました。そこから感じていることは、物のデザインを担当するのもクリエイターなら、それを使って生活を楽しむユーザー(元の職場ではプレイヤーと呼んでいました)もクリエイターで居て欲しいということです。すなわち、作られた製品はある意味で市場に出て売られている状態はまだ未完成で、使い手がとことん使い込んで生活を楽しむ工夫が折り重なって初めて完成するのだということです。

 誤解を恐れずに言葉にすると、完成度の高い「半完成品」を提供するデザイナーと、持ち前のセンスとクリエイションマインドで半完成品を輝かせ、生命を吹き込むユーザーとの協業がデザインではないかと。その為には、使い易そうとか、楽しそう・・と言った、使い手を「その気にさせる」魅力的で安全で長持ちのする物やサービスのデザイン開発を心掛けたいものです。デザインは時代の要請を映す鏡と言われる側面もあります。早いテンポで変化する地球環境、人間関係を的確にふまえながら、これまでのデザインの歴史からも学びつつ、次世代のより良い暮らしの為に「デザインの力」を信じて、一緒に取り組んで行きましょう。もちろん、良いデザインを実現するのはデザイナーだけの仕事ではありません。材料や設計、製造、市場や心理学の専門家も重要なパートナーです。広くそういった方面の専門家と良い関係で共に創造する為のコミュニケーション能力も養って行きたいと考えています。