イベントEvent
開催
2023年6月24日(土)
公開講座「コーヒー2050年問題とフェアトレードの現在」
日本環境学会の第49回研究発表会が静岡文化芸術大学で行われます。その一部を公開講座として学生や地域の皆様に公開します。
今回の公開講座のテーマは、「コーヒーと気候変動(コーヒー2050年問題)」です。気候変動の影響を受け、現代のコーヒー生産国では収穫量が大きく減少する懸念があります。現場で何が起きているのかを学びつつ、消費を通じた課題解決の可能性を考えます。
今回の公開講座のテーマは、「コーヒーと気候変動(コーヒー2050年問題)」です。気候変動の影響を受け、現代のコーヒー生産国では収穫量が大きく減少する懸念があります。現場で何が起きているのかを学びつつ、消費を通じた課題解決の可能性を考えます。
開催概要
【日時】2023年6月24日(土曜日)午後1時30分から午後3時30分まで(開場:午後1時)
【会場】静岡文化芸術大学 講堂
【定員】100名(入場無料、要事前申込)
【会場】静岡文化芸術大学 講堂
【定員】100名(入場無料、要事前申込)
【プログラム】
登壇者 | 演目 |
---|---|
武田淳 静岡文化芸術大学 |
気候変動とコーヒーの生産者の応答-今、コーヒーの生産現場で何が起きているのか? |
中島佳織 認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン |
フェアトレード市場の最前線-国際フェアトレード認証の最新動向より |
渡耒絢 日本品質保証機構 |
ネパールの環境配慮型農作物が生み出す持続可能な雇用 |
小倉亜紗美 呉工業高等専門学校 |
持続可能なコーヒーとは?-スリランカの小規模コーヒー農家を訪ねて |
【主催】静岡文化芸術大学 文化・芸術研究センター、日本環境学会
【後援】認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン、はままつフェアトレードタウン・ネットワーク、浜松市、中日新聞東海本社、静岡新聞社・静岡放送
【後援】認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン、はままつフェアトレードタウン・ネットワーク、浜松市、中日新聞東海本社、静岡新聞社・静岡放送
【申込方法】
この講座は以下のURLの申込フォームからお申込みください。
この講座は以下のURLの申込フォームからお申込みください。
【交通アクセス】
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
(公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用ください。)
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
(公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用ください。)
【お問い合わせ】
静岡文化芸術大学 地域連携室
Tel. 053-457-6105(平日 午前9時から午後6時まで)
静岡文化芸術大学 地域連携室
Tel. 053-457-6105(平日 午前9時から午後6時まで)
講座の詳細
地球温暖化の影響を受けて、今後、コーヒー収穫量が減少することが予測されています。最悪のシナリオでは、2050年に全世界のコーヒー生産量が半減すると試算する研究者もいます。つまり、近い未来に「おいしいコーヒーが手軽に飲めなくなる日」が来るかもしれません。
このような危機に対して、生産現場では、今、様々な取り組みが始まっています。具体例を一つ上げると、コーヒーチェリー(果肉)や葉っぱなど、これまで顧みられなかった部位から新たな商品を作ろう、という運動が起きています。コーヒー豆以外の収入を作り出すことで、減収の危機を乗り切ろうという取り組みです。
一方、消費者である私たちにできることはないのでしょうか。実は、消費を通じて、このような取り組みを支援しようという動きが盛り上がっています。例えば、これまで貧困問題の解消を目指してきたフェアトレード業界では、「環境問題を解決する手段としてのフェアトレード運動」が展開されています。
今、コーヒーの生産現場で何が起きているのか。この問題に対して私たち消費者に何ができるのか。専門家たちと共に考えます。
なお、会場ではフェアトレードコーヒーはもちろんのこと、コーヒーチェリーティーやコーヒーリーフティーなどが飲めるマーケットも開催します。味も含めて体験できる機会ですので、ぜひ足をお運びください。
このような危機に対して、生産現場では、今、様々な取り組みが始まっています。具体例を一つ上げると、コーヒーチェリー(果肉)や葉っぱなど、これまで顧みられなかった部位から新たな商品を作ろう、という運動が起きています。コーヒー豆以外の収入を作り出すことで、減収の危機を乗り切ろうという取り組みです。
一方、消費者である私たちにできることはないのでしょうか。実は、消費を通じて、このような取り組みを支援しようという動きが盛り上がっています。例えば、これまで貧困問題の解消を目指してきたフェアトレード業界では、「環境問題を解決する手段としてのフェアトレード運動」が展開されています。
今、コーヒーの生産現場で何が起きているのか。この問題に対して私たち消費者に何ができるのか。専門家たちと共に考えます。
なお、会場ではフェアトレードコーヒーはもちろんのこと、コーヒーチェリーティーやコーヒーリーフティーなどが飲めるマーケットも開催します。味も含めて体験できる機会ですので、ぜひ足をお運びください。
発行部署:地域連携室