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学生・卒業生の活躍


国際文化学科二本松ゼミ(伝承文学)の学生が編著した書籍『春野の昔話と伝説』が刊行されました

公開日:2020年10月8日
文化政策学部国際文化学科の二本松康宏ゼミ(伝承文学)では、浜松市北部の中山間地域で、お年寄りから聞き取った地元の昔話や言い伝えを採録し、記録に残す活動に取り組んでいます。
この度、ゼミ生3名が浜松市天竜区春野町で採録調査を行い、その成果をまとめた書籍『春野の昔話と伝説』が刊行され、横山学長に報告と献本がされました。
学長に献本するようす

二本松ゼミでは、これまでにも『水窪のむかしばなし』(2015年3月)、『みさくぼの民話』(2016年3月)、『水窪の伝説と昔話』(2017年3月)、『たつやまの民話』(2018年3月)、『春野のむかしばなし』(2019年3月)と書籍を刊行してきました。
春野町での採録調査は3ヶ年計画で行われ、今回の『春野の昔話と伝説』はその2年目の成果となります。

例年、刊行後の4月に学長への報告と献本を行っていましたが、今年度は新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。
学長に書籍刊行を報告する二本松ゼミ
学長に書籍刊行を報告する二本松ゼミ

採録調査が行われたのは2019年度で、春野町犬居地区(浜松市天竜区)の11ヶ所を訪ねました。
秋葉山の門前として栄えた東領家と西領家、犬居地区で最もにぎわっていた若見(わかみ)、新宮池の伝説が伝わる和泉平(いずみだいら)、大時(おおとき)、胡桃平(くるみだいら)、静修(せいしゅう)などの山あいの集落にも通い、住民から聞き取りを行いました。

今回の調査では、52名の語り手から昔話100話、伝説65話、世間話28話、言い伝え20話、合計213話を記録。その中から精選した62話が書籍に収録されています。
編集と執筆を担当した学生3人
編著者である学生の皆さん
(左から川口璃穏さん、亀本梨央さん、柴田俊輔さん)
調査にあたったのは、二本松ゼミに所属する亀本梨央さん、川口璃穏さん、柴田俊輔さんの3人(いずれも文化政策学部4年)。2019年5月から2020年1月にかけて春野町犬居地区に何度も通って住民との関係を構築し、「方言のまま」「語りのまま」を丁寧に翻字し、書籍の刊行までこぎつけました。

書籍情報

『春野の昔話と伝説』表紙
春野の昔話と伝説

監修:二本松康宏
編著:亀本梨央、川口璃穏、柴田俊輔
発行:三弥井書店
発行日:2020年3月25日
ISBN 978-4-8382-3362-5
定価:1000円(消費税別)
A5判・並製・133ページ

表紙画:まるかわ(漫画家、本学卒業生)
 
書籍は全国の書店をはじめ、オンライン上でも購入可能です。
[発行部署:企画室]