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トピックス


静岡県青少年ブラジル派遣事業に本学学生5名が参加しました

公開日:2020年5月28日
修了式の集合写真

日伯移民110周年を契機にした静岡県の派遣事業の一環として、県、外務省、ブラジル静岡県人会が連携して「ブラジル青少年派遣事業」が行われ、本学学生5名がブラジルを訪問しました。日本文化の戦略的対外発信拠点として外務省が海外3か所に設置する「ジャパン・ハウス」のうち、ブラジル・サンパウロ市にある「ジャパン・ハウス・サンパウロ」で3月2日から3月7日までの6日間、インターンシップを行いました。

「ブラジル青少年派遣事業」は、両国の懸け橋となる人材の育成と親善交流を兼ねた事業で昨年に続き2回目です。学生たちは、スタッフの指導を受けつつ運営、文化、情報、ビジネスなど各部門の業務を学びました。その一方で、日ごろ学んでいるデザイン、展示、文化政策学の視点から、「Museam, Festival, Artists」の3つのテーマについて、英語及びポルトガル語でジャパン・ハウス・サンパウロへの提案を行ったり、静岡の自然・文化について一般公開プレゼンテーションを行ったりしました。

また、ブラジル静岡県人会での交流会や、現地の中高校生とやサンパウロ大学人文学部で意見交換会を行いました。

参加した3名の学生から、事業への参加に至ったきっかけや、現地での印象的な出来事などのコメントが寄せられましたのでご紹介します。

学生のコメント

羽賀 詩生吏さん(国際文化学科4年)

お茶の淹れ方講座
派遣事業に参加したのは、浜松はブラジルの方が多く、もっとブラジルの文化について知りたいと思ったためです。日本の文化発信が海外においてどのように行われ、受け入れられているのかということへの興味や、授業で勉強したポルトガル語を実際に現地で試してみたい気持ちもありました。

研修では、ジャパン・ハウスの方々が日本人以上に「おもてなし」というものを意識しながら文化発信を行なっていることや、現地で日本の現代的な新しい文化が凄く受け入れられていてトレンドになっていることに驚きました。お茶の入れ方を教えたときは皆さん興味深く聞いてくださったのが印象に残っています。

正直、研修に行くまでは「何故、日本の文化を発信し、好きになってもらう必要があるのか?」と疑問に思うこともありましたが、研修を通して、文化発信や日本の文化に興味関心をもってもらうことは外交関係にも繋がる重要性を感じることができました。今回の経験をもとに、もっと日本と他国との交流や外交に関する勉強をしていきたいと思います。

下川原 李音さん(芸術文化学科4年)

サンパウロ大学訪問
もともと国際文化や文化交流に興味があったことと、所属する芸術文化学科でアートマネジメントや公立文化施設について学ぶ機会も多く、ジャパン・ハウスのような海外の文化施設を自分の目でみてみたいと思い、この事業に参加したいと思いました。

現地では、想像していたよりも日系の方々や、日本文化がブラジル社会に浸透していることが特に印象に残りました。日本人街は勿論、そうではない地域でも日本食の飲食店や小売店があり現地の方が利用していることが驚きでした。ジャパン・ハウスでイベントがあった際は、通りに大行列ができ、日系の方だけでなく多くの現地の方に受け入れられていることを、普段の来館の様子からも見て知ることができました。

ジャパン・ハウスでは、着物や侍などの典型的な日本文化だけでなく、現代芸術や建築、ポップカルチャーなど、新鮮な現代の日本文化そのものを発信しています。多くの日本人が知らないような日本の魅力をも見つけ出し、ブラジルの方に伝える働きをしていることは本当に素晴らしいと感じたとともに、もっと自国の文化について積極的に向き合いたいと思いました。今回の研修を通し、外側から日本を見ることで得られることがたくさんあるのだと学ぶことができました。

島田 愛理さん(デザイン学科3年)

総領事館で出会った学生との記念写真
外国籍児童を支援するボランティア活動をしており、その中でブラジルに興味をもったのがきかっけで応募しました。

現地で、まず素直に驚いたのは挨拶の仕方です。ハグしてからほっぺにキス。心を開いたブラジルの挨拶の仕方がとても好きになりました。ジャパン・ハウスでは日本のおもてなしの心が評価されていましたが、私はブラジルアレンジが入ったおもてなしに、日本とは異なる素敵さを感じました。また、沢山のデザインや美術、街の壁の至る所に溢れるアートにも感動しました!そして…とにかくご飯が美味しかったです!

今回の様々な活動を通し、人と人とがつながるためには言語は確かに大切ですが、ただ笑顔であること、ただ挨拶をすること、その一つ一つが文化を超えた絆につながることを体感しました。大勢の前での英語でのプレゼン、ジャパン・ハウス研修、ホームステイ、総領事館での交流なども自分の成長につながりましたが、1番大きな収穫は出会いをたくさん経験したことです。人との出会い、文化との出会い、色々な出会いに大きく心が動かされました。この経験を生かして、今後の自分を、より自分にとっても魅力的で、かつ繋がりを大切にしながら人のために動ける人間にしていきたいです。
[発行部署:地域連携室]