インフォメーション

Interview with Laureates vol.2

コンクール

2013.11.27

今回のインタビューは、第6回コンクール(2011年開催)で観客の圧倒的な支持を得て、第3位入賞とオーディエンス賞を受賞した髙橋絵理さんです。その後も舞台やコンサートでもご活躍中の髙橋さんにお話を伺いました。
<動画をご覧になりたい方はページ下へ!>
オペラ歌手を目指したきっかけは?

小学校4年生の時に、友人の誘いで合唱部に入ったのが歌を始めた最初のきっかけです。高校3年まで合唱を続けておりましたが、将来の進路を考えていた中学生の時に初めてオペラ歌手の生の歌声を初めて聴き大感激して、その時私もこういう風に歌いたいと思いオペラ歌手を目指しました。
 
第6回コンクール オーディエンス賞受賞
コンクールを振り返って…

一番嬉しかったのは、オーディエンス賞をいただいたことで、何よりも今の私の自信となっています。1人でも多くの方が私の歌を通して何か感じていただけたらと思っていますので、オーディエンス賞の受賞は本当にうれしかったです。また、コンクールは予選から本選までの日程が詰まっていたので、コンディションを整えることが大変難しかったと思っています。
 
髙橋絵理さん(新国立劇場にて)
これまでの舞台で、一番印象に残っている役は?

毎回オペラに取り組む時にはその役が本当に大好きになるのですが、今までの役を振り返りますと、≪トゥ―ランドット≫のリューという女性を演じたことが私の中で大きな変化になったと思っています。人間として本当に大事なものを、リューの役を通して感じることができたと思います。
 
今後の目標を教えてください!

1人でも私が歌うことで、「作品を観れてよかったな」とか「感動した!」と感じていただけると嬉しいなと思います。今後、演じてみたい役は多くありますが、ドイツのオペラ≪バラの騎士≫の元帥夫人役や≪ラ・ボエーム≫のミミ役など歌いたいなと思っています。
 
今年5月の≪トゥ―ランドット≫では、髙橋さんは、愛する王子を救うために一身を捧げる心優しくも情熱的な召使いのリュー役を演じ、終了後は感動の拍手が舞台を包みこんでいました。今後も、高橋さんの舞台、コンサートでの活躍がますます楽しみです!

髙橋さん、インタビューありがとうございました。