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アートマネジメント


研究の目的や背景

芸術は人々の娯楽や癒しとなるだけでなく、地域アイデンティティ形成、社会の創造性促進、地域経済活性化、社会包摂等といった様々な公共的役割を持っています。芸術が持つこれらの力を社会の発展と人々の幸せのために役立たせるには、芸術の創造や普及等に取り組む文化施設や諸団体が継続的かつ安定的に活動を続けていくことが不可欠です。美術館、劇場・音楽堂、実演芸術団体、文化財団、フェスティバル実行委員会、アートNPO等、芸術に関連する組織(芸術組織)が、その公共的使命を達成するための組織運営を科学的なマネジメントによって向上させていこうとする取り組みがアートマネジメントです。
アートマネジメントは20世紀半ばのイギリスやアメリカなどで発展してきた学問ですが、日本の状況は、民間非営利団体や寄附金等が充実したこれらの国々とは異なる面があります。日本においてアートマネジメントを実践するためには、日本の社会や制度にあった理論や体系をつくっていくことが必要となります。静岡文化芸術大学では、アートマネジメント教育に関する国際的な協会組織であるAAAE(Association of Arts Administration Educators)の正会員として、グローバルな基準にそったアートマネジメント教育を取り入れつつも、日本や東アジアに適した新たな理論や体系を確立するための理論的・実証的研究に取り組んでいます。
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