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「ブラジルの中の日本、日本の中のブラジル」(移民パネル写真展)

移民パネル写真展の様子
移民パネル写真展
1908年、日本からブラジルへ向かう最初の移民を乗せた笠戸丸が神戸港を出港しました。2008年はブラジル移民100周年にあたり「日本ブラジル交流年」の記念行事が日本とブラジルの各地で開催されました。本学では特別研究の一環として、日本人市民と外国人市民の相互理解と相互交流の促進を目的に、2008年10月3日から13日にかけて、本学主催、JICA中部と静岡新聞社・静岡放送の共催により、「ブラジルの中の日本、日本の中のブラジル-写真で見る100年、過去から未来へ」と題した展示会を開催しました。11日間の会期中に約1300名の来場者がありました。展示では、日本語、ポルトガル語、英語の三言語に対応したため、ブラジル人学校の生徒たちをはじめ、ブラジル人の来場者も多数ありました。多くの地元企業からも協力を得ることができました。
この展示会は学生実行委員会によって企画・運営され、文化政策学の学生にとっては多文化共生やまちづくり、展示イベントの企画立案に関わる実践的学習機会となり、デザイン学部の学生にとってはパネル制作や動画編集など、ビジュアルデザインに関する学習成果の発表の機会となりました。展示の内容は「かつてブラジルに渡った日本人」、「現在ブラジルで暮らす日系人」、「現在日本で暮らすブラジル人」でした。また、開催期間中に日本人の子どもたちを対象として、ブラジルに渡った日本人移民とブラジルの日系人について理解するためのワークショップも実施し、35名が参加しました。

「アフリカの若き息吹-南アフリカ・カース二―カレッジ合唱団との交流コンサート」

南アフリカ・カース二―カレッジ合唱団との交流コンサートの様子
南アフリカ・カース二―・カレッジ合唱コンサート
2010年7月11日(日曜日)、本学の開学10周年記念行事の一環として、本学講堂にて南アフリカ共和国のカースニー・カレッジ合唱団と地元の合唱団との交流コンサートが開催されました。カースニーカレッジ合唱団は14歳から18歳の多様な文化的背景を持った少年たちで構成されています。かれらが声を一つにして歌う姿は、かつてアパルトヘイトと呼ばれる人種隔離政策で知られた南アフリカが新しい国になったことを象徴しています。世界的レベルの合唱団として知られており、ジャングルの嵐の様子を身体と声を使ってパフォーマンスする“Rainstorm”も有名なレパートリーです。
 
地元浜松の合唱団「ヴォア・ヴェール」と本学が主催したこのコンサートでは、カースニー・カレッジ合唱団、浜松ライオネット児童合唱団、ジュニアクワイア浜松、静岡文化芸術大学ゴスペルサークル「ごす」、ヴォア・ヴェールが出演し、カースニー・カレッジ合唱団は、現代音楽、宗教音楽、民俗音楽と幅広いジャンルの歌で会場を魅了しました。最後は会場の子どもたちも登壇して“Rainstorm”を披露してくれました。講堂を埋め尽くす約600名の来場者が一体となり、来場者からは「歴史的コンサートでした」との評価もいただきました。

「舞・響・結 よさこい×ソーラン グループ・サンセイ-ブラジルとの交流イベント」

よさこい×ソーラン グループ・サンセイ-ブラジルとの交流イベントの様子
ブラジルよさこいソーラン
ブラジルへ日本人移民が渡ってから100年以上が経ち、今日では日系2世、3世が日本文化をブラジル社会に伝えています。高知のよさこい祭と北海道のソーラン節がミックスして生まれ全国に広がった「よさこいソーラン」、そして和の響きの象徴である和太鼓。この2つの日本文化をブラジル社会に伝える日系ブラジル人の若者たち「グループ・サンセイ―ブラジル」は、よさこいソーランブラジル大会で2005年よりほぼ毎年優勝しています。そんな彼らが、6月に札幌で開催される「よさこいソーラン祭」にブラジル代表として出場するにあたり、日本の若者たちとの交流のため浜松に立ち寄ることになりました。
 
2012年6月12日(火曜日)に浜松駅前のソラモにて、本学主催、日伯交流協会共催で、来日したグループ・サンセイの若者と浜松に住むブラジル人の若者が「よさこいソーラン」/和太鼓など日本文化を通して交流するイベントが開催されました。浜松市内の南米系外国人学校2校(ムンド・デ・アレグリア学校、EAS浜松校)の和太鼓や歌の披露に続き、グループ・サンセイによる「よさこいソーラン」、歌、サンバで会場は盛り上がりました。最後は約300名の来場者も一緒になって、ブラジルの日系人社会で広まっている「まつりダンス」を踊り、文字通り“会場一体”の交流を楽しみました。
 
この交流イベントは、ブラジルと日本の社会を担う若者たちの相互交流を図ると同時に、国境を越えてブラジルで享受されている「日本文化」を日本社会に紹介する契機でした。イベントの司会は本学に在籍するブラジル人学生2名が日本語とポルトガル語の両方を駆使して担当したため、本学が日本で育ったブラジル人の進学先になっていることを広く知ってもらう機会にもなりました。

フェスタ・ジュリ-ナ na SUAC

フェスタ・ジュリ-ナ・ナ・スアック(大学で行なったブラジルのお祭り)の様子
フェスタ・ジュリ-ナ・ナ・スアック
本学と日伯交流協会との共催で、ブラジルの伝統的な行事(6月の祭り)になぞらえらた 「Festa Julina na SUAC」(SUACにおける7月の祭り)を2014年7月12日(土曜日)にキャンパス内で開催しました。学内で開催するブラジルの本格的なイベントとしては初の試みで、約30名の学生実行委員のうちリーダーを含む8名の日系ブラジル人学生が中心的役割を担いました。
 
会場にはブラジル風の飾り付けを施し、学生たちとブラジル人の子どもたちが「6月の祭り」の伝統的な踊りクワドリーリャやリボンダンスを楽しみました。さらに、地域で活動をしているブラジル人音楽家と子どもたちのミニコンサートやブラジル人来場者向けのポルトガル語でのキャンパスツアーなども行われました。

本学の多文化共生分野の研究におけるこの地域貢献イベントには約200名の来場者がありました。日本人来場者にとってはあまり知られていないブラジル文化を知る機会となり、100名を超える地域のブラジル人来場者にとっては日本の大学を知る良い機会となりました。
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