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日本・ブラジルお芝居出前プロジェクト


日本・ブラジルお芝居交流プロジェクトは本学、俳優集団「お芝居デリバリーまりまり」と日伯交流協会のコラボ企画によりお芝居、音楽、タイ舞踊を介した地域(浜松)と世界(ブラジル)をつなぐ交流活動プロジェクトとして、2011年度と2012年度の2年間にわたって実施されました。このプロジェクトの目的は大きく3つありました。ひとつ目は浜松市での交流支援、2つ目は日本とブラジルの交流支援、そして3つ目はブラジルでの交流支援でした。
 
このプロジェクトで日本とブラジルをつなぐ役割を担当したお芝居デリバリーまりまりは道具、照明、舞台装置を一切使いません。黒い衣装を身につけ、身体と声だけを用いて、畳一畳分のスペースで日本や海外の昔話をメドレーにして、短い演目を複数上演するのが特徴です。
 
浜松市での主な交流支援は、まりまりのお芝居を通して東区にある公立中学校とブラジル人学校をつなぐ、そして公立中学校とブラジル人学校と公民館をつなぐことでした。これら以外にも本学や日伯交流協会、在浜松ブラジル総領事館などでもお芝居公演会やワークショップが開催されました。
まりまり浜松 子どもたちの前で演劇をしたしりている画像
まりまり@浜松
ブラジルでの交流支援では、サンパウロ州のピラール・ド・スールという農業の町で、地域の日本語学校と公立学校をつなぐ交流支援やブラジルの日系人社会の高齢者と子どもたちをつなぐ活動も行われました。主な公演会場は日系人向けの高齢者施設、日本語学校、日系人団体や現地の公立学校などで、ブラジルでの来場者数は約2,650人でした。

まりまり@ブラジル
日本とブラジルのそれぞれのお芝居公演会場で、お芝居を楽しんだ来場者の皆さんに寄せ書きを書いてもらいました。まりまりが伝書鳩の役割を担って、その寄せ書きを地球の反対側にいる人たちのところまで届けてくれました。
寄せ書きボード 演劇を見た子ども達からの感想などの画像
寄せ書きボード
本学学生約20名による「ポンチ・プロジェクト」が日本・ブラジルお芝居交流プロジェクトの実現のために大きく貢献しました。このプロジェクト名の「ポンチ(Ponte)」はポルトガル語で「橋」という意味で、日本とブラジルの懸け橋になりたいという学生たちの想いが込められています。2012年度と2013年度の2年間にわたり、ポンチ・プロジェクトのメンバーたちはお芝居デリバリーまりまりの地域での活動をサポートしたり、公民館で自ら異文化理解ワークショップを開催したりしました。そして2013年10月には「はままつ多文化共生MONTH」の認定事業(浜松市)として、本学西ギャラリーで日本とブラジルから寄せられたメッセージや子どもたちの絵の展示会「届け!お芝居デリバリーと私たちの想い」を開催しました。
ポンチプロジェクト活動、展示の画像
ポンチプロジェクト活動、展示
この交流支援活動からさらに、学生たちによる出張お芝居ユニット「ぷちまり」も生まれました。2013年10月12日にはポンチ・プロジェクトのお芝居寄せ書き展示会の会場前で、まりまりの指導によるぷちまり、公立中学校、ブラジル人学校のコラボお芝居会が開催され、学生や子どもたちによる日本と海外の昔話が多言語(日本語、英語、タガログ語とポルトガル語)で上演されました。
ぷちまり、お芝居交流会の様子
ぷちまり、お芝居交流会
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