人に何かを伝えるという点では演劇も広告も同じ。
広告を通じて人々に
新しい生活スタイル・文化を提示したい。
杉本健至 さん芸術文化学科 3年
新潟県立新潟南高等学校出身
将来の目標を教えてください。
ここまで演劇ネタで書いておいてなんですが……演劇業界で働こうとは考えていません。今は広告業界に興味を持っています。私の場合は演劇が好きというよりも、観客の心を動かすような演出や、稽古をつける中で発生する役者とのコミュニケーションに関心がありました。人に何かを伝えるという点では演劇も広告も同じだと思います。広告はモノを売るだけでなく、文化をつくることもできます。例えば、ある電気自動車のCMではガソリン代が浮いたお金で母親が娘にピアノを習わせている場面が出てきますが、これもれっきとした文化だと思います。私は広告を通じて人々に新しい生活スタイル・文化を提示したいと思っています。特に、2020年の東京オリンピックで何が変わるのか、また何を変えられるのか、今から楽しみにしています。
注)学生の学年表記は取材時(2014年度)のものです。