イベントレポート
2022年08月25日
「ユニバーサルデザイン絵本ワークショップ」が開催されました
浜松市主催の「ユニバーサルデザイン絵本ワークショップ」が本学ギャラリーで行われました。林佐和子教授と小浜朋子教授の指導のもと、学生がサポートをしながら、小学生とその家族は作品づくりに没頭しました。
「ユニバーサルデザイン絵本」は、年齢や性別、言語、文化の違いや障がいの有無などに関わらず、みんながいっしょに楽しめる絵本で、「さわったり」「動かしたり」「音を感じたり」と、人間が持ついろいろな感覚で楽しめることが特徴です。使える材料は、綿、フェルト、毛糸、ビーズ、ペットボトルのふた、折り紙、プチプチ、カラーフィルムなど身の回りにあるもの。ハサミで形取り、ボンドやセロハンテープで台紙となる画用紙に貼り合わせて、起承転結のあるストーリーを考えながら、作品を完成させていきます。

昆虫の鳴き声はペットボトルのふたの中に入ったビーズがぶつかる音で、ミツバチが飛んでいる時の音は黄色いカラーフィルムがこすれ合う音でそれぞれ表現しました。



動物園で撮影したライオンやキリンの写真をもとに、図鑑で動物の特徴を調べました。ライオンのたてがみと尾っぽは毛糸を使ってリアリティを出したり、留め針を使ってキリンの長い首に動きを加えたりしました。

野球のピッチャーが投げるストレートやスライダーといった球種の軌道に沿って穴を開けて、ボールの動きに変化を出しました。夢のあるスタジアムが完成しました。


台紙を開くと公園のブランコが飛び出す絵本や、思わず食べたくなるような私だけの誕生日ケーキを作りました。学生が制作した作品はウサギとカメの競走です。

作品づくりに約2時間没頭しました。夢が広がるストーリーの絵本がたくさんでき上りました。
発行部署:地域連携室