教育・研究

2021年06月21日

浜松学芸高校生徒と本学学生が取り組む観光プロジェクトの企画ミーティングが行われました(6月17日開催)

浜松学芸高校と本学の協働プロジェクトミーティング
本学における特徴的なカリキュラムのひとつに「実践演習」という全学科目の領域があります。卒業後の進路開拓にもつながる実践的なカリキュラムとして設定されており、その中の「地域連携演習」は地域や社会の現場に飛び込み、体験を通して地域課題への理解を深めることを目的としています。
演習で取り組む実践的活動プログラムは教員が提示し、関心を持った学生がプログラムを選択して参加する形をとっています。

今年度の新規プログラムのひとつである「天浜線勝手に応援団」は、天竜浜名湖鉄道株式会社(通称:天浜線)と浜松学芸高校と本学の協働プロジェクト(担当:国際文化学科池上教授)。天浜線沿線の魅力を発信し、アンダーツーリズムの視点を取り入れた観光PRを行うため、学生たちはフィールドワークからアイディア構築・撮影・編集まで、観光PRコンテンツの制作に関する一連の作業を行います。

このプログラムは、5年前から浜松学芸高校社会科学部で部活動の一環として実践されていた活動。今年度は本学の学生も加わって、高大連携の取り組みとして活動しています。
浜松学芸高校社会科学部は、「観光甲子園」の愛称で知られる「全国高等学校グローバル観光コンテスト」にて、インバウンド部門・決勝大会グランプリを受賞した実績を持ちます。本学学生との取り組みの中で新たな発想が生まれていくことを期待しています。
浜松学芸高校と本学の協働プロジェクトミーティング
浜松学芸高校と本学の協働プロジェクトミーティング

これまで行われた2回の企画ミーティングは浜松学芸高校を会場としていましたが、今回、第3回ミーティングを本学で開催。本学学生10名と浜松学芸高校の生徒8名が、6月29日のフィールドワークに向けてアイディアを出し合いました。各自資料や映像を用意したプレゼンテーションでは、「なるほど」といった声や笑い声が起こるなど、和気あいあいとした雰囲気で進行しました。

9月の完成を目指して、夏休み中も制作活動が展開します。完成したポスターや動画は、天竜浜名湖鉄道本社への報告とともに、YouTubeやInstagramなど各種SNSで発信する予定です。

発行部署:企画室