教育・研究
2021年06月29日
「演劇文化論」で舞台照明家をゲストにお呼びした講義が行われました(6月24日実施)

文化政策学部科目「演劇文化論」(担当:永井聡子教授)の一環で、舞台照明家の服部基さんをお迎えした特別講義が行われました。
永井聡子教授からのコメント
服部基さんは昨年度の「読売演劇大賞最優秀スタッフ賞」を受賞、舞台芸術の世界を牽引する存在としてご活躍されています。これまでに創立10周年記念に製作したミュージカル・ドラマ「いとしのクレメンタイン」に参画していただいたこともあります。
講義では蜷川幸雄さんや栗山民也さん、野田秀樹さん、三谷幸喜さんなどの演出家との国内外でのオペラや、演劇作品の照明についてご紹介いただきました。光の「変化の時間」「変化の内容」や光量を演出的側面、舞台装置、俳優、上演との関係性などのお話に加えて、舞台写真、楽譜や台本とキューシートなどの資料は、学生が舞台照明の「心の表現」を理解する貴重な資料ばかりでした。対面授業ならではの内容となったのではないでしょうか。
学生からは、このような機会に感謝するコメントがあったほか、初めて見る、あるいは話題の数々の舞台写真から、演劇・オペラ・舞台芸術・劇場への興味が湧いたようです。発行部署:企画室