教育・研究

2021年12月01日

文化政策学科「経営学」にて株式会社ハマキョウレックスによる特別授業が行われました(11月19日実施)

文化政策学科専門科目「経営学」(担当:森山一郎教授)では、企業経営の基本的な概念やフレームワークについて学びます。11月19日に株式会社ハマキョウレックスの方々を外部講師にお迎えした特別講義が行われました。

株式会社ハマキョウレックス

株式会社ハマキョウレックスは浜松に本社を置き、全国から海外に事業所を展開している、売り上げ全国トップクラスの物流企業です。食品、アパレル、医療医薬品、雑貨など幅広い品目を取り扱っています。今回お越しいただいたのは、常務取締役 統括本部副本部長兼中部支社長 奥津靖雄様、管理部総務部課長 石塚智規様、管理部総務部 山下賢人様の3名です。主に山下様にご講義いただき、会社紹介から、3PL(注)、品目別物流センターの流れや、ロボット・AI・DXといったテクノロジーを駆使した省人化についてなど、映像を交えながらお話いただきました。

注)3PL(サードパーティー・ロジスティクス):荷主に対して物流改革を提案し、包括して物流業務を受託し遂行すること。
株式会社ハマキョウレックスの山下さんによる講義

物流の現状

物流は企業対企業の「B to B」から企業対個人の「B to C」が増え、お客様のスタイルに合わせた個人向けの物流を提案していく必要があるといいます。また少子高齢化は進み、一日当たり約2千人の労働人口が減っている中、大量の在庫を抱える倉庫は自動化が避けられない現実があります。しかしながら、企画や管理といった人にしかできない仕事があります。「これからの物流は時代の流れに併せた進化と、新しいライフスタイルにあった物流の開発・提案が不可欠であり、常に新しい事にチャレンジする気持ちをもった人材が求められます。」と奥津様が学生に伝え講義を締めました。学生たちにとっても普段目にすることのない物流業界を知る大変貴重な機会となりました。
株式会社ハマキョウレックス奥津さん

発行部署:企画室