教育・研究
2022年01月21日
ジャパン・ハウス サンパウロ(ブラジル)とのオンライン・インターンシップを行いました
2018年度以降、これまでに本学の学生22名が当事業に参加し、11名をブラジルに派遣しました。 2020年度、2021年度は新型コロナウィルス感染症の拡大により、現地への派遣に替えて、オンラインで実施しました。

JHSが学生に提示した課題は「ガストロノミー(食文化)」 。参加学生らは、浜松市や焼津市、神奈川県で現地調査するなど、約半年間にわたり調査・研究を行いました。
最終報告会
横山俊夫学長の挨拶に続けて、参加学生それぞれが日本の食文化の魅力をJHS職員らに向けて発表しました。学生は、写真映えする料理や、再注目されている精進料理の楽しみ方など、若者の視点から捉えた食文化の魅力を紹介しました。






参加学生からのコメント
髙橋菜緒(リーダー、国際文化学科3年)
夏休み頃から、学年も学科も出身も異なる6人のメンバーと共に試行錯誤を繰り返して準備を行い、ジャパン・ハウス サンパウロの方々に現在の日本の食文化の魅力を伝えるという貴重な経験をすることができ、大きな喜びを感じています。
磯貝なつみ(国際文化学科2年)
調査のため色々な地域に足を運び、現地の人とたくさんコミュニケーションを取れたこと、とても良い経験になりました。たくさんの方の御協力があり成功できたことだと思いますので、支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
奥山 海(国際文化学科2年)
ジャパン・ハウス サンパウロのオンラインインターンシップへの参加を通じて、今まで知らなかった日本文化や技術を学び、それらを申し分なくブラジルに発信することができました。学生メンバーや先生方、協力していただいた方々に、深く感謝申し上げます。
中澤明音(国際文化学科2年)
他学科・他学年、多国籍の方々と活動することにより、自分では思いつかないようなアイデアが毎日飛び交っていました。また初めて企業へアポイントメントを取ったり、プレゼン資料の作成方法も学んだりしました。私はこの4か月という短い期間で多くのことを学び、知識、経験値を蓄えることができました。
藤田さと(デザイン学科1年)
主にプレゼンテーションのデザインを担当しました。字体や写真の位置、画面の色合いなどの細かい点まで気にしなければならないことが大変でした。始まる直前までデザインにこだわったことで、素晴らしいプレゼンが出来上がりました。
山崎杏莉(デザイン学科1年)
他学部、他学科の方と交流をしながら1つのプロジェクトに取り組むのは新鮮でした。日本の現在の食文化についてジャパン・ハウス サンパウロの方々にはもちろん、現地の方々も魅力に感じてもらえたら嬉しいです。私自身も学ぶことが沢山あり参加できて良かったです。
戴 周杰(文化政策研究科1年)
今回は唯一の外国人メンバーとして参加させていただき、日本とブラジル以外の第三者の視点から日本の食文化を注目し、より多様的な観点でブラジルに伝えられるのを意識しながら、チームのメンバーたちと力合わせて準備してきました。映画学校出身のため、自らの専門性を活かしてオリジナル動画も作らせていただき、ブラジルの方々により一層日本の食文化を理解していただけたら幸いです。
【通訳担当】
宮崎ガブリエル マコト(文化政策研究科2年)
プレゼンの通訳を担当させていただきました。最初は、Zoomを使ってプレゼンを行うため、先方のリアクションを見る事が出来ないのではないかと心配していました。しかし、実際に通訳をしてみると、多くの方がカメラ越しに頷いたり、笑ったりしてくださり、こちらの思いがきちんと伝わっていると感じました。
重要視されている日本の食育の紹介もあり、一人一人の発表が本当に素敵で聞いていて楽しかったです!また、新しい発見がたくさんあって、とても勉強になりました。

発行部署:教務・学生室