教育・研究

2023年01月25日

「地方行政論」にて鈴木康友浜松市長を迎えた特別講義が行われました

文化政策学部科目「地方行政論」(担当:田中啓教授)にて、鈴木康友浜松市長をお迎えした特別講義が行われました。今回の特別講義は受講生に限らず学内に広く公開され、講堂に集まった学生、教職員らに向けて「サステナブルな自治体経営」と題し、お話いただきました。
講義をする田島さん
パナソニック創業者・松下幸之助氏によって設立された「松下政経塾」の第一期生の鈴木市長。同期には野田佳彦元内閣総理大臣などがおり、切磋琢磨しながら学んだといいます。
2000(平成12)年6月に衆議院議員当選、その後2期目を経て、2007(平成19)年5月に浜松市長に就任します。現在は市長として4期目。松下政経塾で養った経営への視点を持ちながら、自治体経営に取り組まれています。
鈴木康友浜松市長の講義
自治体経営の未来のキーワードとして「サステナブル」を挙げ、全国の自治体が抱える課題が凝縮された政令市・浜松市の特徴をふまえた自治体経営の話題をはじめ、行政区再編の目的、デジタルを活用した都市経営、産業政策、農林業政策などを説明。最後は、デジタル時代においては自治体は 従来の役所の常識や殻を破り、 経営感覚を発揮して、 サステナブルな社会の構築を目指さなくてはならないと締めくくりました。

発行部署:企画室