学生・卒業生の活躍

2021年10月26日

「浜松市地方創生政策アイデアコンテスト2021」において文化政策学科の学生チームが優秀賞を受賞しました

浜松市が主催する、向こう5年間程度で市が取り組める政策や事業のアイデアを公募する「浜松市地方創生政策アイデアコンテスト2021」において、本学の文化政策学科、舩戸修一ゼミ3年の鈴木義人さん、八木彩樺さん、同ゼミに参加する2年の高橋明日香さん、小渕康成さんの4名のチーム「中山間地域応援隊」が優秀賞を受賞しました。

中山間地域応援隊優秀賞受賞の様子
浜松市地方創生政策アイデアコンテスト
「中山間地域応援隊」は、定住促進策として、「浜松市の中山間地域における地域資源・技術(狩猟)を活用した定住促進政策ー『狩猟塾』と『狩猟体験ツアー』の提案ー」というタイトルで、浜松市中山間地域の「狩猟」に着目した政策を提案しました。
企画した「狩猟体験ツアー」は、狩猟現場と野生鳥獣の解体の見学や、ジビエ料理、地域の文化体験などを盛り込んだ観光客向けの内容で、さらに本格的な狩猟を学ぶための「狩猟塾」は、狩猟者と実際に狩猟に同行し、技術習得と文化の継承が行われ、将来的な狩猟者育成から定住へと繋げるアイデアとなっています。
7月の書類審査を通過した後、10月16日に鈴木市長の前でプレゼンテーションに挑みました。

学生からのコメント

文化政策学科3年 鈴木義人さん  

この度は「優秀賞」を頂き、ありがとうございました。狩猟という観点から政策を考えるに至ったきっかけは、中山間地域における自身の経験が影響しています。浜松市北区引佐町「久留女木の棚田」でお米づくりをしている時に、シカに植えた稲を食べられる獣害を経験しました。また自ら狩猟免許を取得する中で、狩猟の社会的な意義について考えました。 これからも、地域と関わりながら課題を見い出し、多くの市民が恩恵を受けることができる解決策について考え続け、地域外の人にも中山間地域について考える機会を創出していきたいです。

文化政策学科2年 高橋明日香さん  
「浜松市地方創生政策アイデアコンテスト2021」において、優秀賞を受賞させていただきました。学生の立場で自分たちが考えた施策について発言する貴重な機会を与えてくださったことに感謝いたします。政策コンテストに向けて取り組む中で、浜松市の強みや特徴を知ることができ、この浜松市で、地域の資源を活かして何ができるのか、考えるきっかけになりました。またコンテスト当日は、他のチームの発表が良い刺激となりました。今後も浜松市の地域創生に向けて、地域と直接関わり合いながら、地域について考えていきます。大学での学びを活かし、これからも精進して参ります。 
中山間地域応援優秀賞受賞の様子。鈴木市長より賞状授与
中山間地域応援優秀賞受賞の様子。鈴木市長より賞状授与

浜松市地方創生政策アイデアコンテスト2021概要

【日時】10月16日(土曜日)午後1時30分から午後4時50分
【場所】浜松市地域情報センター3階第1研修室(オンライン参加可)
【テーマ】少子化対策、高齢化対策、定住促進施策
【趣旨】
浜松市の将来に向け、若者が地方創生について考え「政策アイデア」を競い合う
【応募資格】
・チーム全員が18歳以上29歳以下であること(高校生不可)。
・ チームに浜松市在住・在学・在勤者、居住経験者等がいること。
・ 2~5人程度のチームであること。
【審査員】鈴木康友浜松市長、浜松市地方創生アドバイザー松田智生氏(三菱総合研究所主席研究員)
【主催】浜松市企画調整部企画課

発行部署:企画室