学生・卒業生の活躍

2021年12月10日

デザイン学科・匠領域の粂田萌衣さんと堀内由紀乃さんが「第2回杜のみやこ工芸展」で入賞しました

全国公募展「第2回杜のみやこ工芸展」(主催:宮城県芸術協会)において、 本学デザイン学部デザイン学科3年の粂田萌衣さん、堀内由紀乃さんが入賞しました。

公募により陶磁・染め織など多くの優れた作品を展示・表彰する同展は、1992年から28回続いた「河北工芸展」を継承し、宮城県芸術協会と河北新報社との共催により、昨年度から開催しています。全国から作品を募集し、審査により入賞・入選作品が展示されます。

今回、匠領域に所属するデザイン学科3年の粂田萌衣さん、堀内由紀乃さんが応募し、粂田さんの作品が新人賞、堀内さんの作品が入選を受賞しました。
なお、「第2回杜のみやこ工芸展」の展示会期は終了しています。
堀内さんの作品
【新人賞】小人たち/陶磁
(デザイン学科3年 粂田萌衣さん)
粂田さんの作品
【入選】こもれび/陶磁
(デザイン学科3年 堀内由紀乃さん)

受賞学生からのコメント

堀内由紀乃さん作品
粂田萌衣さん(デザイン学科 匠領域3年)
受賞者発表の際、「新人賞」の欄に自分の名前が載っているのを見つけた時は、大変驚きました。就職についてや、陶芸を続けていくか否かを考える時期となり、今までの作品制作について振り返る機会が多くなりました。大学生活のなかで作品を作っても、発表する機会といえば学内での展示が主であり、公募展などに応募することはありませんでした。そこで公募展を探してみようという考えに至り、今回出展させていただいた「杜の都工芸展」を見つけました。初めての挑戦で、まさかこのような賞を頂けるとは思っておらず、とても感激しました。今後もこの結果に胡座をかかず、精進します。
堀内由紀乃さん作品
堀内由紀乃さん(デザイン学科 匠領域3年)
「杜のみやこ工芸展」にて入選という結果を頂き、とても嬉しく思っております。今回の経験と結果が、作品制作する上での自信やモチベーションになりました。今後もキャリアを積み上げるべく積極的に公募展に応募していきたいと思います。 風土や素材に合わせ多様化した技法が各地で展開され、学べば学ぶほど奥深い魅力を感じる陶芸の分野で自分の作風を見出していくことはとても難しいと思いますが、残り約一年半の在学期間でできる限りの挑戦をして感性を磨いていきたいです。

発行部署:企画室