学生・卒業生の活躍

2021年11月29日

建築文化週間2021「学生ワークショップ2021」において本学デザイン学部の学生らが最優秀賞を含む4つの賞を受賞しました

「建築文化週間2021」(主催:日本建築学会)の一環として開催された「学生ワークショップ2021『君とRe:design ~家具から都市までの再編~』」において、 本学デザイン学部の学生らが最優秀賞を含む4つの賞を受賞しました。
建築文化週間2021・学生ワークショップチラシ画像

本ワークショップは、日本建築学会が主催する「建築文化週間2021」の一環として開催された全国の建築系学生に向けたイベント。参加学生たちは、半年前からイベントの運営に携わるとともに、新型コロナウイルス感染症により大きく変化した暮らしや日常や諸問題に対して、都市・住空間・インテリアなどの多様なスケールを横断した議論を行い、建築を学ぶ学生の視点で解決策を模索しました。

2日間にわたり開催し、1日目は、今まで学んできた知識や経験をもとに、全国の学生と交流しながら新たなデザインを思案し、CG・VR・模型などの制作物を作成。2日目は、それらの制作物に対して講評会を行い、その成果を競い合うことで、身近な空間のリデザインを通した新たな生活の発見を目指しました。

ワークショップの模様はオンライン配信され、参加者以外にも公開されました。

本学学生の受賞結果

最優秀賞

オンライン会場Dチーム
中田きらりさん、森田奈那さん(デザイン学科3年)含むメンバー

優秀賞

オンライン会場Bチーム
島屋拓海さん(デザイン学科3年)を含むメンバー

審査員賞(長崎由紀子賞)

オンライン会場Bチーム 建築スケールチームとして
島屋拓海さん(デザイン学科3年)を含むメンバー

建築スケール一般投票賞
オンライン会場D 建築スケールチームとして
中田きらりさん、森田奈那さん(デザイン学科3年)を含むメンバー

参加・受賞学生からのコメント

受賞参加した学生の集合写真
佐野仁美さん(デザイン学科4年)

建築ワークショップでは、他大学の学生と交流する機会をいただき、大学を超えてワークショップの企画を約半年かけて行ってきました。ここまで規模の大きい企画に参加するのは初めてだったので、大学最後の年に貴重な経験ができました。当日は4グループ12チームがそれぞれの提案に加え、審査員の方の講評により、建築や空間に対する考え方や、今後、私たちがどのような設計をしていくべきなのかを考えるきっかけになりました。

中田きらりさん(デザイン学科3年)

事前ワークショップ、当日と、グループワークの時間では、大学院生の先輩方が引っ張ってくださり、オンラインの会議などでは自分の意見、考えを発言しやすかったです。最終的にはパワーポイントを使ってのプレゼンでした。自分達の考えた空間提案の表現の仕方のスキル、話し方など、たくさん勉強になることがありました。限られた短い時間の中でグループみんなで頑張った成果が評価されてとても嬉しかったです。大学生活での貴重な経験をできました。

島屋拓海さん(デザイン学科3年)

運営としても参加していたので、ワークショップそのものに触れることができ、よかったと思います。内容としては、他の地域の建築を学ぶ学生と交友ができ、いろいろな思考の運び方を学べました。空間が徐々に出来上がっていく過程を多くの人と共有できてよかったと思います。また、結果として賞を頂けて本当に嬉しく思います。

堀江輝彦さん(デザイン学科3年)

テーマはウィズコロナということで、自分たち自身も苦しめられた分、考えるだけで憂鬱になるような問題を、建築を通して、いかにプラスに、前向きにシフトさせていくことが今回のワークショップの課題でした。様々な大学や学年の同じ建築学生が一体となってそれを突き進めていくことは良い経験となりましたし、審査員の方々からの御助言は非常に良い刺激となり、モチベーションへと繋がりました。参加できたことを嬉しく思います。

森田奈那さん(デザイン学科3年)

このワークショップは全てオンラインでの活動ではありましたが、運営の会議や当日ワークショップを通して、他大学の様々な学年の建築学生と交流することができ、貴重な経験となりました。特に上級生のまとめる姿や知識の豊富さは、自分にとってとても刺激的で印象に残っています。今回のワークショップで得た事は今後の学生生活に活かしていきたいと思います。

篠田泰成さん(デザイン学科2年)

今回の学生ワークショップに参加してとてもよかったと思っています。私自身、このようなワークショップに参加した経験が浅く、とても貴重な体験でした。2年生なので、先輩に囲まれながらやや緊張しましたが、完全オンラインだったからこそ日本各地の学生と交流が持てましたし、それに留まらず先輩のスキルを目の前で実感することができて、良い刺激になりました。今後もこのようなイベントには積極的に参加したいと思いました。

発行部署:企画室