学生・卒業生の活躍

2021年12月17日

「公共政策フォーラム2021 in 加茂」学生政策コンペで片山ゼミ生が加茂市商工会議所会頭賞を受賞しました

日本公共政策学会主催の「公共政策フォーラム2021 in 加茂」の学生政策コンペにて、本学芸術文化学科片山泰輔教授のゼミ生が加茂市商工会議所会頭賞を受賞しました。

公共政策フォーラムは、全国の大学生がゼミ単位で参加し、開催自治体が提示するテーマに基づき、自由な発想で有効な政策を競い合う「政策提案の甲子園」とも言えるイベントです。今年のフォーラムは新潟県加茂市との連携のもと、「老若共同参画社会の実現を目指して」をテーマにオンラインで開催され、全国10ゼミからの参加がありました。

本学の片山ゼミ生の提案した論文は「加茂市の地域資源を活かした異世代間交流のためのコミュニティづくり―住みやすく賑わいのあるまちを目指して―」というタイトルで、加茂市の地域資源を活かした様々な活動やイベントを提案し、見事入賞となりました。
片山ゼミでは、2006年度以来、同フォーラムにほぼ毎年度参加しており、 2008年度、2013年度、2014年度に入賞しています。
片山ゼミの学生4人と賞状、片山教授の画像
賞状は加茂市伝統産業の紙漉き和紙・加茂紙(かもがみ)で作っていただいた特別なもの。糊 (のり) を加えないので、じょうぶなことで有名。

学生からのコメント

龍口和佳奈さん(芸術文化学科3年)

複数人で1つの論文と発表をまとめるという初めての経験でしたが、話し合いを重ねて4人で協力して完成させたものがこうして評価していただけて嬉しかったです。今回の経験や他大学ゼミの方々の発表などから得たことを、今後の学びにも繋げていきたいと思います。 ご指導・ご協力いただいた先生や先輩方、一緒に頑張ってくれたゼミのメンバーには大変感謝しています。ありがとうございました。

岩永千慧さん(芸術文化学科3年)

今回はこのような賞を頂けて大変嬉しく思います。政策提言や論文作成は今回が初めてであり、苦労した点は多々ありましたが、多くの方のご協力があり完成させることができました。この経験を通して学んだことを今後の学生生活に活かしていきたいと思います。

杉澤七月さん(芸術文化学科3年)

今まで共同論文や実際にある自治体をテーマに論文を書いた経験は無かったので、自治体の現状を調べ、課題の解決や地域の活性化に向けた政策を考えていくことはとてもいい経験になりました。所属する芸術文化学科の特色である、文化芸術を含めながら現実的な内容に仕上げていくことはとても難しかったですが、私たちだから思いつく政策を意識しました。結果的にその点が評価していただけたのでとても嬉しかったです。

丹保空智さん(芸術文化学科3年)

前期の間ゼミのみんなで一緒に頭を悩ませながら議論した結果、このような賞を頂けることができてとても嬉しいです。コロナ禍での研究で実地調査ができない中、情報収集に苦戦しつつも文化芸術と社会の繋がりを学んでいる強みを生かせた論文になったと思います。 これから本格的に始める卒業研究にも今回の経験を活かしていきたいです。

発行部署:企画室