学生・卒業生の活躍

2022年11月16日

「JAGDA国際学生ポスターアワード2022」にて本学学生の作品が入選しました

「JAGDA国際学生ポスターアワード2022」(主催:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA))において、本学デザイン学部3年の鈴木志歩さんの作品が入選しました。
このコンペティションは、学生であれば国籍・年齢は問わず全世界から応募を受け付ける国際ポスターコンペで、国内外の優れた若い才能の発見と顕彰、およびグラフィックデザインの新たな発展と進化を目的としています。
受賞作品は、国立新美術館(東京都)にて2022年11月30日から12月12日まで展示されます。

受賞作品とコメント

受賞作品

タイトル「voice letter」

手紙は文字を書くことでその内容を伝えるが、そこに正確な感情を読み取ることはできない。対して、この手紙は罫線上に声の振動を書くことでその人の声質や抑揚による精神状態などを伝えているが、その内容を読み取ることはできない。音の波形で視覚化された誰かの声跡から文字では伝えられない感情や心の変化を読む。
voiceletter_横書き
voiceletter_縦書き
鈴木志歩さん(デザイン学科3年)からのコメント
この度は、「JAGDA国際学生ポスターアワード2022」にて入選を頂き大変嬉しく思っております。
亀倉雄策氏(デザイナー)と同じ町に生まれ育ち、グラフィックデザイナー志す者として、その亀倉氏と関わりの深いJAGDAでの入選は非常に感慨深いです。
「voice」というテーマに対してどのような回答をするか、自由度が高いこともあってかなり思案しました。この作品を見た人々に何か伝わるものがあれば嬉しいです。
そして、講義を通してコンペへ応募の機会をくださいました先生方へ心より感謝申し上げます。今回の得難い経験を糧に、この先も日進月歩取り組んでいきたいと思います。

「JAGDA国際学生ポスターアワード2022」概要

募集作品
2021年8月から2022年7月までに制作されたB1ポスター作品(幅728mm・高さ1,030mm)。タテ位置のみ。自主制作作品のほか、授業課題作品、卒業制作作品、他アワード出品作品も応募可。
作品テーマ Voice
テーマ「Voice」の文字を入れることが必須。(テーマのみでも、キャッチコピー/ボディコピー等でも、形式には指定なし。ただし、変化形(例:Voices, Voicing, Voiced)とせず、「Voice」のまま記載のこと)
応募資格
2022年1月1日時点で、各種学校に在籍の生徒・学生
応募方法
応募サイトにて応募者登録のうえ、作品情報と画像データを提出。
応募料
1点につき1,000円(シリーズ作品は構成枚数1枚につき1,000円)
審査員
一次審査:居山浩二、草谷隆文、小杉幸一、清水千春、新村則人
二次・三次審査:佐藤 卓(審査員長)、植原亮輔、金井あき、箭内道彦、 フィリップ・アペロワ(フランス)、ピン・ウー(中国)、アーロン・ニエ(台湾)

グランプリ(1作品)、金(2作品)、銀(5作品)、銅(10作品)、審査員賞(7作品)、協賛特別賞(15作品程度)、入選(200作品程度)
主催
公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
協賛
富士フイルム株式会社、女子美術大学・女子美術大学短期大学部、マルマン株式会社、マスナビ、光村印刷株式会社、株式会社モリサワ、武蔵野美術大学、長岡造形大学、日本大学芸術学部、株式会社日本デザインセンター、専門学校日本デザイナー学院、株式会社ポーラ、株式会社竹尾、多摩美術大学、特種東海製紙株式会社、凸版印刷株式会社、ターナー色彩株式会社

展覧会概要

会期:2022年11月30日(水曜日)から12月12日(月曜日) 注:12月6日は休館
時間:午前10時から午後6時
   注:最終日は午後3時まで、入場は閉場の30分前まで
入場料:無料
会場:国立新美術館(東京・六本木)展示室1C
展示:入賞・入選作品

発行部署:企画室