学生・卒業生の活躍

2023年01月16日

「東アジア文化都市2023静岡県」のロゴマークに本学学生の作品が採用されました

2023年における「東アジア文化都市」の国内都市として静岡県が選定されたことに伴い、本学学生を対象に行われたロゴマークの募集において、入江七海さん(デザイン学部3年)の作品が採用されました。

「東アジア文化都市」とは日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を毎年原則1都市選定し、文化交流、文化芸術イベント等を実施する国家的プロジェクトです。これにより、アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指します。
また、東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。

採用作品

「東アジア文化都市」2023静岡県ロゴマーク
デザインコンセプト
日本の飾り結びのうち、結びつきの象徴として縁起が良いとされる「あげまき結び」の、結ぶ前の形状をモチーフとしている。3国で交流するため3色を使い、特に青色で富士山の形を、赤と黄色でハートの形を連想させる。また、完全に結ぶ直前の形にすることで、文化振興や東アジアの交流が、今後発展し確実に実を結んでいく意味を込めている。
ロゴマークをモチーフにしたPR動画が公開されています(制作:静岡県)。

入江七海さん(デザイン学部3年)からのコメント

このような素晴らしいイベントのロゴマークに採用して頂き大変光栄です。
ロゴマークのアイデアを出すにあたり、静岡県らしさ、3国のつながりを表す表現方法の模索にとても苦労をしました。3カ国の文化的結束を担う素晴らしいイベントにおいてロゴマーク制作という形で関わることができたことを大変嬉しく思います。このプロジェクトを通して私自身もデザインに対する視野が広がり、大変貴重な経験となりました。
親身になってアドバイスをして頂いた佐井教授や共に取り組み準備を行なった先輩方、友人に心より感謝申し上げます。 

発行部署:地域連携室