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2021年12月07日

「わ・の・わ - 人からはじまり人にかえる布、遠州織物 - 」展を開催しています(12月12日まで)

本学開学20周年記念事業の一環として、「わ・の・わ - 人からはじまり人にかえる布、遠州織物 - 」展が開催されています。

本イベントでは、地域に軸足を置いてグローバルな視点で考える課題として遠州織物をとりあげました。浜松周辺の遠州地域には欧州のトップブランドからも引き合いが入る、高品位な綿織物(遠州織物)の生産業者が今でも数多く残っています。
今回、浜松市内を中心とした20もの織物組合、業者様からいただいた端切れを、パッチワークで服の形に仕上げました。ひとつの服は56枚から130枚までの端切れがつなぎ合わされています。それらが手をつないだ展示は、人の和、人の輪をイメージしており、「わ・の・わ」と名付けて展示しています。
わ・の・わ展入り口

制作には、デザイン学科匠領域の学生の皆さん、芸術文化学科の谷川真美教授、デザイン学科の伊豆裕一教授、藤井尚子教授、荒川朋子准教授をはじめ、地域の染色作家の方もボランティアで協力をいただきました。
これらの作品は、今後、静岡県繊維協会が東京をはじめ各地で開く展示会等で活用いただく予定です。

厚手のコーデュロイから薄手のレース生地まで、すべてが同じ綿織物とは思えないバリエーションの豊かさと美しい染色からなる遠州織物を、ぜひご覧ください。

展示の様子

わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子
わ・の・わ展の様子

発行部署:企画室