藤井ゼミが「ふじのくに地域・大学コンソーシアム令和元年度ゼミ学生等地域貢献推進事業」において発表しました(藤井康幸)

ふじのくに地域・大学コンソーシアムゼミ事業は、大学のゼミと地域が、地域課題の解決方策の提言や課題解決のための実践的な研究を行うものです。

藤井ゼミでは、島田市の指定課題である『島田市の中心市街地における空き地・空き家の活用によるまちなか再生の研究』について調査研究を実施し、報告書をとりまとめると同時に、2020年2月8日に袋井市の静岡理工科大学で開催された成果発表会でゼミ生が発表してきました。
島田市の中心市街地である本通6・7丁目地区を対象に、本通6・7丁目地区の空き家や空き家の現況調査、キーパーソンへのインタビューを実施した上で、にぎわいづくりのための外部の人の巻き込みと地区内への人の呼び込み、並びに、まちなかの住民の生活を豊かの向上という2つの観点から、空き地・空き家を活用したまちなか再生や今後の商店街のあり方についての提案を行いました。

2020年2月25日には、島田市役所において、市長と市幹部の出席を得て、調査研究結果について意見交換を行い、その様子は、翌日の静岡新聞に取り上げられました。
小売の変化、モータリゼーションの伸展、また、都市構造の変化にあり、地方都市のまちなかの疲弊が社会問題となっています。藤井ゼミでは、今後とも、まちなか再活性化を中心的なテーマの一つとして扱っていきたいと考えています。

以下のふじのくに地域・大学コンソーシアムゼミ学生等地域貢献推進事業のウェブページに本調査研究の報告書が掲載されています。

https://www.fujinokuni-consortium.or.jp/introduction/course03/course03_1

藤井ゼミが「ふじのくに地域・大学コンソーシアム平成30年度ゼミ学生等地域貢献推進事業」において発表しました(藤井康幸)

ふじのくに地域・大学コンソーシアムゼミ事業は、大学のゼミと地域が、地域課題の解決方策の提言や課題解決のための実践的な研究を行うものです。

藤井ゼミでは、藤枝市の指定課題である『蓮華寺池公園からの旧東海道商店街への誘客促進』について調査研究を実施し、報告書をとりまとめると同時に、2019年2月16日に草薙の常葉大学で開催された成果発表会でゼミ生が発表してきました。

蓮華寺池公園は多くの来訪者で賑わう公園ですが、その近傍にある旧東海道藤枝宿の商店街は活力が低下している現状にあります。
本研究においては、旧東海道商店街の現状分析、商店街キーパーソンに対するインタビュー、また、地元でまちづくり、地域マーケティング等を手掛ける一般社団法人と旧東海道商店街の活性化を担当する地域おこし協力隊によるまち歩きツアーに参加し、地域の歴史文化ストックの再発見や個店等との接点を通じた商店街活性化について検討しました。
それらを踏まえて、商店街の周辺人材との連携、外部人材を導入する仕組み、食のテーマ商店街化、旧東海道商店街全体の協調を骨子とする地域への提言を行いました。

以下のふじのくに地域・大学コンソーシアムゼミ学生等地域貢献推進事業のウェブページに本調査研究の報告書が掲載されています。

https://www.fujinokuni-consortium.or.jp/introduction/course03/course03_1

スズキ歴史館に訪問させていただきました!(鈴木浩孝ゼミ、曽根秀一ゼミ)

 2019年7月17日に浜松市は高塚町にあります、スズキ歴史館にお邪魔させていただきました。
 今回は、経済学の鈴木浩孝ゼミ、経営学の曽根秀一ゼミ合同で、スズキ歴史館を訪問しました。スズキ歴史館は、JR東海道本線で浜松駅から一駅隣の高塚駅から徒歩10分ほどのところに位置しており、みなさんご存じのスズキの歴史について展示されている博物館です。
 私達、曽根ゼミナールは、地域に根差し長期経営を行ってきたいわゆる長寿企業を研究テーマとしており、今回も、ゼミ授業の一環として、このスズキ歴史館を訪問させていただきました。
 そんなスズキ歴史館は、1909年創業のスズキの変遷をたどって作られており「価値ある製品を」の言葉のもと、私たち消費者の視点に立ったものづくりを行っており、その製品の進化の歴史と、現代における車づくりの様子が展示されています。
 実際に見て回った感想として、スズキの歴史はその歴史の長さからも深く重厚であり、織機メーカーとして操業してきたノウハウを生かすことで、二輪車、四輪車、船外機へと事業を多角的に展開していったことがわかります。スズキの苦悩と努力が展示物のスケールまた、ともに流れる映像からひしひしと伝わってきました。
 その後、展示物を見て歴史を学んだあとに、スズキに長年勤められたOBの方から実際に貴重なお話をうかがい、活発な質疑応答も通じてさらにスズキに関しての知識を深めることができました。
 同社も開発を行っている、自動運転技術や自動駐車機能を備えた新型モビリティは、自動車業界そして、私たちの生活にどのような影響をもたらしてくれるのか今後の動向に私も注目していきたいと思います!
 スズキ博物館のHP等もありますので、ぜひ浜松にいらした際は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

(文責:3年西元大喜)

マルムラ製茶訪問について(曽根秀一ゼミ、鈴木浩孝ゼミ)

 2019年(令和元)10月23日にマルムラ製茶株式会社(静岡県藤枝市)へ訪問しました。今回は、同月27日に開催された「第66回日本学生経済ゼミナール大会」で発表するテーマの事例研究の一つとして、4代目社長である中村亘さんにインタビューを行わせていただきました。
 1919(大正8)年に創業したマルムラ製茶は、ある栽培方法で注目を浴びており、衰退が進む茶産業の再興と地域活性化の役割を担っています。その栽培方法とは無農薬・無化学肥料で行う完全無農薬有機栽培です。この栽培方法は1983(昭和58)年に開始され、軌道に乗るまでは、より多くの虫が畑に発生してしまう等の理由で周囲の農家から嫌厭されていました。しかし現在では質の良いオーガニック茶を栽培することで認められ、さらに完全無農薬有機栽培の高い技術を周囲の農家に伝授することによって、所在地である藤枝市の茶産業を活性化させています。また、この技術で栽培された質の良いオーガニック茶でお茶の魅力を、若い世代を含む多くの人々に広めるために東京都台東区に「NAKAMURA TEA LIFE」をオープンされています。オーガニック茶だけでなく、オシャレなデザインのパッケージが人目を惹き、さらに注目を浴びています。
 今回の4代目社長、中村さんへのインタビューでは、マルムラ製茶の歴史や高い技術、そして地域活性化についてのお話を詳しく聞かせていただきました。マルムラ製茶について知るだけでなく、ゼミナール大会の自分たちの研究テーマをさらに深め、磨き上げるための貴重な機会になりました。

(文責:渡邊愛美)

出所:https://www.tea-nakamura.com/lineup.html

「第66回日本学生経済ゼミナール大会」に出場しました(曽根秀一ゼミ、鈴木浩孝ゼミ)

 経営学の曽根秀一ゼミと経済学の鈴木浩孝ゼミによる合同チーム5名が2019(令和元)年10月27日㈰に大阪の関西大学・千里山キャンパスにて開催された「第66回日本学生経済ゼミナール大会」のプレゼンテーション部門予選会に出場しました。
日本学生経済ゼミナール大会とは、全国の経済学部・経営学部・商学部などの学生を対象に、国内最大規模の学術大会です。この大会に「伝統的茶産業の変革ー後発企業からの地域経済牽引ー」(西元大喜、南摩莉花、山本直樹、山本菜摘、渡辺愛美)をテーマにプレゼンテーションを行いました。

 これまでゼミでは、地域に根差した企業について着目してきました。その中で、静岡の伝統的産業である茶業の課題に対して、茶業の再興と地域活性に貢献した企業に着目しました。
 そこで、私たちは株式会社荒畑園さんとマルムラ製茶さんに実際に伺い、経営者をはじめ、関係者方々にインタビュー調査を行い、事例を研究しました。茶業界の中では後発企業と位置づけられていた2社でしたが、オーガニック製茶や国産プーアール茶という新たなジャンルを確立し、現在の静岡茶業界の盛り上げ役を担っています。

 今大会は全国各地から学生が参加し、日ごろの研究成果を発表する場として提供されており、学生同士の交流も積極的に行うことができました。
結果としては入賞を逃しましたが、今回の発表において、理論の研究や資料作成、インタビュー調査を行うなど、貴重な経験をすることができました。こうした経験をもとに今後に活かしていきたいと強く感じました。
 また、今回は研究分野が経済学の鈴木ゼミの学生との合同チームだったため、研究の視点がさらに深まり、事例研究やプレゼンテーションを進める上でとても参考になりました。

(文責:山本菜摘)

中日新聞・静岡新聞両編集局長によるトークセッションへの学生コメント

2019年12月6日、本学で開催された中日新聞・静岡新聞両編集局長によるトークセッション(https://www.suac.ac.jp/news/topics/2019/02042/)を受講した本学科の学生(2年:近藤優里さん)から、授業へのコメントがありました。大変興味深い内容でしたので以下に紹介させていただきます。

“新聞を若者に読んで欲しい”と言うだけでは今のSNSの勢いには勝てないと私は思っているのですが、今日の講義で具体的な新聞の役割や良さを知れたことで受動的ではなく、能動的に新聞を読みたいと思いました。このような機会が今のわたしたちには必要なんだなとすごく感じました。しかし、今一度あらためて新聞について教えてもらえる機会というのは大学生にまでなるとなかなか無いので、こうした新聞社と提携した講義は実際に現場で働く方々の生の声が聞けるだけでなく改めてマスコミの仕組みや役割を知ることができるとてもいい機会だなと感じました。また学生側も話を聞いて感じたことを発言したり、講義中に取り上げた問題について友人と議論しあったり疑問に思ったことを聞いたりと、ただ聞くだけには留まらないアクティブで有意義な学びの時間だったなと感じます。
新聞社の方々の話は学生にとって大変貴重であり、また学生の声も新聞社の方々にとって有益なものになると思うので、どちらにとってもいい事ではないかなと感じました。

具体的に今日のお話の中で印象に残ったのは、中国では報道の自由度が低く、今まで様々な事実がひた隠しにされてきた、また今でもその姿勢が変わっていないということ。京都アニメーションの話で被害者の実名報道が正しかったのか否かということに関して、あくまでもメディアの根本にあるのは“事実を伝える”という役割であるということ。また実名を出すことは遺族に負担をかけると言われるが、すべての遺族の意向が実名報道に対して否定的ではないということ。そして実名を出すことはその人の生きた証を伝え、同時にその人が残した功績を広く世間に伝えることができるという役割があること。私は今まで被害者遺族の気持ちを考えて実名報道は控えるべきだと思っていましたが、功績や生きた証を伝えられるという役割があることを知り、それは名誉な事であるなと感じました。

また、新聞特有のコンテンツである社説やコラムが民主主義を支える役割を担っているという事には今日新聞社の方に言われて初めて気づきました。私は中学三年生の頃に受験に役立つかもしれないと先生に言われて中日新聞の「中日春秋」を毎日読み続けました。今思うと、あの頃が一番政治にも社会にも文化にも興味を持っていたなと感じます。社会を知ることが日本を知ることにつながり、日本を知れば世界が見えて、世界を知ると自分の今いる位置が分かる、というようにいい連鎖が起こるので、私もまた新聞を読む習慣をつけようと思いました。素晴らしい講義をありがとうございました。

(文責:近藤優里)

舩戸ゼミが「第13回社会調査インターカレッジ発表会」において発表しました(舩戸修一)

東海地方の社会学研究者で主に構成される「東海社会学会」では、毎年、「社会調査インターカレッジ発表会」を開催しています。
これは、大学の授業やゼミで社会調査を実施した学生による調査発表会です。

今回の「第13回社会調査インターカレッジ発表会」は、10月26日(土)に金城学院大学で開催され、本学をはじめ名古屋大学・名古屋市立大学・中京大学・愛知大学・岐阜大学など8大学が参加しました。

この発表会に舩戸ゼミが参加し、現在、ゼミで取り組んでいる浜松の中山間地域の集落調査の結果について発表しました。

まず1年生の金田鈴音さん、小竹桃佳さん、鈴木義人君が「中山間地域における『他出子』本人の意識:浜松市天竜区佐久間町の調査から(1)」というタイトルで、浜松市佐久間町のある山村集落から転出した子ども――「他出子」と言います――の帰省頻度・目的や帰郷意志など故郷との関わりやその実態を説明しました。

この発表では、集落の年齢構成だけで集落の存続性を考える「限界集落」論を批判したうえで、この集落から転出した子ども――「他出子」――の数・居住場所・実家への帰省頻度・帰省目的などを示し、将来的に集落に帰郷する他出子の存在を指摘することによって、集落の人間関係からその存続可能性を考える必要性を主張しました。

次に3年生の中野七海さんと4年生の鈴木晴香さんが「中山間地域における「他出子」本人の意識:浜松市天竜区佐久間町の調査から(2)」というタイトルで、佐久間町のある集落の「他出子」本人への聞き取り調査から他出子の故郷に対する思いや考えを説明しました。

この発表では、長男は実家への帰省に対して責任感・義務感をもつ一方、長男以外の兄弟は、実家に対する責任感が長男よりも軽く、他家に嫁いだ女性は実家より嫁ぎ先を優先する傾向にあることを示し、他出子間で長男とそれ以外の続柄では実家に対する姿勢が異なることを説明しました。

舩戸ゼミでは、今後も浜松の中山間地域についての調査や地域づくりの実践を重ね、来年度の発表会においても報告したいと考えています。

次回の「社会調査インターカレッジ発表会」は、来年10月に本学で開催される予定です。

      

舩戸ゼミが「第13回社会調査インターカレッジ発表会」において発表します(舩戸修一)

東海地方の社会学研究者で主に構成される「東海社会学会」では、毎年、「社会調査インターカレッジ発表会」を開催しています。これは、大学の授業やゼミで社会調査を実施した学生による調査発表会です。

今回の「第13回社会調査インターカレッジ発表会」は、10月26日(土)に金城学院大学で開催され、本学をはじめ名古屋大学・名古屋市立大学・中京大学・愛知大学・岐阜大学など8大学が参加します。

今年も、舩戸ゼミが参加し、「浜松市の中山間地域(天竜区佐久間町)における〈他出子〉をめぐる意識調査」というタイトルで、現在、ゼミで取り組んでいる浜松の中山間地域の集落調査の結果について発表します。

発表日時:10月26日(土)14時15分~16時20分
発表場所:金城学院大学 W2 号館 1F 106号室

上記の発表では、浜松市佐久間町のある山村集落から転出した子ども――「他出子」と言います――の帰省頻度・目的や帰郷意志など故郷との関わりやその実態を説明します。また「他出子」本人への聞き取り調査から他出子の故郷に対する思いや考えを説明します。このような調査結果を踏まえ、「他出子」による中山間地域における集落維持の可能性と課題について発表します。

昨年の「第12回社会調査インターカレッジ発表会」での発表の様子

    

碌々産業へ訪問させていただきました!(曽根ゼミ4年生)

8月8日に焼津市にある碌々産業株式会社の工場を見学させていただきました。
碌々産業株式会社は微細加工の機械を製造、販売している会社です。微細加工機とは碌々産業によると加工精度5μm以下の精度をもつ機械のことを指すそうです。碌々産業の名前を聞いたことがあるという人はあまりいないかもしれません。私も先生から聞くまでは碌々産業の名前を知りませんでした。また、微細加工についても細かい柄が彫れるのかな…程度の知識でした。事前に調べていくと、スマートフォン用のレンズを制作する金型など私たちの生活に欠かせないものを作る機械を提供している会社だと知りとても興味がわきました。
実際に訪れると、代表取締役社長の海藤満さん、執行役員の河村長治さんに迎えていただき、工場見学と社長の海藤さんとお話をさせていただきました。工場では碌々産業の主力商品である微細加工機を間近で見ることができ、さらにその加工機をつかい加工されたものを見せていただきました。その中でも特に印象に残っているのは、500円玉です。現在の500円玉には透かしが入っているのをご存知ですか?その透かしの大本となる金型を作っている機械が碌々産業のCEGAという機械だそうです。日本人が一度は使ったことがあるであろう500円玉に関わっている機械をこの目で見られたことにとても感動しました。また、2020年東京オリンピックのメダルの加工にも関わっており世間の注目度が益々上がると思います。

社長さんのお話もとても刺激的でした。私たちが質問する内容にも丁寧に答えていただきました。お話の中でもブランディングについて触れる機会がありました。私たちは曲がりなりにも経営を専攻とする学生ですので少しばかり知識があります。社長さんはブランディングをとても意識した改革をしており、色にこだわっているという話を聞くことができました。制服やショールームなどの色を統一していました。社長さんの考えが行き届いていると感じることができました。
今回碌々産業に訪問することで、微細加工という普段目にしているけれどなかなか着目する分野について知見を広められたこと、企業経営におけるブランディングについてなど様々なことを学ぶことができました。お忙しい中このような機会を作っていただきありがとうございました。今回学んだことを今後の人生に生かせたらと思います。
最後になりますが、碌々産業の皆様大変ありがとうございました!

(文責:白河夏実)

国産プーアール茶で有名な荒畑園様にインタビューに伺いました!(文化政策学科・曽根秀一ゼミ3年生)

ゼミの学外学習のため、国産プーアール茶の通信販売を通じて、茶業界で独自の強みを得られている荒畑園様にお伺いしました。

~株式会社荒畑園~


株式会社荒畑園は静岡県牧之原に位置する、茶業事業を行っている会社です。栽培、製造、受注、発送を自社で行う6次産業を取り入れているのが特徴的です。歴史も長い会社で、荒畑園は元々養豚場として名が通っていた会社でしたが、1983年に茶業へと進展していきました。そして近年、茶葉のタイプのお茶の支出が減っている中、新たな事業として発展し、近年は「国産ダイエットプーアール茶 茶流痩々」を展開し人気を得ました。
そんな荒畑園様に機会を作っていただき、5月29日に代表取締役の荒畑賀範さん、課長の鈴木良隆さんに直接インタビューを行わせていただきました。
私たちが用意した質問に答えていただくという形式で、荒畑園の歴史、プーアール茶という事業に踏み込んだ経緯と経営戦略、また今後の展望などを聴かせていただきました。それぞれの項目についてとても丁寧に回答していただき、非常に参考になりました。また、荒畑園で作られているお茶をご馳走になりました。とても香りがよく、美味しかったです!
荒畑園のメインの産業は緑茶なのですが、「第二の柱」として、プーアール茶を開拓していったそうです。そして今後の展望として、「第三の柱」となりうる商品の付加価値の創造を目指しているという話を伺いました。誰も踏み込んだことのない領域だからこそ、新たな価値を生み出すことができるという、遠州の「やらまいか」の精神にも似た社風を感じることができました。

質問会の後、荒畑園の直売所へ伺わせていただきました。緑あふれる茶畑の壮観が非常に美しい、とても素敵な場所でした!茶菓子をいただき、お土産を購入しました。是非また伺いたいです!


お忙しい中、このような機会を設けてくださり丁寧に対応して下さった荒畑園様、本当に有難うございました!この度学んだことを活かしてゼミナール大会に挑戦したいと思います!

(文責:3年 山本直樹)

今年度も佐久間町で「参与観察型フィールドワーク」をします(舩戸修一)

今年度も舩戸ゼミは、浜松市の中山間地域である天竜区佐久間町でフィールドワークをします。静岡県西北に位置する、佐久間町は、1956(昭和31)年、磐田郡浦川町・佐久間村・山香村・城西村の合併(昭和の大合併)によって誕生しました。168.53km²の広大な面積をもつ佐久間町の大部分は山地が占め、近年、急激な人口減少によって存続が危ぶまれている集落が点在します。

このような佐久間町において、舩戸ゼミでは、2015年度は同町の山香地区と城西地区、2016年度は同町の佐久間地区を調査しましたが、一昨年度からは浦川地区(「昭和の大合併」の前は磐田郡浦川町でした)の調査に取り組んでいます。

舩戸ゼミでは、集落維持のための調査だけではなく、集落の共同作業にも参加することを通じて参与観察にも取り組んでいます。

今年度も、佐久間町の2集落(それぞれ9世帯のX集落と5世帯のY集落)」において、毎年7月に実施される集落の共同作業である「盆道つくり」に参加します。

この「盆道つくり」とは、お盆を迎えるにあたって集落を通る道端に繁茂する雑草を集落住民で刈り取る作業です。

舩戸ゼミでは、作業に参加するだけでなく、集落から離れたところに居住している子どもや孫にも参加してもらい、賑やかな共同作業にしようと考え、参加を呼びかけるチラシを作成しました。

地域住民の方々と一緒に汗を流すことは、信頼関係を構築し、ともに地域づくりを進めていくうえで必要だと考えています。

X集落の「盆道つくり」への参加を呼びかけるチラシ


Y集落の「盆道つくり」への参加を呼びかけるチラシ

K-MIX見学をしました!(加藤ゼミ)

5月29日、加藤ゼミの3年生はFMラジオ放送局「K-mix」(静岡エフエム放送株式会社)を訪問しました。
K-mixは今年で開局して36年。長年地域に根差したメディアとして活動するK-mixの方針や会社の概要、現在の自社制作プログラムについてお伺いし、ラジオ局の見学をさせて頂きました。
K-mixは局のロイヤリティが高く、そのシェア・聴取率は、他の放送局を抜いてダントツでトップです。特にメインターゲットである12歳~39歳は、38期連続でシェア・聴取率1位を獲得しています。それだけ多くの人々に、静岡ラジオの「定番」として受け容れられているんですね。
そんな見事な聴取率を得る秘訣としては、その放送スタイルを”変えない”ことによります。何時ラジオをつけても同じ人の声がする。いつものスタイルで、変わらずそこに在りつづけるラジオ空間が、高い聴取率のカギになっています。

そんな定番スタイルを貫くK-mixですが、この春から新番組「Double Eyes」が、2013年より放送していた人気番組「おひるま協同組合」に代わってスタートしました。ちょうど私たちが見学させて頂いた日には、水・木担当の新井翔さんがパーソナリティを務め、絶賛生放送中でした。ラジオ収録の現場を初めて見ましたが、収録室にはパーソナリティがおひとりなのに、防音ガラスの向こう側から和気あいあいとした雰囲気が伝わるようでした。

その傍らではコンピューター上で最新ニュース、気象情報、地震速報が逐一管理されていて、緊急のニュースや速報にもすぐ対応できるようにされていました。私自身ラジオを聴いているときに気象情報や交通情報を耳にはさんだりすることはありましたが、その情報がどのようにまとめられているのか、実際どのように台本がつくられているのか、というラジオ放送の裏側に立ち会うということはゼミ生の殆どが始めての事でした。

担当の日吉さんを始め、K-mixの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!この機会に、私自身も生活にラジオを取り入れてみようと思います。
(文章:瀬戸芽以)

舩戸ゼミの学生が「第29回 ヤンマー学生懸賞論文」において 全国2位の「優秀特別賞」を受賞しました(舩戸修一)

農業機械開発・製造などを手掛けるヤンマーアグリ(大阪市)主催の「第29回ヤンマー学生懸賞論文・作文」において、舩戸ゼミの鈴木晴香さん(3年生)、中野七海さん(2年生)が執筆した論文「農の『多面的機能』を内部経済化する価値創造モデルの提示-浜松市北区引佐町『久留女木の棚田』における『引佐耕作隊』の事例から-」が全国2位の「特別優秀賞」を受賞しました。

地域連携実践演習である「引佐耕作隊」では、浜松市北区引佐町の「久留女木の棚田」において、①学生主体による栽培から収穫までの米作り、②デザインによるお米の商品化と販売、③その販売による活動資金の確保、を実践してきました。
この論文では、これら活動内容や棚田の地権者への質問紙調査を踏まえ、①市場で取引されない「棚田の多面的機能(=環境保全的価値や文化的価値の維持機能)」をいかにして商品化するか、②それをいかにして「デザイン」によって商品化するか、を提案としてまとめました。
昨年度のお米「久留女木 棚田の恵」のパッケージは「棚田の多面的機能」の代表例を5つあげ、それぞれデザインで表現するというものでした。今年度は、そのうち4つに絞り、「缶」を使って新たなデザインで表現しました。

毎年、「ヤンマー学生懸賞論文」では、農業大学校や大学の農学部など農業の専門機関に所属する学生が数多く受賞し、受賞者の中には実際就農する学生も多々います。
このような中で農業についての専門的授業を受講していない本学学生が受賞したことを考えると、棚田での米作りを「生産性」や「経済性」ではなく、「デザイン」や「文化」として捉える視点も求められていると思われます。

「第29回 ヤンマー学生懸賞論文」の結果は、以下の通りです。

https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/winners.html

今後も舩戸ゼミでは、浜松の中山間地域における実践活動を深めながら、それを論文としてまとめ、発表していきたいと考えています。

昨年度のお米「久留女木 棚田の恵」のパッケージ

今年度のお米「久留女木 棚田の恵」のパッケージ

鈴木晴香さん(3年生) 中野七海さん(2年生)が出席した「第29回 ヤンマー学生懸賞論文」入選発表会(2月1日)

舩戸ゼミが佐久間町浦川地区の集落でアンケート調査の報告会を開催しました(舩戸修一)

舩戸ゼミでは、昨年6月3日(日)、浜松市天竜区佐久間町浦川地区の「地八集落(5世帯)」において「集落から転出した子ども(=他出子)」やその子ども(実家の親から見ると孫)の実態について調査し、その結果をもとに8月下旬から9月中旬にかけて他出子や孫を対象としたアンケート調査を実施しました。
 このアンケート調査の結果を2月11日(月・祝)、地元集落において地域住民の方々の前で報告しました。
今回の調査では、この他出子や孫に対していずれ親の実家や祖父母の家に戻って来て居住する意志――「帰郷意志」――の有無を尋ねました。ほとんどの実家の親は「子どもは将来的に実家には戻ってこない」と話しているにもかかわらず、実家の親は、子どもにその意志を確認すべく、直接尋ねることをしていません。そこで、このようなアンケート調査を実施し、子ども本人の意志を探ろうとするのが、この調査の狙いです。
今回の調査によって、地八集落において実家への帰郷意思を有している他出子や孫がおり、実家でなくても、佐久間町への将来的な居住を考えている他出子や孫も存在することも分かりました。また、このような帰郷意志を実家の親には全く伝えていないと回答する他出子も多数存在することも分かりました。以上のように親世代と子ども世代には帰郷をめぐる意思疎通がうまくいっていないと思われます。
さらに帰郷意思の有無にかかわらず、実家への帰省頻度を増やすことができると回答する他出子や孫が半分以上いました。ただ他出子は、実家の親とのつながりが強いものの、隣近所も含めた集落の人たちとの接点をあまり持っておらず、その人間関係は薄い可能性があります。このような他出子や孫が、集落の人たちとの関わりをさらに持つようになれば、佐久間町への帰郷意志を有する他出子や孫が増えるかもしれません。
すでに今年度の舩戸ゼミでは、佐久間町の羽ヶ庄集落において「盆道つくり」――集落の共同作業としての草刈り――の開催チラシを他出子や孫に配布し、他出子や孫が佐久間町への帰郷意志を醸成させていく仕掛けづくりに取り組んでいます。実際、今年度の羽ヶ庄集落の「盆道つくり」には、他出子2名が参加してくれました。次年度は、このような仕掛けづくりを地八集落でも実施していきたいと考えています。
今回の調査報告会の後には、地八集落の祭礼に参加しました。舩戸ゼミでは、このような集落行事にも参加していくことは、地域住民の方々との信頼関係を構築し、ともに地域づくりを進めていくうえで必要だと考えています。

「地八集落」での2回目の調査報告会ならびに祭礼への参加(2月11日)

曽根ゼミが「第65回日本学生経済ゼミナール大会」予選会で、3チームが準優勝(優秀賞)しました(曽根秀一)

本学文化政策学科の曽根秀一ゼミの学生3チームが、2018(平成30)年10月28日(日)に日本大学商学部において開催された「第65回日本学生経済ゼミナール大会(通称:インター大会)」のプレゼンテーション部門予選会に出場しました。その結果、経営分野第1ブロック、経営分野第2ブロック、社会問題第1ブロックにおいて、3チームすべてが準優勝(優秀賞)を獲得しました。

全国の経済・経営・商学部などの学生を対象とした国内最大規模の学術大会である「日本学生経済ゼミナール大会」の予選会に、本学の曽根ゼミから3チームが出場し、「中小企業による地域資源活用の発展戦略」(大島和樹、大平輝、杉山賢人、村上黎弥、足立采希)、「OEMを通じた成長戦略」(木村健人、白河夏実、鈴木花奈子)、「企業における天災リスクへの対策と課題ー静岡県企業を中心にー」(金子菜々美、小林大輝、戸田崇弘)をテーマに、プレゼンテーションを行いました。

中小企業の地域資源活用戦略に着目した4年生のチームは、2年連続優勝を狙ったものの惜しくも準優勝となりましたが、3年生も他大学との交流に緊張しつつもいずれも大健闘しました。結果だけでなく、発表に至るまでの理論研究、フィールド調査、資料作成、プレゼンテーションとこれまでの努力と貴重な経験を今後にいかしてほしいと思います。

※日本学生経済ゼミナール大会は、60年以上の歴史と伝統を誇り、「研究活動の促進」と「他大学の学生との交流」を理念に掲げて、学生に日頃の研究成果を発表する場を提供しており、毎回大会参加学生が1,500人を越える大規模な大会として知られています。