マルムラ製茶訪問について(曽根秀一ゼミ、鈴木浩孝ゼミ)

 2019年(令和元)10月23日にマルムラ製茶株式会社(静岡県藤枝市)へ訪問しました。今回は、同月27日に開催された「第66回日本学生経済ゼミナール大会」で発表するテーマの事例研究の一つとして、4代目社長である中村亘さんにインタビューを行わせていただきました。
 1919(大正8)年に創業したマルムラ製茶は、ある栽培方法で注目を浴びており、衰退が進む茶産業の再興と地域活性化の役割を担っています。その栽培方法とは無農薬・無化学肥料で行う完全無農薬有機栽培です。この栽培方法は1983(昭和58)年に開始され、軌道に乗るまでは、より多くの虫が畑に発生してしまう等の理由で周囲の農家から嫌厭されていました。しかし現在では質の良いオーガニック茶を栽培することで認められ、さらに完全無農薬有機栽培の高い技術を周囲の農家に伝授することによって、所在地である藤枝市の茶産業を活性化させています。また、この技術で栽培された質の良いオーガニック茶でお茶の魅力を、若い世代を含む多くの人々に広めるために東京都台東区に「NAKAMURA TEA LIFE」をオープンされています。オーガニック茶だけでなく、オシャレなデザインのパッケージが人目を惹き、さらに注目を浴びています。
 今回の4代目社長、中村さんへのインタビューでは、マルムラ製茶の歴史や高い技術、そして地域活性化についてのお話を詳しく聞かせていただきました。マルムラ製茶について知るだけでなく、ゼミナール大会の自分たちの研究テーマをさらに深め、磨き上げるための貴重な機会になりました。

(文責:渡邊愛美)

出所:https://www.tea-nakamura.com/lineup.html