舩戸ゼミが「浜松・中山間地域づくり学生インターン」の調査報告会を開催しました(舩戸修一)

昨年8月28日(火)から9月10日(月)にかけて、浜松市天竜区佐久間町浦川地区において舩戸ゼミ生を中心に「浜松・中山間地域づくり学生インターン」に取り組みました。

この活動では、浦川地区の上市場(かみいちば)集落の集会所に約2週間泊まりながら、河内(こうち)、島中(しまなか)、柏古瀬(かしわごせ)の3つの山村集落で調査を行いました。

その調査結果を12月15日(土)から16日(日)にかけて各集落の集会場において3年生の鈴木晴香さん、2年生の中野七海さんが発表しました。

調査報告会では、集落から転出した子どもを含めた集落の年齢別人口構成、その子どもたちの居住場所や実家への年間帰省回数などを発表し、集落や佐久間町外に居住する子どもたちとの関係性を活かした集落維持の必要性を説明しました。

次年度も「浜松・中山間地域づくり学生インターン」に取り組み、まだ調査していない佐久間町浦川地区の集落を訪ね歩きたいと考えています。

「河内集落」での調査報告会(12月15日)

「島中集落」での調査報告会(12月15日)

 

「柏古瀬集落」での調査報告会(12月16日)

舩戸ゼミが佐久間町佐久間地区の防災訓練に参加しました(舩戸修一)

舩戸ゼミでは、一昨年から浜松市天竜区佐久間町の「下平集落(18世帯)」と「羽ケ庄集落(9世帯)」において集落から転出した子どもや孫の実態について調査し、その結果を踏まえた集落維持の方策について現地で開催した調査報告会で発表してきました。

調査するということは、その実態把握をするだけでなく、問題解決策も求められます。さらに、その解決策を提案するだけでなく、それを地域住民の人たちと一緒に進めていくことも調査する側に課せられた「責任」だと考えています。

今年度も昨年度に引き続き、下平集落ならびに羽ケ庄集落の防災訓練に参加しました。舩戸ゼミでは、一緒に汗を流すことは、地域住民の方々との信頼関係を構築し、ともに地域づくりを進めていくうえで必要だと考えています。

また、羽ヶ庄集落では、10月1日の台風24号による停電の際の暮らしぶりについて聞き取りをし、山間地集落の災害への対応実態も把握しました。後日、この内容を舩戸ゼミでまとめ、この集落外に居住する子どもや孫にも伝えるために『羽ヶ庄通信』と題するチラシを作成し、全戸に年末配布しました。このようなチラシを年末年始に帰省した子どもや孫が読むことによって少しでも山間地の故郷に思いを馳せてもらえればと考えています。

「羽ケ庄集落」での防災訓練(12月2日)

「羽ケ庄集落」全戸に配布した「羽ヶ庄通信」の表紙

舩戸ゼミが「日本村落研究学会」の大会で学会発表しました(舩戸修一)

農山漁村についての研究者で構成される「日本村落研究学会」では、毎年、地方で大会を開催しています。この大会では、学会員による研究発表やシンポジウムなどが行われます。

今年の第66回大会は、昨年10月27~28日(土~日)、宮崎県西臼杵郡高千穂町で開催されました。

舩戸ゼミでは、昨年に引き続き大会に参加し、2年生の中野七海さんと3年生の鈴木晴香さんが「『他出子』本人の帰郷意識の揺らぎ―浜松市天竜区佐久間町を事例として―」というタイトルで、天竜区佐久間町の集落調査の結果について学会発表しました。

発表内容は、現在、ゼミで取り組んでいる浜松市天竜区佐久間町のある集落から転出した子ども――これを「他出子」と言います――の帰郷意志をめぐる調査結果です。昨年度の調査では、集落に居住する親たちは「他出子」に帰郷意志の有無については尋ねることはほとんどなく、他出子も帰郷については親たちに伝えていないことも分かりました。今年度の調査では、他出子が帰郷意志の有無にかかわらず、親たちにその意志を伝えにくい理由があることを他出子本人への聞き取り調査から分かってきました。

今回の学会大会では、村落研究者から質問をいただき、活発な議論ができました。

今後も、このような学会大会においてゼミ活動で得られた知見を発表していきたいと考えています。

舩戸ゼミが「第12回社会調査インターカレッジ発表会」に参加しました(舩戸修一)

東海地方の社会学研究者で構成される「東海社会学会」では、毎年「社会調査インターカレッジ発表会」を開催しています。この発表会は、大学の授業やゼミで社会調査を実施した学生による調査発表会です。

今回の「第12回社会調査インターカレッジ発表会」は、10月20日(土)に愛知県立大学長久手キャンパスで開催され、本学のほか、名古屋大学・名古屋市立大学・愛知大学など、8つの大学が参加しました。

 この発表会に舩戸ゼミが参加し、2年生の中野七海さんと3年生の鈴木晴香さんが「中山間地域における「他出子」本人の意識:浜松市天竜区佐久間町の調査から」というタイトルで、現在、舩戸ゼミで取り組んでいる浜松の中山間地域である佐久間町のある集落についての調査結果を発表しました。

発表では、集落の年齢構成だけで集落の存続性を考える「限界集落」論を批判したうえで、この集落から転出した子ども――「他出子」――の数・居住場所・実家への帰省頻度・帰省目的などを示し、将来的に集落に帰郷する他出子の存在を指摘することによって、集落の人間関係からその存続可能性を考える必要性を主張しました。

一方で、将来的な実家への居住意志(帰郷意志)の有無にかかわらず、他出子が集落に居住する親たちに、その意思を直接伝えることが難しい事情があることも示し、このような帰郷をめぐる親と他出子とのコミュニケーションのあり方が課題であることも主張しました。

 舩戸ゼミでは、今後も浜松の中山間地域についての調査や地域づくりの実践を重ね、来年度の発表会においても報告したいと考えています。

 

 

ゼミ旅行の報告(曽根秀一ゼミ3年生)

今夏、曽根ゼミでは4泊5日でフィリピンのセブ島へ旅行に行きました。

フィリピンといえばマンゴーということで、2日目に世界最大のマンゴー工場であるプロフード社に工場見学へ伺いました。プロフード社は私たちが日本で1度は見たことがあるドライフルーツを製造している食品会社です。
今回の工場見学では、敷地があまりに広大なため主な3つの工場をゴルフカートで見てまわり、マンゴーの検査とパッキング作業、ジュース缶づくり、そしてココナッツやマンゴーのドライフルーツを作るまでの過程を見学しました。

プロフード社は1980年に創業し、現在2代目の家族経営を行っています。約5000人の従業員を抱えるプロフード社の商品の80%が海外へと輸出されておりアメリカ、ヨーロッパ、日本に多く製品が販売されています。

夏のフィリピンは雨期のため、マンゴーシーズンではなく見ることはできませんでしたが、シーズンでは大勢のマンゴー職人が3秒に1個マンゴーをむいていく職人技が見られます!1人前になるまでには5年ほどかかるそうです。

今回の見学を通して中小農家の生産者からマンゴーを購入する、現地の学生支援や環境への配慮など様々な取り組みを知り、海外に発展しながらも地元の産業を牽引し、支えてきたことがよく分かりました。

3日目、4日目は海でシュノーケリングを楽しみ、ショッピングをするなどフィリピンでの観光、文化も体験しました。さらにサンカルロス大学を訪問し、Bersales教授などと交流、情報交換し、また附属博物館の見学もしました。サンペドロ要塞を訪れ、フィリピンの歴史や日本とフィリピンの関係についても学ぶことができ、有意義な時間が過ごせました。

日本との違いも大きく、どの学生も初めて経験したり、見たりするものが多く刺激を受けました。行き当たりばったりの旅にはなりましたがたくさんの刺激を受け、たくさんの吸収もできた内容の濃いゼミ旅行になりました。   (文章:金子菜々美)ゼミ旅行の報告 (曽根秀一ゼミ3年生)

ヤマハ発動機にインタビューさせて頂きました! (曽根ゼミ3年生一部)

 10月末に開催される全国学生経済ゼミナール大会におけるプレゼンのため、企業における天災リスク対策について調査している曽根秀一ゼミ3年生の一部で、8月10日にヤマハ発動機にインタビューをさせて頂きました。

~ヤマハ発動機~

 ヤマハ発動機株式会社は静岡県磐田市に位置する、おもにオートバイを製造する輸送機器メーカーです。
世界的な二輪車メーカーなので、ヤマハ発動機のバイクやスクーター等を日頃から使っている人もいるのではないでしょうか。
スポーツにおいても、サッカーJリーグのジュビロ磐田やラグビーのヤマハ発動機を所持しており、テレビなどを通してヤマハ発動機を知っている人も多いと思います。
そんなヤマハ発動機に今回機会を作っていただき、総務部部長上田弘之さん、総務部防災管理担当主事高木重保さん、総務部グループリーダー前田隆さん、顧問墨岡良一さんに直接質問させて頂きました。
まず上田さんからヤマハ発動機の概要について教えていただきました。
これまでヤマハ発動機がどのような事業を行ってきたのか、またこれからの構想についても伺いました。
次に高木さんから天災への対策についてお話していただき、施設の補強に加え、防災への教育の取り組みなどを徹底しているということが分かりました。
前田さんからは事前に送付した10項目の質問に対し丁寧にご回答いただきました。
また、今後の課題などのお話も聞くことが出来ました。
緊張している私たちを気遣ってくださり、優しく丁寧にご教示くださいました。とても有意義な時間となりました。

 最後に写真も撮っていただけました。
上田さんと高木さんはラグビーをやっていたということでとても体が大きかったです。
高木さんはなんと過去にラグビー日本代表にも選ばれた選手です!私も高校時代にラグビーをやっていたので、お話出来たことに感動してしまいました!

 質問会が終わった後、墨岡さんのご厚意でコミュニケーションプラザを案内してもらいました。
そこには多くの二輪車、四輪車、ボートなどがあり、見ているだけで二輪車の免許が欲しくなってしまいました。
また、2階にはとても綺麗なカフェがあり、美味しいご飯を食べることができとても幸せでした!
お昼のなかではマーケティングに関するお話も伺いました。
バイクひとつひとつ見ても大きさや形、デザインが異なりどの国にどんな需要があるのかが見えてきます。
日本で売れたものが海外でも売れるという訳ではなく、その国のニーズを見極める必要があると教えていただきました。
ただこの作業はとても大変で、顧客が思いつかない良いものを開発するご苦労をうかがいました。
改めて企業経営の難しさを実感することができました。

 今回の話し合いで多くのことが分かりました。天災への対策だけでなく、企業経営に関しても多くのことを学ぶことが出来ました。
お忙しい中このような機会を作ってくださり、さらに案内までしてくださったヤマハ発動機さんの対応に感激しました!
今回学んだことをゼミナール大会に活かし、良い報告ができるように頑張りたいです!
ヤマハ発動機の皆さま大変ありがとうございました!(文責:小林大輝)

ヤマコウ(加藤醤油)さんに見学、インタビューしてきました(曽根秀一ゼミ)

 前期最終日のゼミは、7月21日夕方から、曽根秀一ゼミの4年生全員で、寺島町の新川沿いに立つ、ヤマコウこと、加藤醤油さんを訪問し、4代目の虎岩博之さんにしょうゆづくりについてご案内いただきました。
昔ながらの製法にこだわられた手づくりのしょうゆ、みその製造を初めて知ることも多く、大変勉強になりました。
また、小皿にとって味見もさせていただき、その風味豊かな味わいに感激しました。
濾過したしょうゆの瓶詰めも含め、1本、1本手作業とのことでした。

 その後の質疑応答においても、製造方法や道具の名称から経営戦略、マーケティングに至るまで、多岐に渡った私たちの質問に対し、大変丁寧に答えてくださいました。
店舗では、みそだれや塩糀、そしてしょうゆを使ったお菓子やスイーツなど、様々な商品が販売されていて、皆思い思いに買い物をしていました。

 経営学を専門に学ぶ私たちにとって、日本の食文化を支えるしょうゆについて学ばせていただくとともに、「お客様に満足いただける商品を目指す」という指針のもと、長年地域に根差してこられた企業の取り組みや経営についても考える貴重な時間となりました。
大変ありがとうございました。

舩戸ゼミが「第12回社会調査インターカレッジ発表会」 ならびに「第66回日本村落研究学会大会」において発表します(舩戸修一)

東海地方の社会学研究者で構成される「東海社会学会」では、毎年、「社会調査インターカレッジ発表会」を開催しています。
これは、大学の授業やゼミで社会調査を実施した学生による調査発表会です。

今回の「第12回社会調査インターカレッジ発表会」は、10月20日(土)に愛知県立大学長久手キャンパスで開催され、本学も含め名古屋大学・名古屋市立大学・中京大学など8大学が参加します。

この発表会に昨年度に引き続き、舩戸ゼミが参加し、「中山間地域における『他出子』本人の意識:浜松市天竜区佐久間町の調査から」というタイトルで、現在、ゼミで取り組んでいる浜松の中山間地域の集落調査の結果について発表します。

発表日時:10月20日(土)14時30分~16時35分
発表場所:愛知県立大学長久手キャンパス 学術文化交流センター 多目的ホール

また、農山漁村についての研究者で構成される「日本村落研究学会」では、毎年、地方で大会を開催し、学会員による研究発表やシンポジウムなどを行っています。

今年の「第66回日本村落研究学会大会」は、10月27~28日(土~日)、宮崎県西臼杵郡高千穂町で開催されます。

この大会に昨年度に引き続き、舩戸ゼミが参加し、「『他出子』本人の帰郷意識の揺らぎ:浜松市天竜区佐久間町を事例として」というタイトルで、現在、ゼミで取り組んでいる浜松の中山間地域の集落調査の結果について学会発表します。

発表日時:10月27日(土)9時~12時
発表場所:宮崎県高千穂町役場

上記の2つの発表では、浜松市佐久間町のある山村集落から転出した子ども――「他出子」と言います――の帰省頻度・目的や帰郷意志など故郷との関わりやその実態を説明します。
さらに、このような調査結果を踏まえ、「他出子」による中山間地域における集落維持の可能性と課題について説明します。

昨年度の「社会調査インターカレッジ発表会」での発表の様子

昨年度の「日本村落研究学会」での学会発表の様子

ヤマハ株式会社・イノベーションロードに行きました(曽根ゼミ)

7月25日、曽根ゼミ3年生・4年生合同で、ヤマハ株式会社のイノベーションロードで見学をしました。
同月の3日にオープンしたばかりの新しい施設ということで、ゼミ生一同とても楽しみにしていました。

12のエリアから構成されているフロアの展示は、どれも驚きと発見に満ち溢れていました。
時代を感じる昔の機種から現在の最新機種まで、数多くの楽器がずらりと展示されていました。
作業工程の説明を読むだけではなく、実際の素材や部品に触れることができたので、細部まで洗練された技術に感銘を受けました。

音楽にまつわる展示品を通して、ヤマハの過去、現在、未来という進化の変遷を垣間見ることができたと思っています。
歴史と技術を重ねてきた、浜松の大企業の偉大さを感じることができました。

イノベーションロードの見学によって、ヤマハという企業について、そして企業史の重要性について学ぶことができました。
今後も企業の歴史や技術に関する研究を通して、学びを更に深いものにしていきたいです。
ありがとうございました。

(文章 宮本優佳)

舩戸ゼミを中心に「浜松・中山間地域づくり学生インターン」に取り組んでいます(舩戸修一)

 8月28日(火)から9月10日(月)にかけて、浜松市天竜区佐久間町浦川地区において「浜松・中山間地域づくり学生インターン」を私と文化政策学科の学生4人(3年生の鈴木晴香さん、2年生の中野七海さん、1年生の西田あいらさん、平野瞳さん)、の計5人で取り組んでいます。

 今年の活動は、浦川地区の上市場(かみいちば)集落の集会所に約2週間泊まりながら、柏古瀬(かしわごせ)、島中(しまなか)、河内(こうち)の3つの山村集落で調査を行いました。
2015年の「国勢調査」によると、柏古瀬は人口総数194 人・世帯総数98 世帯、島中は人口総数75 人・世帯総数34 世帯、河内は人口総数65 人・世帯総数26 世帯の山村集落です。

 調査内容は、中山間地域での生活や暮らし、農林業の現状、各家の家族構成などです。
後日現地で開催する調査報告会において、その調査結果をもとに中山間地域の集落存続のための方策を発表する予定です。

 今回の活動では、佐久間町のNPO「がんばらまいか佐久間」とともにソバの種蒔きなどの農作業も行い、また地域住民との交流会なども開催し、中山間地域の方々と交流を深めました。

今回の活動については、8月29日(水)の『静岡新聞』の朝刊で紹介されました。

佐久間町浦川地区の2集落で聞き取り調査をしました(舩戸修一)

 舩戸ゼミでは、6月、浜松市天竜区佐久間町浦川地区の「地八集落(5世帯)」と「和山間集落(2世帯)」の聞き取り調査をしました。
この2集落は、標高450m前後に位置する山間集落で、佐久間町の自治会の中で最も世帯数が少ない集落です。

 今回の調査では、地八集落の全世帯の方々、和山間集落では自治会長さんからお話をお聞きしました。
具体的には、中山間地域での生活や暮らしについて伺った後、世帯毎に、現在集落から離れて居住されている子ども・孫・ひ孫についてお聞きしました。
このような地縁者・血縁者の人数・居住場所・実家への支援内容・帰省頻度などは、今後、実家だけでなく、集落を維持していくためにも必要なデータです。

 今回の調査は、実家の方々への聞き取りでしたが、今後、集落から離れて居住されている子ども・孫の意識や考えを把握するためにも、これらの方々へのアンケート調査を実施したいと考えています。

 今後は、この結果を現地で開催する調査報告会で発表し、集落住民の方々と一緒に、将来的に集落を残していくための実践活動をしていきたいと考えています。

 今回の地八集落での聞き取り調査については、6月5日(火)の『静岡新聞』の朝刊で紹介されました。

「地八集落」での聞き取り調査(6月3日)

「和山間集落」での聞き取り調査(6月10日)

今年度の「浜松・中山間地域づくり学生インターン」への参加者を募集します

現在、浜松市の中山間地域では、人口流出、農林業の担い手不足、耕作放棄地の増加など、様々な問題を抱えています。このような地域に、大学生が長期間滞在し、聞き取りやアンケートなどの調査を通して、地域の人たちの声に耳を傾け、そのデータをもとに中山間地域の課題解決策を考えるインターン活動を行います。

【時期】
2018年8月27日(月)~9月10日(月)

【場所】
浜松市天竜区佐久間町浦川地区

【内容】
佐久間町浦川地区の幾つかの集落への聞き取り調査やアンケート調査を行い、集落の現状や課題などを把握したうえで、実家に通う子どもや孫などの集落出身者の実態を明らかにすることによって、将来的に集落を維持していくための地域づくりを構想します。
調査結果については、インターン活動の最終日に現地で開催する現地報告会において発表し、地域の人たちとともに今後の中山間地域づくりの方向性を考えます。また、後日、インターン活動についての報告書(400字×40枚以上)を提出してもらいます。

【参加条件と人数】
全日程参加できる本学の学生6名(応募者多数の場合、後日提出するエントリーシートの内容を見て参加者を選定します)

【参加費】
1万円(食事代など)

【参加申込みについて】
このインターンについての説明会を以下の日時と場所で開催します。なお、この会に出席しないと、このインターンには、参加できません。

日時:6月29日(金)12時15分~12時55分 場所:舩戸研究室(北棟8階の804)

昨年の活動については、以下の大学HPや文化政策学科のブログを参考にしてください。

2017年大学HP「文化政策学科の学生が『浜松・中山間地域づくり学生インターン』に取り組んでいます」
https://www.suac.ac.jp/news/topics/2017/01370/

お問い合わせは、静岡文化芸術大学・地域連携室ならびに文化政策学科教員・舩戸まで。

昨年の「浜松・中山間地域づくり学生インターン」の様子

今年も佐久間地域でフィールドワークをします(舩戸修一)

今年度も舩戸ゼミは、浜松市の中山間地域である天竜区佐久間町でフィールドワークをします。
静岡県西北に位置する、佐久間町は、1956(昭和31)年、磐田郡浦川町・佐久間村・山香村・城西村の合併(昭和の大合併)によって誕生しました。
168.53km²の広大な面積をもつ佐久間町の大部分は山地が占め、近年、急激な人口減少によって存続が危ぶまれている集落が点在します。

このような佐久間町において、2015年度は、同町の山香地区と城西地区、2016年度は、同町の佐久間地区を調査しましたが、昨年度から3年かけて浦川地区(「昭和の大合併」の前は磐田郡浦川町でした)の調査に取り組んでいます。
また、今年度は、昨年度調査した佐久間地区の集落だけでなく、浦川地地区の2集落について調査も行う予定です。

この調査では、世帯毎に、現在の家族構成について聞き取りすることによって、集落を出た子ども・孫・ひ孫がどれくらい存在し、どこに住み、どれくらい実家に通い、どのような支援を行っているかを明らかにし、集落維持のための方策を考えます。
この調査結果は、それぞれの現地で調査報告会を開催し、その結果を住民の方々の前で発表し、地域住民の方々と今後の地域づくりを考えたいと思います。

今年度の調査を開始するにあたり、4月13日(金)の午後、佐久間歴史と民話の郷会館において開催された、佐久間地区自治会連合会の総会において、自治会長の皆さんに調査についての概要を説明し、調査へのご協力をお願いしました。
調査は、6月3日(日)から始まります。

佐久間町自治会連合会の総会における今年度の佐久間調査についての説明

曽根ゼミと合同で浜松市中区にあるトリイソースの工場見学に行きました(森山ゼミ)

 トリイソースは地産地消を目指し、原材料である野菜や砂糖、香辛料にこだわり続け、創立から90年経った浜松の老舗企業です。
オイスターソースや中濃ソースといったスタンダードなものはもちろんのこと、酢飯用のお酢やみかんを使用したポン酢、オムライスソースやカレーのスパイスソースといった様々な種類を取り揃えています。テレビ番組で紹介された反響もあって、一部生産が追い付かないほどの人気ぶりだそうです。

 今回の工場見学では、実際に商品を作っている過程を見学させて頂き、ソースの瓶詰、ラベル貼りの体験をやらせていただきました。
ほとんどの作業工程を人の手で行っており、働いている社員の方々はとても生き生きとしています。「ここのソースじゃなきゃいやなんだ」、そんな地域の方々の声が仕事へのモチベーションに繋がっているそうです。

 人の温かみあふれる素敵な職場で貴重な体験ができたこと、とてもうれしく思いました。

(文章:3年 村井 季里子)

舩戸ゼミの学生が2つの「ビジネスプランコンテスト」で受賞しました(舩戸修一)

 学生の活動を支援する、一般社団法人学生サポートセンターでは、毎年、「学生ビジネスコンテスト」を開催しています。

その団体が主催する「平成29年度学生ビジネスコンテスト」において、120件を超えるビジネスプランの応募の中から、地域連携実践演習である「引佐耕作隊」が「努力賞」を受賞しました。

受賞プラン名は「耕作放棄地再生プロジェクト-『引佐耕作隊』による浜松久留女木・棚田米の商品化-」です。

 今回の「学生ビジネスコンテスト」の結果は、以下の通りです。

http://www.gakusei-sc.or.jp/pdf/29bis.pdf

さらに、静岡市の公的ビジネス支援機関である「SOHOしずおか」と「B-nest 静岡市産学交流センター」が主催する「第16回SOHOしずおかビジネスプランコンテスト」の最終審査会においては、「静岡新聞社賞」を受賞しました。

受賞プラン名は、「棚田米の販売による環境保全ビジネスの確立-浜松 久留女木の棚田を事例に-」です。

http://shizuoka-bizcon.com/archives/2017_student.html#TAB

 この発表プレゼンテーションの様子は、以下の動画から閲覧することができます。

 そもそも棚田は、傾斜がきつく、また面積も小さい水田のため、耕作が放棄されがちです。耕作が放棄されると、美しい景観の維持や生物多様性の保全が難しくなります。

 浜松市北区引佐町には「日本の棚田百選」に選ばれ、昨年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のロケ地にもなった「久留女木の棚田」があります。しかし、昨今、耕作放棄地が増えています。

そこで、今回の2つのビジネスプランコンテストでは、この「久留女木の棚田」においてお米を栽培・収穫するだけでなく、それを「久留女木 棚田の恵」として商品化し、その販売を通じて棚田米のビジネスモデルを構築するプランを発表しました。

 今回、2つのビジネスプランの発表は、「引佐耕作隊」を代表して舩戸ゼミの鈴木晴香さんが行いました。

 今後も、舩戸ゼミでは、浜松の中山間地域についての調査を深めながら、地域づくりの実践活動も行っていきたいと考えています。

一般財団法人学生サポートセンター主催の「平成29年度 学生ビジネスプランコンテスト」の表彰式

「SOHOしずおか」「B-nest 静岡市産学交流センター」主催の「第16回SOHOしずおかビジネスプランコンテスト」最終審査会