教育・研究

2023年12月25日

川根本町において古文書調査報告会を実施しました

12月10日、川根本町総合支所において「千頭殿岡家・下泉勝山家古文書調査報告会」を行いました。

西田かほる教授、水谷悟教授(国際文化学科)は、本学教員特別研究として、2019年から川根本町千頭の殿岡家が所蔵する古文書の調査を進めてきました。またこの調査は、西田ゼミ・水谷ゼミの所属学生による県内の地域課題に対する実践的な活動(ふじのくに地域・大学コンソーシアム 令和5年度ゼミ・研究室等地域貢献推進事業)としても取り組まれ、有志の方々とともに、地域資源としての古文書の活用方法を探ってきました。

報告会では、本学学生の2名(国際文化学科3年)が殿岡家文書の調査方法や文書群の特徴のほか、史料紹介として明治期の千頭観音講について発表しました。川根本町の方々50名ほどが参加し、ワークショップの際には実際の古文書に触れながら、地域の方々との交流を深めました。
「千頭殿岡家・下泉勝山家古文書調査報告会」の様子
古文書を手に取り交流する参加者

開催概要

「千頭殿岡家・下泉勝山家古文書調査報告会」チラシ画像

千頭殿岡家・下泉勝山家古文書調査報告会

【日時】2023年12月10日(日曜日) 午後1時30分から午後4時30分
【会場】川根本町総合支所 2階 会議室
【参加料】無料(申込不要)
【主催】川根本町・静岡文化芸術大学・駿遠三歴史資料調査会(仮称)
【協力】川根本町町史研究会

発行部署:企画室