世界とつながる

Brazilブラジル

Event
宮城ユカリ MIYAGI Yukari
4年生(在籍時の学年)
ブラジルといえばサッカーやカーニバルが一番に思い浮かぶでしょうか。地球の裏側の遠い国でしょうか。しかし、ブラジルは日本と強い繋がりがあるのです。

私は本学と静岡県、外務省、ブラジル静岡県人会の連携事業の「ブラジル青少年派遣事業」に参加しました。約2週間、ブラジル・サンパウロで日本文化の戦略的対外発信拠点として設置されている、JAPAN HOUSE SÃO PAULOでのインターンシップと、静岡県人会の事業に参加しました。

私はブラジル生まれで8歳の時に日本に来ました。14年間、日本に住んでいる私にとって、日本文化がブラジルでどのように発信されているのか、そして、ブラジルの日系社会について学ぶことができるこのプログラムは魅力的でした。
インターンシップの内容は業務を学ぶこと、図書コーナーの整理、そしてスタッフへ提言の発表などでした。
最後には、出発前から準備をしてきた静岡県の紹介のプレゼンも行いました。JAPAN HOUSEは日本よりも日本らしさがあり、日本人でも知らないような日本の良さをクールに、おしゃれに伝える場所でした。このような素敵な場所でインターンシップができて良かったです。短い滞在期間ながらも広くブラジルを体験でき、自身も大きく成長できる、非常に濃いものでした。

静岡県人会事業として、静岡県人会の皆様に温かく迎え入れていただき、日本人移民が開拓したカフェランジアという場所を訪れ、歴史を学びました。移民した日本人が広大な未開拓の土地をゼロから耕し、成功していったこの場所に立ち、そのエネルギーを肌で感じました。自分が日系人であること、ブラジルと日本の両方に繋がりがあることに誇りを持っていきたいと感じました。
そして、久しぶりにブラジルに足を踏み入れた時、「やっぱりブラジルが好きだ」と思いました。この良さを浜松に持ち帰り、ブラジルにつながる子どもたちに「あなたたちのルーツの国はこんな素敵な場所なんだよ」と伝えたいと思います。
ページの先頭へ戻る