世界とつながる

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Abroad
山中 有咲 YAMANAKA Arisa
4年生(在籍時の学年)
私にとって留学は、高校生のときからの夢でした。大学2年次のときから留学について真剣に考え始め、3年後期から一年間、大学を休学しカナダへ語学留学することを決めました。

初めの半年は語学学校に通って英語を勉強し、その後語学学校系列の専門学校で国際貿易について勉強しました。留学生の国籍は様々で、日本のほかのアジア圏、ヨーロッパ圏、南アメリカなど世界各国から来た留学生と一緒に学びました。授業内では、英語に限らず世界の色々な文化の違いを知ることができ、毎日が本当に刺激的でした。

専門学校へ入ってからは余暇が増えたため、日加センターというコミュニティセンターで、日本語を教えるボランティアを始めました。日本語と英語の両方で学習者に日本語を教えることは、日本語教員養成課程を履修している私にとってとても勉強になりました。学習者からの質問に思うように答えることができないこともあり、自分の力不足を感じることもありましたが、実際に海外で学習者一人一人に向き合い日本語を教えることは、とてもいい経験になりました。
カナダにはたくさんの国籍の人が暮らしており、移民した人も多くいます。カナダ特有のイベントは少ないですが、各国のフェスティバルなどが行われており、誰でも気軽に参加できます。様々な文化が共存しているカナダ留学で学んだこと、それは英語だけでなく、世界中の文化や習慣の違い、またごく普通のことである“人と関わる・繋がる”ということでした。

学校ではもちろん、多文化社会であるバンクーバーの街では人の温かみに触れることができました。何事も自分から行動しなければ始まらず、また一歩踏み出せば一気に見える世界が変わり、学ぶこともたくさんあることにも改めて気づかされました。この一年間の経験は自分の自信につながり、様々な面で成長できたと思います。日本へ帰国した後も、この経験を活かし新しいことに挑戦していきたいです。
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