世界とつながる

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Abroad
外川内瑞季 SOTOKAWAUCHI Mizuki

高校生の頃に訪れたヨーロッパへの憧れ、そして欧州最古の歴史を持つ大学で学べる環境に惹かれ、ボローニャ大学への留学を志しました。

授業では、欧州連合やイタリア政治について学びました。専門的な内容を外国語で学ぶことはとても難しく、授業に全くついていけず苦しいときもありました。しかし、自分ができることをやりきると決め、精一杯勉強に取り組んだ結果、分かることが増えて楽しくなりました。特に、イタリア語でのレポート執筆・プレゼンテーションをやり遂げたことは、大きな自信になりました。勉強、そして自分自身に真剣に向き合ったからこそ得られた成果や経験は、今後の人生においても必ず活きると信じています。

勉強以外では、大学付属の合唱団と吹奏楽団で活動しました。大好きな音楽のおかげで、たくさんの大切な友達ができたことは、私の一生の宝物です。特に、合唱団のドイツへの演奏旅行では、留学で出会った仲間とともに多くの時間を過ごし、感動を分かち合いました。

留学を通して、「すべてはつながる」ことを実感しました。どんなに些細なことや、上手くいかなかったと思うことであっても、それらにはきっと意味があり、今度の人生のどこかでつながるかもしれません。私自身も留学中に、これまでの経験が思わぬかたちでつながったことが何度もありました。 目の前のすべての出来事にきっと意味があること。だからこそ、「いま」を一生懸命生きること。留学中、いつも考えていたことです。この教訓を胸に、これからの人生も歩み続けたいと思います。
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