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Korea大韓民国

Event
菅沼 遥 SUGANUMA Haruka
3年生(在籍時の学年)
SUACでは韓国にある湖西大学校と交流協定を結んでいます。私は4ヶ月間の留学をしました。留学中に、天安市にて、「フンタリョンダンスフェスティバル」(2013年10月1日〜6日)が開催されました。2.2㎞にも及ぶダンスストリートを、世界20か国7000名ほどの踊り手たちが練り歩くというイベントです。私はこのイベントに日本人として参加しました。

韓国の留学は語学の習得が中心となりましたが、実際に、ある国で生活をするというのはこれに留まるものではありません。生活者としての体験、大学生としての体験は交換留学だからこそ得られたものでした。私が体験した文化交流イベントもその一つです。
このイベントに参加した時、私はまだ簡単な日常会話しかできませんでした。だから、十分な意思疎通ももちろんできないし、何よりも話しかける勇気もありませんでした。しかしダンスを通して交流するこのイベントを通して、私自身、積極的な気持ちをもち、積極的な行動をおこせるように変わっていきました。
私たちの企画は、私たち日本人の考えたダンスを披露するものでした。韓国人とともに踊り、一緒に踊る人達だけでなく、ギャラリーにも日本の文化を知ってもらう機会にしたいと考えました。
4ヶ月という短い留学生活の中で、現地の文化を吸収することは日常的にできます。しかし、日本の文化を伝えられる機会はそう多くはありません。日本の文化に興味がある人にもない人にも、なんとなくであっても、まず「知ってもらう」ということに意味があるのではないでしょうか。

今回のイベント、もちろん、各国での交換留学という体験を通して、「人々との繋がること」で、私の人生は180度変わりました。留学生活が終了した今でも、韓国語の勉強や研究を続けながら目標にむかって日々努力しています。
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